オサイフケータイ、テレビ電話、フルブラウザ搭載と機能多種な携帯。
それが先日、6/24に発売された「N901iS(docomo)」。

カメラは200万画素、画面は2.5インチTFT液晶(240×345ピクセル)。
カラーバリエーションで迷いましたが、「スピリットブラック」を手に
入れました。

黒い本体に赤色が…。
ITmedia」の人はこれを派手と言っていましたが、それほど派手でも
ないです。赤というよりも朱色な感じ。


フタを開けると、シルバーに朱色の配色。
見慣れてくればオシャレに感じます。


携帯の機能はさておき、「901iS」シリーズで唯一「N」の特徴は、
『ドラクエ?』がプリインストールされているということ。
すなわちアプリとして初めから『ドラクエ?』が入っているのです。


<ドラクエ?>

初めて触れたのはファミコン。
当時は学校中の男子が熱狂していたほどの人気の高さ。
ひと昔前でいえば「ポケモン」状態でしょうか。
とにかくファミコンを持っていた人はほとんど持っていたぐらい。

ファミコン版の発売が1987年ってことは、18年前。
あの頃は当然ながら今のようにネット環境なんてものはないので、情報
交換はクラスの友達でした。
追い越したり追い越されたり、分からないところを教えて合ったり、と
にかくその進行状況に日々沸き立っていたことを思い出されます。

さて、いざアプリを起動すると黒い画面に「YUJI HORII」の白い文字。
ああ、確かこんな感じだったなと思いにふけます。
そしてタイトル画面でいつものBGM。

 

※携帯の画面を携帯のカメラで撮影しているため、画面が汚いです。


■前後編に分かれている

画面を見てもらえると分かりますが、前後編にわかれています。
プリインストされているのは前編のみで、後編はあとでダウンロードと
なる仕様。
携帯の箱の中に、説明書がペラ1枚で入っていましたが、それを見る限
りでは、どこかのタイミングで前編が終了し、後編はダウンロードして
データを引き継ぐ感じのようです。

前編、後編と分かれているデータは、基本的にはマップやイベントの情
報と考えてよいでしょう。
さすがに全部入らなかったようですね。
ただ、お分かりのように、後編に行っても前編で訪れた町に再び戻るこ
ともあるため、後編をダウンロードしても前編は消さないようにとの注
釈がありました。
このあたりのデータ引継ぎ関連、本当に大丈夫かどうかちょっと不安で
す。とにかくやってみるしかありませんね。


どこで後編なのか、情報は出ていないようなので分かりませんが、船入
手後あたりなのかなと予測してみたり。
しかしながら18年も前のソフト。
有名ソフトとは言え、さすがにどんなシナリオだったのか覚えていませ
ん??ーンブルクの城がモンスターに襲われるシーンが映し出され
ます。
これ、ファミコン版には無かった演出でしたが、SFC版から導入されたと
聞いたことがあります。SFC版はやっていないので未確認です。

そしてローレシア城から主人公出発。
画面、とてもキレイです。


※名前の部分は画像処理しています。

昔の画面もそれほど悪くなかった、むしろ当時はキレイだったと思って
いましたが、記憶は美化されてしまうもので、全然違います。

ファミコン版の画面↓

 

現在の携帯はSFC以上の性能なため、このぐらいの表示はお手の物。
画面もそうですが、BGMも断然良いです。

なぜかBGMの記憶は鮮明で、聞いているととても懐かしく思え、これを
やっていた頃に起こった出来事までもが蘇ってきます。
名前入力画面の曲、たしか歌付きもありました。
歌詞が浮かんできますよ(笑

ファミコン版の戦闘画面では、バックは真っ黒でしたね。
SFC版同様、ちゃんと表示されます。

まだまだ始めたばかりで、サマルトリアの王子と会えるフラグすら忘れ
ているため、やはり新たなゲームとして楽しめそうです。

なんとなくエンカウントの高さが気になりますが、電車で移動中など
でヒマをもてあそぶにはいいかもしれません。


■中断方法

ちなみに、さすがにこの時代に「復活の呪文」を導入することは無く、
どこでも「中断」することができるというのも嬉しい仕様。
王様と話しかけることで、別途セーブもできます。
また、電車などでやる人のために、音を消すこともできるようになっ
ています。


ラストダンジョンの異常な難易度、ザラキの理不尽さはよく覚えてい
ます。
基本的には移動時でのプレイとなりそうなので、果たしていつ終わる
ことやら…
まぁ、じっくりやっていこうと思います。