能登の旅は続く。

昨晩は和倉温泉という町に一泊することに。
泊まった所の食堂の娘が(フィギュアスケートの)ミキティ似で本人よりも可愛いく、テンションアップ!
ご飯はおかわり自由ということで、思わずおかわり頼んでしまったのは男のサガか。
歩き回って疲れているのに元気だな、俺!

2日目はさらに南下し、羽咋(はくい)という駅で下車。昨日とは違い小雨がパラつく天気にややテンションが下がるスタート。

このあたりは神社が多く点在していて、中でもガイドブックに取り上げられていた気多(けた)大社という大きそうな神社へ行くのが目的で下車した。

駅前でタクシーを拾い、5分ぐらいで気多大社に到着。
「あれ〜? 巫女さんがいるなぁ」と運ちゃん。
どうやら普段はいないらしく、観光シーズンということで出張ってきているようだ。俺にとっては好都合だ!

入り口の大きな鳥居をくぐり、しばらく進むとまた鳥居。そこに高校生ぐらいの若い巫女さんが1人佇んでいた。
鳥居をくぐろうとした際、声をかけられて参拝順路の説明を受ける。
地元の娘だと思うが初々しくて良いなぁ。
シーズンとはいえ平日でしかも雨なので、客がほとんどいなく静かな雰囲気なのもいい。

周りを見渡すと、縁結びとか恋みくじといった、甘い香りがしてきそうな文字がやたらと目についた。
改めてガイドブックで確かめると、どうやらここは縁結びで有名な神社らしい。
場違いな所に来てしまった! ちょっと冷や汗が出る。
とはいえせっかくなので参拝することに。

お堂の脇にある小さな建物の中には、゛雑誌に載りました゛と言わんばかりに女性誌から切り取った記事が、壁にびっしりと貼られていた。
なんでも綺麗になれる御利益があるとか。
どうりでカップルのほか女性だけのお客もいるわけだ。
俺、このまま参拝順路たどっていいのかな?w

そう思いながらお堂で軽く参拝を済ませて反対側の脇へ。そこでは御守りなどが売られていた。

売り子をしていた巫女さんなのだが、これまた中学生か4月から高一かぐらいのあどけなさが抜けない感じの若い娘で、とても可愛いらしい巫女さんだった。
今いる客は自分一人という状況もあってか、思わずいくつかの御守りの説明を聞いてしまったのは言うまでもない。

そんなこんなでいつの間にかテンションが上がっていた俺。
何が的なのかわからないが「的中」と書かれた御守りと、縁結びの絵馬をご購入(笑

巫女さん曰わく、独り身の方でも良いとのこと。
せっかくなので絵馬に想いを書き連ね、掲げてきましたYO!w

おみくじを引いたりと、30〜40分ぐらいゆったりと堪能していたら、いつの間にか雨がやんでいた。
雲間から覗く太陽が希望の光に見えました。

そんな調子で、俺の旅はまだまだ続く……

「て言うかー、誇大妄想?」