2021年 秋アニメ 最終回まとめ評価 総評全10本！ 『takt op.Destiny』、『最果てのパラディン』が大健闘！

終了したアニメの評価まとめ！

12月末前後に最終回を迎えたアニメを
点数とコメントを付けて評価しています。

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
※自分が見ていた作品のみです。

白い砂のアクアトープ  (2cours) （○）

２クール作画良好、主人公２人の成長記録
自然や動物、水族館という水や光の演出が難しいにも関わらず劇場版のような美しい絵を高クオリティで２クール見せてくれたことが凄い。そして飽きずに見られるドラマ性の高い内容。良い作品だ。
くくるの明るくてくじけないキャラが見ていて元気になるし、伊藤美来ボイスもハマり役。そのバディとしておっとりな風花がまた良いキャラだった。逢田梨香子がここまでやれるとは素直に驚きだった。
ティンガーラ編に入ってからくくるは辛い状況が続くため可哀想な雰囲気があったが、全体的には暗くならず描かれていたのも好印象。
がまがま編では風花、ティンガーラ編ではくくるの成長物語という感じで、最終的に主役二人がしっかり成長したことが伺えるのが良かった。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・23



ブルーピリオド （○）

あがきながら進む姿が響く
見た目や頭脳など色々と持っている主人公があえて美術に進むことに違和感はあったものの、絵に対する技術は何も無いがゆえに悩みながら時に貪欲に技術を得ようと進んでいく姿が泥臭くて面白かった。
予備校に通い始めてから少しずつ楽しさが増して芸大受験中は格段に面白さUP!
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・22



異世界食堂2 （◎）

優しい世界観健在
ゆったり安心して見られる良い作品なのは一期から変わらず。新規客よりも常連客のその後的な展開が多く見られた印象。アーデルハイドとシャリーフは片思いのままで終わる仲だと思ったもののまさか結婚に至るとは思わなかった。良い締めくくりになったね。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・26



結城友奈は勇者である 大満開の章 （○）

歴代勇者の物語が絡み合う完結編
主役が変化していくし物語はどんどん時代が遡っていくので時系列がゴチャゴチャした印象が強く、アニメ組にはキツイかなと思えたものの、そこまで難しい話でもないので最後まで楽しめたなと。
楠芽吹パートでは防人サイドのエピソード、乃木若葉パートでは300年前の初代勇者のエピソード。現代の結城友奈の話を絡めることでバーテックスとの長く辛い、そして壮大な物語を感じさせられた。ラストはひとまず未来ある締めくくりなのでこれで完結だなと感じされる3期。もういい加減彼女たちを解放させてあげてほしいね。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・24



takt op.Destiny （◎）

格好良い演出、魅力あるキャラ
作画、キャラ性など惹きつける面が多くてシナリオも楽しめる。特に戦闘シーンは格好良い演出が目立つのでセンスを感じられる。また個人的には運命のキャラが好きで、ツリ目のビジュアルもさることながら世間知らずな一面もありつつ落ち着いた物腰と甘い物には目がないキャラ性が彼女の可愛らしさを育んでいてとても良いキャラだった。
運命をそのままにしてコゼットが生き返ってくるようなハッピーエンドを期待したが、少々わだかまりが残る結末なのが残念。まあここからソシャゲに流れる展開なので続きはアプリでって感じか。なんでアプリ版の運命cvが本渡楓だったのかラストシーンで合点がいった。ただアンナがどういう状態にあるのかはわからないけれど。
とにかくストーリーやキャラの作りがソシャゲを元にしたとはとても思えない素晴らしい出来栄えだった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・27



サクガン （△）

初回のワクワクを返して
第一話は『メイドインアビス』のような謎多き地下探索になるかという期待があったものの、すでに誰かが通った道を進んでいるだけで探索という楽しみは皆無。キャラの魅力もいまひとつで力業なノリもちょっと滑ってる。
ラストで夢の景色に辿り着くかと思いきや未到達のままだし、虹の子やシビトについても中途半端に終わって色々と投げっぱなし。そもそもこの地底世界がどういう世界観の中で存在するのかという説明も無い。見るだけ時間の無駄だった
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・14



SELECTION PROJECT （○）

最近の新規アイドル作品の中では好印象
アイドル作品ではなくオーディション作品として見れば楽しめる。そもそもデビューが決まるのは最終話なのでオーディションがメイン。アイドル作品にはイザコザなんていらないと思っているけれどオーディション作品なので受け入れられてくる。なので対立や葛藤も含めて日常生活を覗き見るリアリティーショーという形なのも上手い設定だ。
結果的に『ラブライブ』等の人気アイドル作品に並ぶほどの爆発力は生まれなかったけれど、最後まで作画が綺麗だったのは好印象（そもそもアイドルモノで作画が微妙なのは論外だと思っている）。ここ最近目にするアイドル作品の中ではかなり良くできている作品だ。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
総合点・・・21



シキザクラ （△）

逢花の可愛さだけが視聴意欲
正直、シナリオやセリフ回し、展開においてチープさをそこかしこに感じられる作品。せめてセリフ回しだけでも上手い人を使っていればという惜しさがあった。
正直、明神逢花を見ているだけの作品。メイド調の制服姿＋黒髪ロングというひと昔前のオタクにどストライクな出で立ちがむしろ私的にフック！ 逢花見たさに見続けていた作品だった。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・15



最果てのパラディン （○）

旅立つ前までは高評価
３人に育てられていた頃が面白かっただけに旅に出てからは視聴意欲が下がり気味に。正直、旅立つ前までの評価は◎だ。
私的にマリーさんが好きだったので消えてしまったのも大きなダメージ。
例えばだけど、３人に育てられながら時折街に出かけては村人の依頼をこなしつつ毎回すげー言われる展開だったら良かったかなと。それならマリーさんは存続できるしウィルの異常な強さも見せつけられる。ウィルに思いを寄せる女子が出てきてマリーさんがちょっと嫉妬するみたいな姿も見たかったなあｗ
二期が決定しているけれどここからどう盛り返すか。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・22



トロピカル～ジュ！プリキュア (4cours)（◎）
※最終回が１月末になるので現時点での評価として書きます

元気で明るくギャグなノリが最高！
元気なノリのプリキュアが好きなのでまさにストライク。まなつの陽気さがたまらないし、何より作品のギャグっぽいノリが好き。人魚なんて出してどう展開するのかと思いきやローラも人型になって一緒に行動できる仲間になったうえにプリキュアにも変身するというナイスな展開。CV日高里菜もハマり役だ。声優陣が深夜帯で名前を記憶してきた面々なので馴染み深いのも視聴意欲につながった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・27





＜本数には含まないけれどコメントしたい＞

●途中まで見ていた
境界戦機 （▼）
世界観的に『コードギアス』風なもっと政治的な面に食い込んでいくかと思いきや、夕方にやっていそうな子供向けな展開で期待はずれ。廃村の立て直しや自治区運営の裏事情とか正直どうでもいいしそれ一話使ってやる？みたいな展開で視聴意欲だだ下がり。パイロットの紅一点の女子も全然かわいくないしそもそも出会いが唐突すぎる。物語もキャラクターも魅力ないので10話まで我慢したが切った。


●アニメ以外
機動戦士ガンダム 第07板倉小隊 ゆく絆くる絆（７期）

まさかの復活に驚いた！ 新作の「戦場の絆Ⅱ」が見られるまで２回分を消費するという焦らしもあったがそこも含めて板倉小隊。豊崎愛生隊員をメンツから外さずに起用してくれるあたりもありがたかった。そもそも視聴し始めた理由は愛生ちゃんだったからね。
結果的に１勝しかできなかったものの、この先も不定期で良いので復活してもらえると嬉しいな。




【秋アニメで好きなキャラ】
秋クールは気持ちを高ぶらせてくれたキャラが豊作だったのでここでピックアップ！

・マリー / 最果てのパラディン

年上キャラとして久々にヒット！ 優しくて子を見守る母親的存在ながらお姉さんな存在。覗きシーンもあってナイス。堀江由衣ボイスもどこか艶っぽさを感じられて良かったなあ。

・運命 / takt op.Destiny

淡々とした話し方がツボ。ツリ目でじっと見つめてくる表情もたまらない。

・明神逢花 / シキザクラ

あくまでも見た目が好きなのだが、メイド調のデザインの服がすごく可愛く、黒髪ロングにフリルカチューシャという頭から爪先までその出で立ちがとてもかわいかった。

・夏海まなつ / トロピカル～ジュ！プリキュア

ロリキャラ枠としてピックアップ。ローラの高飛車なところも捨てがたいが５人の中ではやっぱりまなつが一番可愛いなと。この元気さにグッとくる。





以上10本！

今回、◎評価を付けたのは3本。
異世界食堂2
takt op.Destiny
トロピカル～ジュ！プリキュア


10本中3本はまずまずかな。
『ブルーピリオド』や『takt op.Destiny』など視聴前はそこまで期待高くなかったけれど徐々に意欲を高めてくれた作品、逆に『サクガン』や『境界戦機』など始まる前の期待を大幅に下げた作品があったりと、どちらの意味でも期待を裏切ってくれた作品が混在していたクールだったなと。
冬クールは楽しい作品がたくさん出ることを期待したい！

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