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氷菓 第22話(最終回)感想 美しいえるに奉太郎ドキドキか! 男性声優が豪華だ [氷菓]

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「折木さんに紹介したかったんです」

ついに最終回を迎えることになった氷菓。
最近の流れを見ていると奉太郎とえるの進展がすごく気になるね。
果たして新たな一歩を見せてくれるのか。

第22話「遠まわりする雛」





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「千反田さんの娘さんに傘を差す人だね?」

『生き雛祭り』の傘持ち役をえるに頼まれた奉太郎。
なんとも騒々しい場所に肩身の狭そうな感じだねw
こういう賑やかなお祭りによく重い腰を上げる気になったものだなぁ。
えるの頼みだからかな、やっぱ。

てかおっちゃんたちの声、石塚運昇、永井一郎、千葉繁...
男性声優が豪華だな!







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「トウジ橋か」「ちょっとなぁ」

工事中の橋が渡れないため少し遠めの橋を渡ろうという提案が出るも、
全員が首をもたげて困惑。ルート的には最善策だと思うんだけどね?
きっとこうした田舎では派閥だのしきたりなどがあるのだろう。
そういう感じの戸惑い方だ。







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「大変よくまとまったお話でした」

なんだか上から目線な言葉使いw
着付け中のえるの姿は見られないが、今起こっている問題を布越しに解説。
えるが落ち着いていて普段と違う印象だ。

「先方の宮司には私から話しをします。
氏子総代には父から電話をするよう頼んでみます」

とても短かい伝言だけど、すべて解決するだけの意味があるのだろう。
名家千反田家なら父親も結構な権力を持っていそうだからね。







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「あれは入須先輩」

男雛役は女性でもいいのか。
ここまで化粧されていると入須先輩の面影無しだけど。



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えるちゃん、おでこ全開だ。
その姿に奉太郎絶句。完全に心奪われとるw



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このあたりの背景というか演出が綺麗だったね。
どこか幻想的でその感じも良かった。







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「千反田が見えない。気になる、気になる…」

やや後方からの傘持ちのため、えるの顔が良く見えず。
いつもはえるの「気になります」を回避する奉太郎も、
この時ばかりはその姿が気になります状態。
でも見てしまったらきっと恋に落ちてしまうだろう、という雰囲気だね。







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「どうだその後?」「まぁそれなりに」

ってことは付き合い始めたってことなのかな?







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「ずっと我慢してました!」

ようやく本来のえるちゃんが戻ってきてくれたw
なぜ今日のタイミングで橋が工事することになったのか。
なぜそれを関係者全員が知らなかったのか。
祭事中、ずっとウズウズしている姿がなんか想像できるw








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「滅多に見られない行列だ」

工事を発注した者を推理。
橋を渡れなくすることで行列はサクラの木の下を通るルートになる。
茶髪の彼は写真家を目指しているから、
その瞬間を撮影したかったのだろうということで決着、と。







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「北と南の調整をしただけです」

昔は土地争いもあった南北の街。
現代では目に見える争いはないものの祭事では問題が浮き彫りになる。
そこでえると父親の両方から隣町へ一報入れることで丸く収めたと。
そういう風習だの流儀が根強く残っている所はまだ多いだろうなぁ。







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「私はたぶん会社経営には向いてません」

この歳からすでに将来を考えるとは名家のお嬢様も大変だ。
文化祭を機に人を動かすことに向いてないと判断したのだろう。
経営者よりも研究者を目指す感じだろうか。
私的には奉太郎のような軍師がいれば
ドンと構えていられる地位に座っていてもいいと思う。
サポート役が優秀なら千反田家はえるの代でも安泰だと思うよ。







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「俺が修めるというのはどうだろう?」

えるが諦めた経営的戦略眼を奉太郎が修める。
つまりそれは一緒になろう、言うなれば結婚の約束みたいなものかな。
遠まわしな言い方だけど簡単に言えば告白だ。

最後の最後に奉太郎よ、よくぞ言った!
と思ったら奉太郎の妄想だった! やられたw







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最終カットのサクラの花。なんだかハートマークに見えたよ。

二人の距離が縮まりつつある流れで終わりか。
まだまだ見たかったなぁ。




【過去ログ】
第21話「手作りチョコレート事件」
第20話「あきましておめでとう」
第19話「心あたりのある者は」
第18話「連峰は晴れているか」
第17話「クドリャフカの順番」
第16話「最後の標的」
第15話「十文字事件」
第14話「ワイルド・ファイア」
第13話「夕べには骸に」
第12話「限りなく積まれた例のあれ」
第11.5話「持つべきものは」
第11話「愚者のエンドロール」
第10話「万人の死角」
第9話「古丘廃村殺人事件」
第8話「試写会に行こう!」
第7話「正体見たり」
第6話「大罪を犯す」
第5話「歴史ある古典部の真実」
第4話「栄光ある古典部の昔日」
第3話「事情ある古典部の末裔」
第2話「名誉ある古典部の活動」
第1話「伝統ある古典部の再生」







タグ:氷菓
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つるぎうお

今回は京アニ美術全開でしたねー。この巻はblu-rayで見たいです。

by つるぎうお (2012-09-20 01:26) 

大林 森

確かに円盤ほしい!(ヽ´ω`)!!次の中二も楽しみです!
by 大林 森 (2012-09-20 10:34) 

九竜一三

どうもこんにちは。
ついに最終回となりました。

>こういう賑やかなお祭りによく重い腰を上げる気になったものだなぁ。
>えるの頼みだからかな、やっぱ。
一応バイト代が出るというのと、「手短に」困ったえるを助けられるという二つの理由があったわけですが、まあ、える以外の頼みだったら、断ってたでしょうね(供恵を除く)。
それにしても、電話のシーンで招き猫を大写し…やっぱり二期を考えてるんじゃないか?

>てかおっちゃんたちの声、石塚運昇、永井一郎、千葉繁...
>男性声優が豪華だな!
まさか学園ものの最終回にして、おっさんだらけの回になるとは!(^_^;)
原作では里志、摩耶花とのやりとりも短いですし、入須との絡みもありませんから、喋っているのが奉太郎とえるを除けば、ほぼ親父連中なんですよね。
まさに親父祭り状態。

>着付け中のえるの姿は見られないが、今起こっている問題を布越しに解説。
>えるが落ち着いていて普段と違う印象だ。
千反田の娘としての佇まいですね。
というか、普段はこっちの状態の方が多いんじゃないですかね。
そう考えると、古典部はえるがリラックスできる、数少ない場所なのかもしれません。

>男雛役は女性でもいいのか。
たぶん、雛祭りだけにメインの役は全て女性じゃないですかね。
まあ、入須ほど内裏様に適任な人がいなかっただけかもしれませんが。

>このあたりの背景というか演出が綺麗だったね。
>どこか幻想的でその感じも良かった。
ここは、心ここにあらずといった、奉太郎の心理的描写も兼ねているので、演出側でも相当力を入れたんだろうな、と感じました。

>いつもはえるの「気になります」を回避する奉太郎も、
>この時ばかりはその姿が気になります状態。
原作では、ここでようやくえるの好奇心がこういうものなのか、と考える奉太郎ですが。
いや、それは好奇心とはまた違うだろ、という。(^_^)
奉太郎の心の不器用さは、実は里志以上なんでしょうね。

>ってことは付き合い始めたってことなのかな?
原作にはないシーンですが、最終回だけにさすがに投げっぱなしにはできなかったんでしょう。
春休みということもあって、毎日のようにお出かけしてるんじゃないですかね。
「二人の距離の概算」では「土日のスケジュールがいっぱい」みたいですし。

>茶髪の彼は写真家を目指しているから、
>その瞬間を撮影したかったのだろうということで決着、と。
えるが謎の正解を出したのは、今回が初めてですね。
理由付けは独特でしたけど。

>最後の最後に奉太郎よ、よくぞ言った!
>と思ったら奉太郎の妄想だった! やられたw
原作とは場所が変わっていますが、この場面はアニメ版の方が効果的ですね。
幻想的な狂い咲いた桜が、奉太郎の妄想を幻視させたようなイメージになっていて、実に映像的です。
原作通り、縁側での話だと、映像化しにくかったでしょうね。

>最終カットのサクラの花。なんだかハートマークに見えたよ。
これがラストカットとは思いませんでした。(^_^;)
里志たちのフォロー、入須との絡みといったオリジナルシーンを入れたからには、エピローグ的な場面が入ると思っていたんです。
原作通りではありますが、ここでラストというのは、あまり最終話らしくないんじゃないかと。
実のところ、OPとEDがちゃんと入っているのに違和感を感じました。(^_^;)
尺的に余裕があるんだったら、カットしてほしくなかったシーンもありますし(本筋とはずれていますが、奉太郎とえるの笑えるやりとりを中心に細々とカットされてました)、最終話的なエピローグは欲しかったところです。
あっさり終わるのも、「氷菓」らしいといえばらしいのかもしれませんし、「最終話的じゃない=二期も考えてるよ」ということなのかもしれないと思っておきます。(^_^)

個人的に思い描いていた、理想のオープニング&ラストは、大体こんな感じ。
<オープニング>
えるの電話から奉太郎が神社に辿り着くまでをOP扱い。
割と空間の開けているカットを使えそうなので、そこにスタッフやらの文字を載せる。
<エンディング>
「いいえ、もう春です」という笑顔のえるのカットでホワイトアウト。
OP曲(曲は「優しさの理由」でも「未完成ストライド」でも)が流れ始めて、スタッフロール。
場面が春休み明けの学校に変わる。
奉太郎が部室に入ると、里志と摩耶花がいる。
「雛祭りの写真をプリントアウトした」と言う里志。
その写真を、奉太郎が受け取ろうとした時、えるが慌ただしく飛び込んでくる。
「大変です!」と言いながら奉太郎の腕を引っ張り、部室を出て行こうとする。
嫌がる奉太郎に要領を得ないながらも、事件らしきことが起こったと告げるえる。
ため息を吐きながら「わかった…。詰まるところ、いつものあれだろう?」と奉太郎。
「はい、私…気になります!」と返すえる。
えるに引きずられるように出て行った奉太郎を呆然と見送っていた里志と摩耶花が、顔を見合わせてクスリと笑い合い、二人を追い掛けるように部室を出て行く。
誰もいなくなった部室。
部室の窓から、桜の花びらが一枚舞い込んできて、机の上にひらりと落ちる(4階なのに、というツッコミはなしです)。
そこには、桜を背景に雛姿のえると、傘を差し掛ける奉太郎の写った写真が…。
写真がズームされていって、止め絵。
これがラストカット。

えるが奉太郎を引っ張っていくのは、原作「氷菓」ラストのやりとりです。
原作でもこのとき撮った写真がどうなったのか言及されていないため、有効に使えるんじゃないかと思いながら想像してました。
アニメでも結局写真については言及されずじまいで、ちょっともったいなかったです。

さて、長々とした書き込みも、とりあえずはこれで最後です。(^_^)
しばらくは読み専に戻ると思いますが、機会があればまた書き込みますので、その時はどうかよろしくお願いします。

あ、原作を読まれるんでしたら、一度読んだ後に、再度アニメと見比べながら読み直すと、なかなか面白いと思いますよ。
それでは。
by 九竜一三 (2012-09-20 11:08) 

カルディア

つるぎうおさん>
こんばんは~(・∀・) ゞ niceありがとうございます!

京アニ美術はほんと見とれますよねぇ。美しい!

by カルディア (2012-09-22 01:23) 

カルディア

大林 森さん>
こんばんは~(・∀・) ゞ niceありがとうございます!

コメントにコメントされても困るw

by カルディア (2012-09-22 01:24) 

カルディア

九竜一三さん>
こんばんは~(・∀・) ゞ

前半ほぼオヤジ祭り状態w
揃えてきた声優陣が熱かったのでナイスでしたよ。
最後だから女子推しの萌え回にでもなるかと思っていた俺が間違ってましたw

>古典部はえるがリラックスできる、数少ない場所なのかも
家族や親戚の前では千反田家の者として振る舞い、
古典部ではそのタガが外れて本来の持ち味が出る。
そう考えると今回えるは自分のテリトリーに奉太郎を招き入れることで
自分という人間とその置かれた現状を理解してほしかったのだろうなと感じますね。
それほどに奉太郎が特別な人になっているんだろうなぁ。

>さすがに投げっぱなしにはできなかった
バレンタインデーの回での最後の里志からの電話が原作にはなかったとのことで、
最終回でこれを入れることでほんのり補完したのでしょうね。

>原作通り、縁側での話
縁側だったんですかw
風情も含めるとここはアニメでの演出が正解な気もしますね。

>二期も考えてるよ」ということなのかも
今のところ手応えを感じている状態だと思えるので、
二期も視野に入れていそうですね。

>これがラストカット。
これは読むとそこまで入れて欲しかったと思えますね。
アニメでのラストはちょっと格好良く締めすぎた感じも受けたので、
原作に準じて普段の古典部らしさを感じつつ締めてもらいたかったかも。

こちらこそ毎回コメントありがとうございました。
色々とためになるご助言、大変参考になりましたので
またいつかいらしてください。

by カルディア (2012-09-22 01:24) 

はっちん

緊縮財政なので氷菓のブルーレイ2巻で買うのやめようとしていたのですが、やっぱ綺麗すぎだな。

京アニのキャラデザは飽きたかな。ストーリーはイマイチ。だけどそれを打ち消されるほどの作画の圧倒感は現在は貴重だ。

22話最終回って少ないけど、ブルーレイとかで足されるといういつもの奴かな?
by はっちん (2012-09-29 18:43) 

カルディア

はっちんさん>
こんばんは~(・∀・) ゞ niceありがとうございます!

夏クールで突出する作画力だったと思います。
何度も観返しているのですが、そんな些細な瞬間でも動かすのか!と思えるほどにw
自分は楽しめた側ですが、ストーリーは見る人を選ぶ作品ではありますね。

by カルディア (2012-09-30 16:14) 

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