今日はちょっといつもと雰囲気の異なるネタでも。
◆前置き
自分は子供の頃からよく図書館を利用しています。
好きなジャンルは推理小説。
高校生の頃あたりから何人か好きな作家さんができ、
今でもミステリー系を好んで読んでいます。
小説を買っていた時期もありましたが、
学生時代はお金が無かったこともありますし、
1度読んだらほどんど読み返さないので、買うのは勿体ない。
そこで、学生時は学校の図書室や、地元の図書館などを利用していました。
今は東京で一人暮らしですが、近くに図書館があるので
越してきてすぐに図書カードを作りました。
バーコードが入った単なるカードです。
本にもバーコードが入っており、それでスムーズに貸し借りが行えるのです。
…と、ここまでは、普段図書館を利用しない方も想像つくかと思います。
◆少し前の利用形態図書館には
検索機が置いてあります。
その検索機を使って、本がどの棚にあるのか、
または同じ区内でも図書館は数カ所あるので、今はどの館にあるのか、
現在他の人に借りられているか、予約件数はどのくらいか、などなど、
本の情報がわかるシステムになっています。
さらに
検索結果をレシート状にしてその場で瞬時に発行できます。
ご年配の方も1人で操作できるほど簡単なもので、
これは7、8年ぐらい前からあるシステムだと思います。
なおこの機械では検索ができるだけで、
本の取り寄せや予約をするには、書類に名前などを書いて、
図書館の方に提出するというアナログなやり方でした。
(書籍情報はレシートを貼り付けるだけで可)
他館にある本の取り寄せや予約した本が届くと電話がかかってきて
図書館へ本を取りに行くという流れです。
◆現在の利用形態さて、ここ1、2年でしょうか。
図書館で
パスワードの登録申請を行うことで、
検索機を使って予約が出来るようになりました。
紙に書くアナログなやり方ではなくなってきています。
(紙を使う方法も残ってはいます)
さらに自宅のPCからも検索が可能となり、予約もOK。
加えて、取り寄せた本が図書館に届いた際、
電話ではなく
メールでお知らせが来るようにもできるのです。
もちろん携帯電話のアドレスでもOK。
利用している方にとっては、既に当たり前のことかもしれませんが、
先日、普段本を読まない方と話していて、
「え? 貸し出しカードとかじゃないの?」といった
面白いコメントをもらったため、ネタにしてみようと思いました。
小学生ぐらいのときにありましたねぇ、貸し出しカード。
本の後ろに挟まれたカードに過去に借りた人の名前が書いてある、アレです。
私の前にいつもこの人が借りてる!
…なんてことは、現在の図書館では味わえません。
(学校の図書室についてはちょっとわかりませんが)
という感じで、利用しない方にとっては必要の無い情報かもしれませんが、
現在の図書館ってこうなんだということを、知っておくのも良いかなと思います。
公共施設のデジタル化は鈍足だと思いましたが、とりあえずここまで来ています。
ちなみに、新作のラノベとかは無いですよw
(あるところにはあるかもしれませんが)
※都内だからというわけではなく、
地方でもこうしたシステムが導入されています。
ただし場所によってはまだのところもあるかもしれませんので
全国で可能だとは言い切れませんことをご了承ください。
耳をすませば
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