ARIA The ORIGINATION 第12話 「その 蒼い海と風の中で…」 [ARIA]
ついに来ましたか、灯里のプリマ昇格試験。
ここまで見ていれば受かることは目に見えて分かるものの、
それがどんなエピソードで綴られるのかが楽しみなところ。
藍華のプリマ昇格は、さらりとオープニングで見せただけで終了。
……省略?
まぁ、それはいいとして、とにかく今日は灯里だ。
「灯里ちゃん、明日、プリマの昇格試験をおこないます」
って、ええええーー!
言っちゃったよ。アリシアさん、そこで言うのか~。
とんでもないプレッシャーだろうに。
と思ったものの、力強く「はい」と答える灯里。
でも次の場面で…
これ笑ったw
やっぱプレッシャーあるよな~。
もう緊張してドキドキしっぱなしで眠れない灯里。
アリシアさん、あんたって人はなんて酷なことを…(;´Д⊂)
もしかしてこれも試練なのか!?
ここから試験は始まっているのか? …て思うぐらい前日からの試験告知。
眠れない、これは眠れないよ…。
あまりの緊張に、夜の街へとゴンドラを漕ぎ出す灯里。
彼女なりの気持ちの落ち着かせ方ならば、それでいいと思う。
その後ベッドで寝付く灯里のあと、窓の外を映し出すシーンが入る。
このとき、何やら怪しい雲行きが…
まさか、まさか雨ってことはないよね?
なんて思ったところ的中。
嫌な予感は当たるってことで。
そりゃないよ~、せっかくの灯里ちゃんの試験日なのに。
なんとか午後に晴れて、いよいよ試験開始!
うっわ~、ドキドキするな~。どんなエピソードを見せてくれるのだろうか。
途中、暁とウッディーによる声援。
さらにトラゲットのときのウンディーネたちが!
この演出は嬉しい。
やっぱ灯里ちゃんの良さって、”人を惹きつける”ところだよね。
くったくない笑顔と心のこもった対応、純真な気持ちで献身する心。
とにかく彼女に触れた人は、みんな笑顔になるってところが魅力だ。
たとえ試験中であれ、彼女を見かけたみんなが声をかけたり、応援してくれる。
それを改めて目の前で見たアリシアさんには、かなり高評価なのでは?
アリシアさんも人気はあるけれど、それは憧れからくるもの。
灯里の場合は、一度知り合えばまるで十年来の友のように仲良くなれて
気軽に声がかけられるという違いがある。ここは大きいなと。
果たしてアリシアさんには今の灯里はどんなふうに映るのだろうか…。
漕ぎと観光案内の成長ぶりを誉めるアリシアから、さらなる試練が。
普段は進入禁止区域だという極細な水路。
「すごく狭い…今まで通ってきたどんな水路よりも」
って、ほんとに狭ぇぇ-!Σ(; ̄□ ̄
だ、大丈夫なのか?
「不思議なくらい、不安はない」
この灯里の心の声を聞いたとき、これが日頃の成果なのだと痛感した。
”日頃からの練習の成果は自信を付けさせてくれる”という言葉は、
スポーツ系の漫画などでよく聞くセリフ。
もちろん技術も向上するものの、
いざというときの自信になってくれるから、それが度胸に繋がる。
自信というのは、ここぞというときに大きな技術を爆発させてくれるものではなく、
今持つ力を十分に出すことのできる支えなわけです。
おそらくこの回の趣旨はそこなんじゃないかと。
灯里の場合、決して本番に強いタイプではない。
頑張ったからその分、試験ではさらに大きな力を発揮させてくれるということもない。
どこかの作品で、”実力以上の力なんて出せないもの”という言葉があった。
それは自分の天井がそこまでだという意味ではなく、
日頃の努力がそのまま”いざというときに発揮できる力”であって、
そこに”運良く”とか、”いつも以上の力”だとかは一切出てこないということ。
だかこそ”積み重ねてきた成果”ってものが、こうしたときに色濃く見られるわけです。
深夜に練習に出た灯里が
「落ち着いて、いつもの練習のとおりに」
と言っていた言葉のとおり、普段通りにやればいい。
”不思議なくらい、不安はない”という気持ちは、
普段の技術を持ってすれば受かるという自信の現れなのだから、
それだけ練習を重ね、度胸を付けてきた証拠なのだと思う。
行ける。今の灯里ちゃんなら行けるぜ!
見事に細い水路を抜ける。
そしてアリシアさんからのさらなる問いかけに答えを出す灯里。
「私がなりたいのは、アリアカンパニーそのもののようなプリマです」
この抽象的な答えに自分はちょっと首をかしげたけれど、
おそらく、暖かくみんなが笑顔になるようなプリマってことかな。
まぁ、この問いかけに正確な答えは無いので、アリシアさんがどう取るかだけれど。
「灯里ちゃん、あなたがアクアに来てくれてから私の世界は一変した」
「あなたに出会えて本当によかった。ありがとう、私のアクアマリン…」
な、なんの告白だろう…?(*´Д`*)<ドキドキ
アリシアによってシングルを示す手袋が、灯里の手からそっと取り外される。
「プリマ昇格おめでとう、灯里ちゃん」
「ありがとうございます、アリシアさん!」
うん、良かった。
アリスちゃんのときのように大きな衝撃は無かったものの、
これまでの灯里の姿を見てきた側として、
ここは素直に拍手を送りたい気分になったよ。
憧れ続けたプリマになれた灯里。ついに、ついに…
そこでアリシアが一言。
「あなたに大切なお話があります」
……え? なに? ここで今日は終わりですか!
うっわ~、なんだろう。すげー気になる。
原作のある作品なので、知っている人も多いかと思いますが、
知らない自分にとっては色々な想像が駆け巡ります。
藍華が支店長になったのが布石で、ここはアリアカンパニーののれん分けとか?
はたまた新たなウンディーネ育成に向けて新人が入るとか?
それともアリシアさんが引退でもしますか?
きっと何か衝撃的な展開が待っているに違いない。そう思いたい。
なにはともあれ、ひとまずここで言っておこう。
おめでとう、灯里ちゃん!
HINAKAです。
カルディア様
もう、その通りの感想なので、nice!以外有り得ないのですが、今回は一言だけ。
「アリシアさん、そのヒキはないよォ~ッ!!」
原作を知らないことからも、気持ちは同じですので、今回は以上です。
by HINAKA (2008-03-26 22:48)
HINAKAさん>
こんばんは~(・∀・)ゞ niceありがとうございます!
アリシアさんのお話、気になりますね~。
次回はいよいよ最終回、ワクワクします。
by カルディア (2008-03-27 00:42)
はっちんさん>
niceありがとうございます。
by カルディア (2008-03-27 00:43)
藍華の昇格試験は、原作ではスルーだったりしますので、アニメでOPだけどちゃんと描かれたのはうれしかったっすねー
アリシアさんのヒキは。。。原作通りなら、えーーーーーーっっていうような内容なのでお楽しみです(^^)
by うっちー (2008-03-27 22:29)
うっちーさん>
こんばんは~(・∀・)ゞ niceありがとうございます!
原作に藍華のは無かったのか~!
それならこれは嬉しい展開ですね。
>えーーーーーーっっていうような内容なので
うっわぁぁ…なんか怖いなぁ(;´д`)ゞ
斜め上を想像しておきますw
by カルディア (2008-03-28 00:39)
「直chan」さん>
niceありがとうございます。
by カルディア (2008-03-28 00:39)