CLANNAD ～AFTER STORY～ 第19話「家路」

渚を失った悲しみから、ようやく復帰できた朋也。
それは見えざる古河夫婦の支えがあったからこそ。
２人もまた娘を失った大きな悲しみに耐えていた…。
ああ、またしても…（Ｔ△Ｔ）

…え？　風子!?
これまた予想外の展開(ﾟ∀ﾟ)！

「今度はお前が泣く番だ」

いつも笑顔の早苗さん。
娘を失った悲しみを、汐を育てることで紛らわしていたわけか。
夫からの指摘に、これまで我慢してきたものが涙となって溢れ出る…

朋也を心配してくれる優しいお姉さん的存在だけれど、
渚の母親として、我が子を失った悲しみは人一倍だったことだろう。

この夫婦のやり取りを朋也が見てしまうというところがまたドラマだね。
思わず下がる頭。
自分も頭を下げたくなってしまうほど、２人の頑張りに敬意を評したいよ。





冒頭、渚の部屋を当時のまま残してあることを話した早苗さん。
それは生前の面影を部屋ごと残しておきたいという気持ちの現われ。

病気がちだった渚。
素直で良い娘だけれど、体のことだけは心配だったはず。
手のかかる子ほど可愛いと言うけれど、
渚を見ればいかに愛情を注がれて育ったのかわかるよ。

これまで朋也側からの渚の存在がクローズアップされていたけれど、
古河夫妻がいかに頑張って渚を育ててきたか、
そしてどれだけ可愛がられていたかを考えれば、
一人娘を失った大きさは朋也以上に計り知れないものだと思う。

本当は辛くて悲しくて、
それこそ明るかった人がふさぎ込んでしまうほどの衝撃だと思う。
しかしそんな姿を見せずに耐えてきた。

だからこそ早苗さんの号泣する姿に、こちらも涙を誘われてしまう。



それにしても…

「どうしようもなくなったら俺が助ける。
お前が泣き止むまでそばにいてやる」

秋生さん、格好良すぎるだろ！(*´Д｀*)
しかもこのセリフがハマるキャラだからたまらない。









汐の担任の先生が、保育士の研修会で今はお休み中という話。
この瞬間、ＯＰの映像が脳裏を過ぎった！



これは…十分にありえる展開だ！
汐が言うには、「髪が長くて、綺麗で優しい」先生。
子供に対しては”優しい”であろう杏の姿が目に浮かぶよ。

それにしても一人で留守番できるって、汐ってしっかりした５歳児だよなぁ。









数年ぶりに会う公子さん。
「妹さんが退院されたそうですね」
え？　そんな話あったっけかな…。初耳だ。

「今日も妹と一緒なんですよ」
なんと!?

ということは、ということは…







風子キターー(ﾟ∀ﾟ)ーー！！

ずっと幽霊状態な扱いだと思いきや、まさかの風子復活。
なんという嬉しい展開なんだ！







この対峙ｗ
当事者らは記憶が無くなっているものの、
視聴者にはわかる、朋也のなんとも言えぬ表情ｗ





「可愛いです！　抱きしめていいですか!?」





風子節も健在！　安心した！ｗ













「俺は、やり終えたんだろうか…？」

男手一つで朋也を育てることに賢明だった父親。
その気持ちが息子には伝わらず、大きな溝を作った２人。
脇目もふらずに頑張ってきたことが伺える言葉だ。









「あの人は幸せだったのだろうか？」

これまでの人生をすべて子供のためだけに費やしてきた父親の背中。
その対象が自分だったことを思うと、やりきれないよね。
父親の人生はこれから楽しくなるんじゃないかと思いたい。









「光が…」

空から舞い降りる一粒の光が、朋也の体へ吸い込まれていくという演出。
タイトル時の光の玉が、これでまた１つ増えたわけだ。

その光を汐だけが気付くという細工にちょっと驚いた。
これにはどんな意味があるのだろう？
子供だから見えるのか、それとも汐だからなのか…。

そもそも光の玉の存在が一期から謎のままだけれど、
OPの異世界の話も合わせて解明されるのかなぁ？





さて、風子が出てきて杏もこれから出てくるであろうことから、
これからメイン女性キャラの登場回数が増えるという流れなのか!?
だったら嬉しいｗ

それにしても、ここからどんな展開を見せ、どんなふうに締めるのか、
期待が高まるいっぽうだ！