作家、西尾維新と言えば、シャフト制作のアニメ「化物語」で一躍有名に。
今度は別シリーズである「刀語」が、WHITE FOX制作によりアニメ化!
今月から毎月1話、1時間スペシャルで放送される。
そして先日の25日に第1話が放送されたが…
キャラ、ストーリー良し、作画も動画も素敵レベルに仕上がっていた。
結論から言えば、すげー面白かった!
「そうか、ボクはこういうふうに失敗するんだ」アバンタイトルのBGM、「攻殻機動隊」が過ぎった。
時代劇でこういう選曲もいいね!
スタートの引き込み、かなり良い。
「無人島などではない、あれは大乱の英雄の流刑の地」タイトル以外はほぼ情報を遮断していたので、誰が声優かは不明のまま視聴開始。
主役級と思われるこの女性、CVは…え、ゆかりん!?
最初わからなかったわw
見た目年齢1桁キャラが主体だと思いきや、このとがめ役もなかなか良い。
さすが場数を踏んできた声優さんだ。
刀1つとっても良い描き。
いいね、こういうこだわり。
「ぎゃふん!」真面目一直線だと思いきや、可愛らしい展開がまた好印象。
伝説の刀鍛冶が作ったという12本の刀。
名称はもとより、紹介シーンに何やら熱いものを感じる!
俺の中の厨二が目覚めそうだぜ!
未知の刀とか心揺さぶられるわ~(*´Д`*)「朧村正」を買ったのもそういうところにあるし。
「そりゃ怖いよ、けれどもそれ以上に面倒だ」主人公、鑢七花(やすり しちか)。
刀を使わない剣術「虚刀流」の現当主。
ほとんど人がいないような島で、
亡き父と病弱な姉だけの中で育ったためか、世間のことには無知。
こういう無垢無欲なキャラってのは好印象だよね。
難しいことは分からないが純粋で根っからの正義という、
定番でウケのよいキャラ設定。
「鑢七花、私に惚れていいぞ」だいぶ、とがめという女性が分かってきたぞw
自分を「奇策士」と自称するだけあって、奇抜なことを言うんだな。
そこがまた物語の面白さにも繋がっているわけか。
「この絶刀「鉋」はな、頑丈さに主眼をおいた刀なんだよ」変体刀の1本を持つ忍者。
ウザいぐらいによくしゃべるわw
それにしてもこの刀の描き方、思わず唾を飲んだね。
硬く冷たい感じがすげーよく出ている。
「あんたの腹ん中は俺以上に混沌としてるぜ?」とがめはこう見えて、
人を信じず、自分の利のためだけに人を使うような女性なのか。
そうは見えないが、きっと理由があるのだろう。
「さすがの虚刀流も油断するだろうぜ」おい、その忍術を教えろ。
「虚刀流、牡丹!」攻撃するとは思った。
…が、姉以外の人間をまだ判別できないって…w
てっきり見た目に惑わされず、
人の本質のようなものを感じて見破ったのかと思ったよ。
「(変装以前の問題だ!)」同意w
「虚刀流、七花八裂!」必殺技の演出がすげーたまらんわ!
まず1つ1つの技を名前入りでしっかり見せ、
その後に引いたアングルから連続で見せる。
単に連続で見せるのではなく、瞬間的に間があったりするのがまたイイ。
浮かせ状態のまま技が決まる様は男の夢だよね~w
「勘違いしないでくれよな。あんたのためなんだからな」
これは、ツンデ…いや違う!
新しい何かを感じたぞw
「俺はあんたに惚れることにしたよ」こうして見ると、とがめは悪い娘ではなさそうなんだけどね。
「あの子が外の世界に出ることには、私が賛成なのです」七花の姉ちゃん、すごく頭脳派っぽいんだけど、
旅には付いてこないのか。
出番これだけってのも勿体無いな~。
最後のひと言、弱いってどっちに対して言ったのだろう?
七花のことなのかな、やっぱ。
というわけで、堪能した第1話でした。とりあえず3回観たw
セリフはやたら多いけれど、第1話だから仕方ないかなと。
また、世界観や状況を知りたいこともあって、
言葉1つ1つにも興味がそそられる。聞き入ってしまうな~これは。
全12話。
楽しみが増えた1年になった!
次回は2/8。早いw