2020年 春アニメ 最終回まとめ評価 全10本! 『かぐや様2期』、『グレイプニル』が高評価! [【終了】最終回感想まとめ]
終了したアニメの評価まとめ!
6月末に最終回をアニメを点数とコメントを付けて評価しています。
以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。
※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
※自分が見ていた作品のみです。
かくしごと (◯)
1クール完結の久米田作品
漫画家あるあるを散りばめながら純朴な姫ちゃんとの父娘の交流を描く楽しくもじわりとくる作品。内容しっかりでテンポも良いので毎回楽しく見られたなと。スタートから18歳の姫を使って将来起こるであろう意味ありげな演出が、ラストでしっかり答え合わせが描かれる形も良かった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・22
新サクラ大戦 the Animation (△)
ビジュアル新鮮、シナリオ30年前
キャラ一新、見た目は3Dと視覚的には新しいのに内容が30年前の脚本って感じでワクワクしない。
24年前に発売された『サクラ大戦』、その時代から作り手のセンスが成長していないというか、当時以降も創作物にたくさん触れてきた層にとってはありきたりな展開すぎて古臭さすらあった。
そもそも歌劇団側の演出が少ないため、彼女たちが歌って踊れる役者であることが表向きの姿であることが印象に残らない。ゆえに戦う集団にしか見えずそこにあるはずのギャップで楽しむことができなかった痛恨のミス。なのに所々でギャグ回を入れてくるあたりも煩わしい。本編をしっかり描くべき。
最終話だけが二転三転して怒涛の流れを作っていたが時すでに遅し。これまで単調だっただけに最後だけ濃厚すぎて胃もたれする。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・14
LISTENERS リスナーズ (◯)
世界観を楽しむ雰囲気アニメ
見た目に特徴があって視聴者を選びそうながら、展開に新しさを感じられて好印象。世界観が独特だけどなんとなく理解できるように作られていたなと。それでも理解できたのは3~4割程度かな。ミミナシはどこから生まれてミュウは何者だったかは分からず仕舞い。未回収というかわざとそうした感があるので表面上の楽しさだけ追っていれば最後まで見られる作品。
毎回ED曲が変化して高橋李依ソングの新曲をたくさん聞けたのはグッド。また最終話に隠しトラック的に始まる13話で後日談が描かれる演出は良かった。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
総合点・・・18
アルテ (◯)
人望が厚くなっていく気持ち良さ
男社会の絵画の世界で奮闘するアルテが爪弾きにされながらも徐々に周囲に受け入れられていく流れにグイグイ惹きつけられていく作品。コルティジャーナ(高級娼婦)を筆頭に登場人物に良い人が多いのも見ていて気持ちが良かった。
師匠であるレオに対して女子としてのトキメキを少しばかり匂わせてくる展開もずるいよね。
家庭教師になることで子どもに手を焼かされる嫌な展開になるのかなと思いきや、早い段階でカタリーナの性格の良さが明かされたのはグッド。
とにかく全体的に気持ちよく見られた作品。cv小松未可子もハマり役だった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・22
継つぐもも (◯)
3期持ち越しの怒涛の展開
エロラブコメでしっかり笑いを取ってくる楽しい作品。男女反転やすごろく回などはかなり楽しめた。
終盤、まさかの母親が壁となって立ちふさがる展開が熱い(かずやが生んだあまそぎが憑依?)。あまりにも強すぎるための時間停止、それを放ったのは常時ブラコンが過ぎる姉という意外性。
修業に出るかずやで幕を閉じるという3期を見越した形で終わったので続きを楽しみにしたい。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19
BNA ビー・エヌ・エー (△)
得意のノリと演出で引っ張る作品
TRIGGER作品なので期待を高く持ちすぎてしまったのか、スタートからさほど面白さを見いだせなかった。ノリや演出でグイグイ引き込むところはさすがTRIGGER、上手いので最後まで見ることができたもののシナリオはいまひとつだったなと。
むしろみちるとなずなが人間と獣人双方の気持ちがわかる立場としてこの先獣人たちをどう導いていくのか、その物語のほうが気になる。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・17
かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~ (◎)
今期最高傑作!
話の面白さはもとより、キャラの良さやテンポに演出、声優の演技力に至るまですべてが完成度に貢献したかのような仕上がり。今期最高に楽しめた作品だ。
最終回のアルバム共有したことで笑顔が戻るかぐやの様子にグッときたし、ラストでしっかりギャグ回を持ってくるあたりもナイスだった。
そうした笑いと感激を併せ持つステキ作品。これもう三期待ったなし。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・28
グレイプニル (◎)
多くの謎を残して終了、それでも面白い
見る前は過激演出に寄った暗い作品かなと思ったけれど、見始めたらぐいぐい惹きつけられる新鮮な設定。先が読めない展開、二人羽織で戦うスタイルも面白い。話が進行しながらも謎が増えて先が気になる作りはとても良かった。
修一とクレアの関係性も良い感じ。明け透けで下着姿も気にしないクレアだけどスク水姿が妙にエロくて良かった。東山奈央ボイスが良い味を出している。
12話まではじっくりと進んでいたのに最終回で怒涛の畳み掛け。結局なぜ修一がぬいぐるみの姿になったのか明確な答えもなく、コイン集めの結末も描かれないまま中途半端に終ったうえに修一の記憶や両親はどうしたのといった謎が深まることに。二期を期待したい。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・5
総合点・・・26
社長、バトルの時間です! (△)
単調で特徴のない物語
これがラノベなら設定を見直すぐらい単調な世界観。話の運びにも新鮮味がなく、真面目なのかギャグなのかノリも中途半端。原作ソシャゲだとしてもこれをアニメ化する意味を感じられないほどつまらない作品。
女子キャラクター1つ取っても、グラマーやロリ担当など明確に分けず全員ほぼ同じ感じなのも楽しくない。唯一ガイドさんが活きていたがみんな同じような印象なんだよね。
今期は見られるアニメ作品が少ないため辛うじて見続けていたけれど見たところで何も得られない作品だったなと。
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・14
ULTRAMAN (◯)
※残り1話だけど現時点での評価として書きます(追記あれば終了後に)
主人公と作り手の成長記録
Netflixで独占配信されたフルCGの新しいウルトラマンということで期待していたが、要所要所で間延び感があって展開にスピードが足らない印象を持った。作り手の力不足なのか単に時間伸ばしなのか。
諸星弾の7が出てきたあたりから世界観が見えてきて視聴意欲は少しずつ上昇、終盤の北斗星司登場でだいぶ楽しくなってきた感じ。スタッフも作り慣れてきたのかなと感じる。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19
以上10本!
コロナがあって中止になる作品が相次ぐ中でこれだけでも続いてくれたことに感謝したい。
今回、◎評価を付けたのは2本だけど十分だったと思う。
ひとまず気持ちを切り替えて、夏クールに期待!
こんばんは。
京アニ大好きなので「ブログを紹介する」ボタンをポチッとしておきました。
かぐや様は告らせたい・・・は続編を期待したいです。
by U3 (2020-07-05 20:31)
U3 さん>
コメント&ポチリありがとうございます!
かぐや様もっと見たいですよね~。続編期待です!
by カルディア (2020-07-10 23:13)