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サウンド・オブ・サンダー [洋画・DVD] [映画]

そういえば世間では夏休みというモノになっていたんですね。
なんだかもう夏休みなんてモノ、忘れていましたよ(^^;
休みという言葉に反して仕事が忙しくなるとはコレイカニ。

そしてこの週末の暑さ。
出たくねぇ~ヾ(*´Д`*)ノ<色々あって、ダル~!
…と言っていても勿体無いのでDVDを借りてマッタリすることにしました。
ドトールのアイスカフェモカ片手にクーラー浴びてDVD鑑賞。
たまにはこういうのもいいですな。

というわけで、「サウンド・オブ・サンダー」の感想などを。





この作品の概要を簡単に言うと、2055年、タイムトラベルを売り物に恐竜ハンティングを楽しめるという会社のお話です。
「過去のものを持って帰ってきてはいけない」、「過去に物を置いてきてはいけない」といったルールの上で、6500万年前の白亜紀にタイムトラベルして毎回同じ時間に、同じ恐竜を倒すというだけなんですが、まぁ、起こってしまうわけですわ。

たった1.3gの”ある物”を持って帰ってきてしまったばかりに、現代に異変が起こる。
それが何なのかはしばらくわかりませんが、どんどん世界が変わっていく様子が個人的には観たかったところだったわけです。



その作品、その監督が思い描く”今とは異なる進化を遂げたら、どんな生物がいたのか”というのが結構好きだったりします。

たまにテレビでやりますよね、人類が滅んだ後、さらに何億年後の地球にいる生物とか。「フューチャー・イズ・ワイルド 驚異の進化を遂げた2億年後の生命世界」という本があるのですが、ここ最近での個人的ヒットだったりします。カタツムリが一本足で地上を闊歩していたり、ウズラはモグラのようになっていたりとか。こういうのを見るのが大好きだったりします。

この作品の場合は、人類が過去に変化を及ぼしたことで”別の進化があったことになる”ということで、今の人間とは違う生物が地球上に生まれたらどうなっていたか、という部分が楽しめるわけです。



とはいえ、変化はいきなり全部ガラリと行われるわけではなく、”時間の波”が断続的にやってきて徐々に変化していくというのが、この作品での面白いギミック。

まずは植物から変化があり、次の波では生き物に変化が訪れ……このままいくとあと数回の”時間の波”で人類が変わってしまうという。
それを食い止めるために原因を突き止め、過去に戻って元に戻すことになるのです。



しかしそう簡単には戻せません。時間の波がどんどんやってきて、すでに別の変化を遂げた生物が人類を襲ってきます。
途中、「これなんてバイオ?」状態でしたが、創造上の生物が出てくるのは面白かったです。

できれば”もし人類に変わる生物がいたとしたらどんな形なのか?”という部分が観たいので、バッドエンドでもいいから見たいと思ってしまったぐらいです。まぁ、チラリと観せてくれたのはニクイ演出でしたが。



さて、過去に戻って”ある物”をその時代に戻したとしても、結局同じ過ちを繰り返しては意味がないのでなんとかするわけですが、そこはまぁ、ギリギリ納得できるといったところでした。

ただ、その”ある物”がトリガーだったとしても、どうして現代にそれだけ大きな変化が起こったのかの理由付けが無くて残念でした。

とはいえ、結果的に面白く観れた作品たったので良かったとします。





ところで、この作品で行なわれた”過去の過ちを繰り返さないように、無かったことにする”という行為を見てふと思ったことがあります。

現時点ではタイムマシンなんて作れないと言われていますが、実は作られたことがあって、実際にタイムトラベルを経験できる。しかしながら過去に影響を及ぼしてしまったために現代が変わって、それを直すために何かが行なわれた。これはマズいと思い、以後タイムマシンは”作れない物”としてその事実を葬り去ることにした。…という、この作品と似たようなことがあったんじゃないかと思ってみたり。
まぁ、書いている自分も半信半疑なんですけどね。





よく”時間”は一本なのか複数なのかという話があります。

大抵がこの作品のように一本説。過去に何か及ぼすと現在未来に影響があるというもの。

複数説とは、未来からやってきて現代で何かを行なっても、その人のいた未来では変化は起こらない。しかし、やってきた現代の先にある未来は変化があるというもの。有名なところでは「ドラゴンボール」でしょうか(それしか浮かばなかったw)。

自分はやっぱり一本説なのですが、小学生ぐらいの頃、自分はどんな大人になっているんだろう? 21世紀ってどんなだろうか? 見てみたいなと思ったことが何度かありました。「ドラえもん」を読んでいた時期ですからね、そんな考えも出てきます。例えば未来の自分がやってきて事故が起こる前に注意してくれるとか。ま、そんなことは微塵も無かったわけで…。

今になって思います、未来の自分は見ないほうがいいと……(笑






サウンド・オブ・サンダー デラックス版

サウンド・オブ・サンダー デラックス版

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/07/21
  • メディア: DVD


フューチャー・イズ・ワイルド

フューチャー・イズ・ワイルド

  • 作者: 松井 孝典, ドゥーガル・ディクソン, ジョン・アダムス
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2004/01/08
  • メディア: 単行本


 


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