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『たまゆら~卒業写真~ 第1部 芽-きざし-』見てきた! 感想(ネタバレあり) [【アニメ】劇場版レビュー]

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「将来のことを考えていたの」

TVシリーズ二期を経て、その続編となるOVA完結編。
4部作に分けられた第1部が劇場公開された!
というわけで見てきたので感想など。



◆前振り

都内では新宿ピカデリーのみ公開なので。
メインの4人のポップが飾ってあったー。
髪切ったかおたんがまるで馴染めないですがw



◆感想(注:ネタバレあり)

「4月、私たちは三年生になった」
一期が一年、二期で二年、そして完結編で三年生とは感慨深いね。
スタートからすでに涙腺が緩んでくるのはこの作品の空気感のせいなのかな。
なんてことはない楓の姿なのに。


写真部の緩さに苦言する元気な一年生と、かなえの隠れファンだという二年生の眼鏡っ子。
新入部員の二人がかき回してくる展開が主なのかなと思ったけれど、
序盤はお父さんの写真のことや先の進路についてなど、
改めて世界観や各自の性格なんかを再確認させる流れ。
とはいえ総集編要素はまるでなく、新たな発見を交えながら丁寧に見せてくれる良い作り。

「私、決めたんだ」
楓の将来やりたいことは、おぼろげながら写真と旅行という。
この二つを同時に実現させるのは何だろうと悩んでいたけれど、
まさか世界を旅する写真家になってしまうとか?


そんな中、町はお祭りの準備が盛んになり、
この時期に合わせてちひろとともの二人が再び竹原にやってきた!
もうね、ちひろを見るだけで涙腺緩む。
ちひろは作中で一番好きなキャラなので登場が凄く嬉しい!
志穂美さんが竹原を出て行くことを知った楓は当然のごとく落ち込み中で、
それを言葉にしなくても「会った時から感じてた」と、
幼馴染の勘の鋭さを見せるちひろがまたたまらない。

そこへさよみからのメール。嫌な予感しかしないw
「プチ秘境探検部」による活動の一環なのか、なぜか占い屋を出店中。
なんと占い師に抜擢されていたのがかなえ先輩というw
まさかここまでキャラ総出演になるとは!

さよみに拉致られたかなえ先輩の悲劇、
「竹、関係ないじゃん」とかおるのツッコミが入るおかしな占いっぷり。
新入部員の進藤が、祭りの主役ともいえる姫に扮して着飾るものの、
「私は撮るほうで撮られない」の言葉どおり不意な撮影にも顔を隠すという離れ業を見せたりと、
お祭り中のシーンは笑いどころ満載。
優しい空気感を醸し出す中で、笑いをちゃんと用意してあるところがまた上手い。

「私ね、東京に行くの」
楓の前に志穂美さんが現れ、二人だけの会話へ。
互いの今の気持ちを打ち明け、納得したことを示すように双方カメラを向けた姿を撮影する。
顔が映らない写真だけれど、二人だけが通じる想いがその一枚に秘められているのだろうね。

志穂美さんが竹原を離れ、ちひろとともも帰っていく。
少し寂しいけれどまた会える。出会いと別れ。
4部作の一話目ではあるけれど、しっかりとシメたラストは好印象。
あと三話で自分の将来にどんな答えを出すのか。
また完結編としてどんな締めくくりで感動させてくれるのか。
すべてが楽しみでならない第一部の出来栄えはグッド。
これは好スタートだ!




入場特典の色紙は「ちひろ&ともver.」でした。
なにこれすげーかわいい!
そして美菜ちゃんのサインも入ってるううう!




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