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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。第12話「それでも彼と彼女と彼女の青春はまちがい続ける。」感想 [◆アニメ]

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「ぼっちの収斂進化の結果だ」

職務放棄した相模にガツンと言う解決回。
またヒール役を買って出るのかヒッキー!




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「相模、お前は結局ちやほやされたいだけなんだろ?」

実行委員長にも関わらず、職務放棄で面倒な仕事はすべて他人任せ。
結局のところ体良く委員長という立場だけ手に入れ、
みんなから慕われる地位が欲しかっただけの相模。
けれど本人にその素質もなく努力もしなければ、そりゃあ誰も付いてこないよね。

その座に就く人の見えない努力を知らず、目に見える待遇だけを羨む。
強引にその地位を手に入れても、思っていたほどの待遇が感じられずにふてくされ。
いるいる、そんなやつw
ズバリ言うと、身の程を知れってことだよね。
かりそめの地位なんて手に入れてもそれを継続できる力がなければ豚に真珠。
それも解らずにただその座を欲しがるのは、己の能力の低さをさらけ出すだけだ。






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「誰かにレッテルを張って、
 見下すことで自分の優位性を確認したかった」


いるいるw 社会に出るとそんなやつの一人や二人は確実に出会うよ。
他人の評価を落としても、自分の評価が上がるわけでもないのにねえ。
そういう面から見れば、相模は全然小物だ。
私的にはリアルでもっと凄いのを味わってきたから相模なんて可愛いもんだ。

てか相模はもっと嫌なことをやってくるかと期待していたんだけど、
思いのほか大人しいほうだったなと。
そんなに悪者ってほどには到達していない感じ。
ただ、あえてこの程度に収めるように組み立てられたのかなとも思える。
あまり嫌さが際立つと、作品自体が見るに耐えないものになってしまうからね。
そのサジ加減が計算なのであれば、やっぱすげえなこの作者って思う。






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「どうしてそんなやり方しかできないんだ」

葉山が止めに入るのもヒッキーの計算の内なんだろうなあ。
そんな葉山もヒッキーがわざとヒールを買って出たことを理解している様子。
最初は葉山ってモブの一人かと思えたけれど、話を重ねていくと
ヒッキーの言動の理解者となる重要な立ち位置になってきていると思える。






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ゆきのん&結衣のダブルボーカル、キター!
早見&東山とくればどちらも歌には定評があるから安心して聞ける!






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「誰かを助けることは
 キミ自身が傷ついていい理由にはならないよ」


傷つき慣れているとはいえ、さらに塩を塗ることはないだろうね。
まあ傷口に塩が盛られていて新たな痛みは感じない状態かもしれないけれど。

こういうヒールっぷりって真似したくなる学生も出てきそうだよなあw
どうせ自分なんてという自虐感情って若い頃はよく持つものだし。
でもね、ヒールってのはヒーローを演じるよりも難しいと思う。
それこそ全体が見えて先読みできる素質がないと無理。
ヒッキーはきちんと自分のなすべきことを理解し、
そこに悪役が必要であると判断したうえでの行動だからここまでできる。
それをしっかり見てくれる者がいるのはヒッキーの唯一の幸運だろうね。
あと小町のような明るく可愛い妹がいることも救いだw




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