「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」のプレイ日記です。
ストーリー部分で大きくネタバレしていますのでご注意ください。
前回、ゴロン鉱山をクリアし、2つ目の”影の結晶石”を入手した。
■カカリコ村
村に戻ると”爆弾”の販売が開始されていた。
これで大きな岩も爆破できる!
またまた冒険の幅が広がったわけだ。
矢と合成することで、爆弾矢にもなる。
う~む、やれることが増えてちょっと大変かもしれん。
さらに”ホークアイ”というアイテム購入。
これを装備している間、遠くをズームして見ることができるらしい。
いわゆるスコープだ。
■ハイラル平原
カカリコ村からさらに北の地を目指すことに。
そう、トアル村の子供たちを救ったものの、まだ1人足らない。
それは村長の娘、イリア。
彼女がいるかもしれない北の地へと馬を走らせ進んでいく。
大きな石橋を渡り終えると橋の一部が崩れ、後戻りができなくなった。
前に進むしかない。
少し進むと、目の前にはあの黒い壁。
ミドナに頼み、影の世界トワイライトへと進入することに。
■ハイラル平原[影の領域]
犬の姿になり、再び四つんばいでの移動となる。
地面に小さなバックを見つける。
イリアのものだった。
クンクンとイリアの匂いを記憶する。
「メスの匂いか」と、ミドナ…いや、背中のネコが嘲笑する。
ああそうさ。
ネコにはわからんだろうが、あのちょっとツンデレっぽいイリアの匂いさ。
やはり覚えるなら女性の匂いだな。
彼女の匂いは北へと伸びてた。
■ハイラル城下町[影の領域]
ずいぶんと長い道中、ようやくたどり着いたのはハイラル城の城下町。
ここは数多くの彷徨える魂が浮かんでいた。
センスを使って彼らの言葉に耳を傾ける。
日常的な会話。そう、彼らは魂になったことに気付いていない。
とても広い城下町。
聞き込みをしていると、”倒れていたゾーラの子が運び込まれた”という
情報を入手する。
シリーズを通して出てくるゾーラ。
彼らは半漁人のような種族だ。
その子供がなぜこんな町に?
イリアの匂いはこの城下町の中にもある。
おそらく彼女はゾーラの子と何かしら関わっていそうだということが予測付く。
さらなる聞き込みで、町の水源となっているハイリア湖に何かが起こっているらしく、
町は渇水状態にあるという。
なにやら問題は山積みだな。
イリアの匂いは酒場の中へと続いていた。
その近くで”光のしずく”が変化した蟲が1匹いたので殲滅。
だが、”光の器”がないため、しずくは回収できない。
このポイントは後々のために覚えておこう。
まずは酒場だ。
■テルマの酒場[影の領域]
イリアを発見!
しかしまだ魂の状態なため、こちらに気付くことはない。
その側に、横たわるゾーラの子がいた。やはり関わりがあったか。
怪我か病気かはわからないけれど、心配した彼女がその子を連れてきたようだ。
「感動のご対面! …ってわけにはいかないか」と背中のネコがクククと笑う。
全て済んだら噛み付いてやるか。
酒場の奥では兵士達が何やら騒いでいた。
ハイリア湖の調査に行くとか行かないとか。
次に行くべき場所がわかり、そこを目指すことにする。
■ハイラル平原[影の領域]
このあたりの平原はすべてハイラル平原と呼ばれている。
細かいマップもすべてだ。
いくつかのマップを越えて石橋に出る。
ハイリア湖を横断するようにかけられた大きな橋だ。
その橋を渡っていると、一匹の魔物が出てきて炎の矢を放った。
橋にまかれた黒い場所が勢いよく燃え出す。
おそらく石油のようなものだろう。
橋の両側から迫り来る炎。逃げ場がない!
いや、1つだけ方法が……
意を決して橋の上から湖へとジャンプ!
■ハイリア湖[影の領域]
湖は渇水していた。
表示されるマップではかなり大きな湖。
しかしこれを見て広大な湖だったと誰が思うだろうか?
地面がむき出しとなった湖底。水なんて無い。
あやうく湖底だった場所に叩きつけられそうになるが、
かろうじて池のように少しだけ水が残った場所にドボンと不時着。
ハイリア湖では、魂となったゾーラ族が数人いた。
この上流にゾーラの里があるようだが、水の無い湖からではたどり着けない。
まして歩いても行くことができない。
辺りを歩いていると、”トビー&ラッカのワクワク水上遊園”という
奇妙な店を経営するオヤジを発見。
オヤジは一匹の魔物を見つけ怯えている。
その魔物に近づくと、仲間の怪鳥を呼び出し、
それに乗って空中から攻撃を仕掛けてきた。
なんとも分かり易いお膳立て。
怪鳥の背に乗る魔物を撃退し、その怪鳥を使ってゾーラの里へと飛び立つことに。
怪鳥に乗ると、怪鳥を操作する画面へと切り替わる。
これなんて「パンツァードラグーン」?(古っ
怪鳥を使って狭い洞窟を切り抜けろということだ。
敵からの矢の攻撃、崩れ落ちる天井の岩をさけながら、ゾーラの里へとまっしぐら。
■ゾーラ川上流[影の領域]
川の上流へと辿りついたため、怪鳥から降りる。
なにやら肌寒い。季節は冬か?
どうやらまだまだ先はあるようだ。
足元から冷たさを感じながら進むことに。
■ゾーラの里[影の領域]
あたり一面凍りついていた。
寒さはこれが原因だったようだ。
川が凍り、下流まで水が流れないため湖は渇水していたようだ。
しかしなぜ凍っているのだろうか?
まぁ、大体の予測は付くが。おそらく”影の者”の仕業だろう。
ミドナを使っての遠距離ジャンプを繰り返し、
かなり高所にある里の中心部へと向かっていく。
中心部と思われる場所に到着するが、まったくゾーラたちの姿がない。
ふと床に視線を送ると、ぽっかりと空いた穴。
かつて水で満たされていたであろう穴の中では、無数のゾーラ族が凍り付いていた。
さて、これをどうにかするってわけか。
犬の時だけに使える、ミドナのワープを使って何かするらしい。
ワープポイントは複数だ。どこへ行けばいい?
氷をどうにかするなら、熱だろう。
熱い場所といえば……あそこかな。
予測が的中し、氷を溶かすことに成功する。
まさかあれが布石になっていたとはね。
ゾーラの里に水が満ち溢れる。そして轟音とともに流れる滝。
未だ魂であるゾーラたちは、自由になった体をクッタリと横たえていた。
そこに現れた一族を統べるゾーラの女王、ルテラ。
このトワイライトの中では、魂ではないリンクに話しかけられる者はいない。
しかし彼女は語りかけてきた。
話によれば、影の者達の襲撃を受け、自分は処刑されてしまったのだと。
襲撃の際、それをゼルダ姫に伝えるために自分の子であるラルスを
ハイラル城に向かわせたと。
しかし今、自分の子が危険な状態にあるということを感じ取り、
こうして現れたと言う。
なるほど、あのゾーラの子は王子様だったわけね。
とりあえず湖は水で満たされたわけで、ひとまずこの地の精霊に会うことにするか。
■ハイリア湖~ゾーラ川上流~ゾーラの里[影の領域]
精霊の祭られている場所へと到着。
そこで”光の器”をもらい、”しずく”集めとなる。
湖、そして高低差のあるゾーラの里でのしずく集めはかなり大変な作業。
途中、上流にて風の音色を出す光る岩を見つける。
人間の姿に戻ったときに奥義習得となるトリガーだ。
これはやっておこう。
さてさて、しずく集めも終盤。というかあと2個。
そういえばハイラル城下町で一匹倒したっけ。
■ハイラル城下町~ハイラル平原[影の領域]
しずくゲット。
あと1個はどこだろう?
マップを見るとハイラル湖にポイント発見。
「変だなぁ…」とミドナも不振がる。
これは何かありそうだ。
湖の周りをくまなく探してみるものの、湖に降りるべく場所が見当たらない。
う~む、はてさて?
しばらくして気がつく。
■ハイリア湖[影の領域]
湖に到着し、水上を泳いでいると蟲発見!
…どうやら様子がおかしい。
突如巨大化する蟲。
なんとなく感じ取ってはいたが、ここでボス戦だ!
水に浮かぶ板の上という足場の悪い場所での戦闘。
これはこれで面白い戦いだ。
途中までは攻略がわかったけれど、どうも最後のツメが違うようだ。
何度かやっているうちにある方法を思い出す。
殲滅。
犬のときにできることは限られているので、すべて思い出せばボスは楽勝。
それを思い出すのが難儀だったりするのだが。
しずくをすべて集め終わり、精霊のもとへ。
そこで、この世界の誕生と破壊を示すかのようなムービーへと移り変わる。
平和な世界に生まれた魔法。
魔法はやがて人に力を与える。
その中で大きな力を手に入れた者は、その大きさに溺れ、
やがて人としてコントロールがきかなくなってくる。
なんとも哲学的な話だ。
それが”影の王”を示しているのだろうか?
これは自分の考えだが、
人はそれぞれ器を持っていて、そこに満たすことができる力の量も決まっている。
要するに器が大きい小さいといった、よく聞く言葉だ。
力を水に例えると、自分の器よりも強大な力を手にしてしまうと器から水が溢れる。
溢れた水は器をも飲み込み、結果的に水の方が器を飲み込む形になる。
世俗的な話に置き換えれば、いきなり宝くじで大金を当ててしまうようなもの。
自分がコントロールできる収入を大きく越えた額に、人は自分を見失い、
やがてお金にコントロールされて破滅するということだ。
人の器は時をかけてじっくりと大きくしていくもの。
強大な力を手にしたいと思うのは人の性。
けれど結局、器以上のものは手に入れないほうが良いというわけだ。
何事にも自分の器は知っておいたほうがいい。
かといって自分を過小評価したままだと、いつまで経っても器は育たない。
自分を高めるように、色々な物事に対して器を成長させていこうということだ。
今回のゼルダでそんなことを言おうとしているわけではないだろうが、
ゲームを通して何かを感じさせるというのは良いことだ。
…と、難しい話は置いておき、さらに緑の勇者の旅は続く。
⇒[Wii] ゼルダの伝説 プレイ日記(5)