これは能登さんの代表作に加わる(゚∀゚)!
とにかく第1話は私的にヒット!
まさかこんなダークホースが隠れていたとは…
少女漫画、やっぱ侮れんわ。
というわけで、現在記事を展開している10月開始アニメ
「第1話感想 まとめ」の枠から飛び出して
この作品の1話目をピックアップしたいと思います。
初めは能登さんが主役だし、まぁ観てみるか程度でした。
見終わった後は、主人公のキャラクターにがっつり惹かれていました。暗い性格でクラスでも目立たない(逆に目立ってる?)存在で
だ~れも相手にしない女の子。
黒髪ロングで笑顔も引きつっているから怖がられる。
しかし本人はいつものことだと、自分らしく歩もうとしている。
この姿勢がまず良い。
「私だめなのよ~、こういう健気な子に弱くて~!」そんなことを言ってくれるキャラが出てきことがGOOD!
片方の小馬鹿にするセリフが効いていたのか、
こういう感情を持った人たちも出てくるんだと好印象。
そう、爽子の良さは健気さにあるんだよね。それでいて決して暗くならずに、周りに気を配りつつ、
自分の立ち位置を理解したうえで明るく振る舞おうと頑張っている。
「次は髪の毛ひと束、くわえてみよう」ポジティブ思考w
時折デフォルメになるあたりとかも良い。てか動きが可愛い。
「私、夜はわりと好きなので」ここからのセリフ、
どことなく能登さん自身と被った気がした。
能登さんは正解だわ…と思った瞬間。
能登さんもおそらくこのキャラはお気に入りなんじゃないかな?
この作品、
少しでも見せ方が変われば、
逆に避けてしまう内容になっていたかもしれない。なので苦手な人もいると思う。
私的には能登さんの声、本人のキャラクターがすごく効き目を現わしていて、
そこもフックする要因なのは確かなんだけれど、
少女漫画にありがちな展開をどこか飛び越えたかのように、引き込まれる要素がある。
「大丈夫、私もう誤解の解き方、知ってる…」爽子の立ち位置がこの作品ではマイナスからスタートしていて、
自分のやり方は間違っていないんだと己を信じ、
健気に一歩ずつ進んでいく姿勢が良かったんだと思う。
「私は正しいことをしたはず。だけど…」終盤、爽子の気持ちにリンクしてしまったのか、
絶対いると分かっていながらも結構グっときたわ…
爽子良かったね!って素直に思えた。
原作は未読なので先は知りませんが、
実は第1話で全て良いところ見せ終わったんじゃないの?とも思えますね。
でもこれからの爽子の歩みも見ていきたいんだよね。
1話目が良くて2話から視聴意欲が減退する場合もあるので、
以降が蛇足にならないことを祈りたい。
とにかく第1話は素敵でした。