ゲームユーザーから見ての、今のゲームに対する想いを綴ってみます。
かなりの長文になりそうだったので、語りたい部分だけに絞ってまとめています。


■前振り

昔と違い、今はどこを見てもゲームがある。
一家に一台あるPC。誰もが持っているケータイ電話。
プリインストされているもの(既に収録されているもの)もあれば、
ネットにアクセスすれば無料で遊べるゲームの数々。
ゲームはもう嗜好品ではなく、日常的にあるものだ。

現在、爆発的に普及している任天堂DS。
売れたソフトは脳トレなどの、いわゆるカジュアルゲーム。
ケータイ電話でも無料で短時間で遊べるカジュアルゲームが今でも人気だ。
そのプレイヤーは、難度なゲームには手を出さない人たちが多数なのだとわかる。

ファミコンが流行り、スーファミ、PSという、まだまだゲームが嗜好品だと思えた頃を考えれば、
当時なら”ゲームはやらないと思えた層”が、今は手軽にゲームに接しているのだと感じる。
特に女性層。加えて高年齢層。
女性層に関しては、おそらくケータイがそれを牽引したのだろうと思える。

しかし彼らはカジュアルゲームにとどまるだけで、凝ったゲームまでは手をつけない。
理由は、ルールや操作を覚えるのが面倒だからだ。