2012年3月末 冬アニメの最終回感想まとめ(3) 「ちはや」が激走！「なつまち」も！

豊作だった冬が終わるだなんて！

3月までに最終回を迎えた冬アニメの感想を、数回に分けて書いていきます。

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

あくまでも個人的な感想で、
評価は辛口なところもあるのでファンの方はご注意ください。

◆ちはやふる （◎） [2クール]

競技かるたに白熱必至！

序盤の展開は『ヒカルの碁』がチラ付いたものの、
上手くアレンジして独自路線へと突き進んだ作品。
間の取り方、迫力を出す構図などアニメとしての見せ方も
引きこまれるほどに良かった。
周囲の面々たちにも愛嬌があって楽しく、試合は白熱。
これは久々にハマった作品だ！

ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・28








◆パパのいうことを聞きなさい！（○）

おいたん、ひなだお！

初回の明るさから２話目で落されるインパクトは凄い。
不遇な境遇も３姉妹の元気さでカバーしているところが見続けられた要因だと思う。
現実的なツッコミをしてしまう人は避けたほうがいい作品だよね。
これは素直に慎ましい生活を送る３姉妹の可愛さを楽しむのが吉。
この子たちの数年後を見てみたいなぁ。
OP、EDともに惹かれるところもGOOD。

ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
総合点・・・20








◆あの夏で待ってる （◎）

続きが気になる見せ方に踊らされたぜ

ひと夏の不思議な体験＆美少女という定番設定ながらも楽しんで見られた作品。
最近のアニメとしては奇をてらっていないんだけど、ストレートさが逆に良いのかもね。

毎回ドキリとする展開で続くものの、
次の回では思いのほか大事にならないので、激しく期待しているとズコーっとなる。
けれど１週間もすれば気持ちが冷まされているから問題無い、
それよりも次への引き込みを盛り上げるのが吉、という戦法なのだろう。
「あの花」しかり、今の長井監督の作り方なのかな。

ラストでみずほ先生（と思っていいだろう）の思念によって「おねてぃ」視聴者には嬉しい演出。
檸檬の謎がうやむやにされずしっかり明かされたのは安心した。

それにしても柑菜が良い子過ぎる！　なのに不遇。
一番難しい役どころは、喜怒哀楽がくるくる変化する柑菜だったと思う。
それを新人声優の石原夏織がばっちりとこなしていたところは評価したい。
この作品でかなりテクを積んだと思うよ。
石原夏織ボイスはとても気に入っているので今後の成長が楽しみ。

ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・25








◆ハイスクールD×D （○）

お色気も展開も気持ちいい！

お色気先行の作品なので中身は期待していなかったものの、
話の展開が面白く、回を重ねるごとに視聴意欲が上昇していった作品。
キャラも魅力的で、特にリアス先輩のグラマーキュートがGOOD！
バトルも笑いもあって、話も分かりやすい。

終盤戦からの雪辱戦という展開も熱くなれる良い締め方。
ラストはグッとくるほど可愛いリアスにこちらまでとろけそうだった。
EDアニメは気合いの入ったクネクネっぷりで良かった！

ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・23








◆リコーダーとランドセル ド♪ （△）

毎回同じようなオチを楽しむ作品

毎度警察に補導されるオチを分かりつつ見る作品だね。
さすがに１話が２～３分だと評価しづらいく、
悪くは無いけれど得る物もなかったかなと。
引き続き２期が放送されるけど多分見ないなぁ。

ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・16








◆Another （○）

ミステリー作家ならではの仕掛け

学園内で起こる謎の死亡事故、という暗さ漂う作品。
物語の見せ方は上手く、先が気になる引き込みはさすがミステリー作家作品だ。

結局のところ謎の死が起こるのは必然であって、呪いの類なんだね。
死者は誰かという部分だけに重きが置かれるんだなと。
最後の最後まで死者がまったくわからなかったよ。
言われてようやく合点がいく寸法。
ミステリー好きの自分にもなかなかに楽しめた作品だ。

ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・21





以上、６本。
まだまだ続きます！→　まとめ(4) 「いぬぼく」が冬の大穴！　アマガミ、シンフォギア、P4も大健闘！





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タグ：最終回 終了アニメ感想

コメント 6

ちはやふるはアニメになっても原作の雰囲気を良い感じに再現してて最高でしたねえ。(・´з`・)以外だったのはハイスクールＤＤでしたね。以外と熱かった！(・´з`・)あの夏はド安定！！本当にドド安定ー！(≧ω≦)ｂ
by 大林　森 (2012-04-06 02:28) 

ちはやふるは良かったよね。
でもやっぱ、なつまちかな！ｗ
でもあまり絶賛されてるのは見ないなぁ。結構叩かれてる気もする。
私もテンプレ展開な作品は好きじゃないけど、この作品はなぜか全て許せたなぁ。つまんないところが一つもなかった。
まぁ叩かれても全然いいんだけどねｗそれだけ期待が大きかったことの裏返しかもしれないし。
逆にアナザーは至る所で好評価されてるような気も。
悪くはなかったしそこそこ面白かったけど、そこまで良い作品だったかなぁ？
何も解決されてない気がするんだがｗｗそこがいいのかね？
by mana (2012-04-07 14:44) 

アニメレビューお疲れさまです!(・∀・)

＞◆ちはやふる （◎）
ちはやふるは私も前期終了アニメで面白かった1本です。
競技カルタを上手くアニメで魅せてくれた作品ですね。
かなちゃん可愛かったですｗ

＞◆あの夏で待ってる （◎）
1クールにきっちり詰め込んでて毎回楽しみにしてました。
出てくるキャラも皆魅力的でしたね。
最初ミオはなぜ裸なんだろうと思ってましたが…裸族とはｗ

by hoso (2012-04-08 05:26) 

大林　森さん＞
こんばんは～(・∀・) ゞ　niceありがとうございます！

「ちはや」は本当に毎回ワクワクで面白かったです。
「ハイスクールD×D」はお色気ありでここまで楽しませてくれるとは思っていなかったなぁとｗ

by カルディア (2012-04-08 12:39) 

manaさん＞
こんばんは～(・∀・) ゞ　niceありがとうございます！

「なつまち」絶賛してましたねｗ
叩かれたのは”「おねてぃ」に似ているを知ってる自分アピール”なんだと思える。
また類似性のあるものはそれだけで叩く対象になったりね。
創作物って似ていて当たり前なんだけど、
それを許せない人が声高らかに主張するから困ったもの。
「あの花」のブレイクで目を付けられてアンチが増えたってこともありそう。
そんなこと気にせずに１作品として楽しめばいいのになぁｗ

「Another」は突出しないけどそれなりに楽しめた感じ。
高評価はアンチにさほど目を付けられなかったという見方も。
結局その年は回避できたけど、根本は解決されてないよねｗ

by カルディア (2012-04-08 12:40) 

hosoさん＞
こんばんは～(・∀・) ゞ　niceありがとうございます！

「ちはや」は見せ方次第で面白くなりそうだなと思いきや、予想以上に面白くなったなと。
これは続きもぜひアニメで見たいものです。

「なつまち」はキャラの魅力が高かったですね。
私的には柑菜の存在はすごく作品を引っ張ったなと思っています。

by カルディア (2012-04-08 12:40)