「みんなでパーティするの♪」
いまだ魔法少女になることを決意できずにいる、まどか。
願い事は、先輩と同じように誰かを助ける存在になりたい。
しかしそんな甘い気持ちを打ちのめす悲劇が待っていた!
メルヘン調は怖さを増幅させると感じていたけれど、それが今回、一気に弾けた。
これは、恐い・・・
「ボクとしては早ければ早いほどいいんだけど」
キュゥべえは、急かさないといいつつも急かしているよね。
まどかの落書き、CV悠木碧ちゃんが描いたってマジ!?
そういえば自画像描いたりしてるよね。
描き慣れてるレベルw
「またか、まったくもう・・・」
このとき、母親がまどかをチラ見しているのが気になる。
もしかしてこのお母さん、以前魔法少女やっていたとか・・・?
この目は今のまどかの現状を知っている感じだわ。
「今度の魔女はこれまでのヤツらとわけが違う」
魔法少女同士が競争するシステムって、悲劇しか生まない気がするよ。
まどかが魔法少女になったら、そんなシステムに囚われず
強大な敵を友情で撃破する。
てな展開が用意されているのかなと、この時はまだ思っていた・・・
「マミさんはもう、独りぼっちなんかじゃないです」
戦っているマミに憧れて、だから自分も魔法少女になりたい、か。
でもさ、まどかが魔法少女になった時点で競争相手になるわけで、
結局はそこに友情なんて生まれないんじゃないか?
「これから私と一緒に戦ってくれるの? そばにいてくれるの?」
強くて優しくてお姉さんなマミは、意外にも寂しがり屋だったんだね。
最初のうちはマミに色々教えてもらうものの、
まどかのほうが素質があり、あっという間に抜かされる。
それを見たマミが自分からまどかのそばから去って行く・・・とか。
「こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて」
おおぅ、マミさん相変わらずカッコイイ戦いっぷりだぜ!
まどかの言葉がすごく嬉しかったご様子w
相変わらずメルヘンなイメージの魔女だけれど、それが返って怖いわ~
「ティロ・フィナーレ!」
ただでさえ強いマミが、うきうき気分でさらに力が増したかのようだ。
一気に片を付けるぜ!!
あっけなかったなぁ・・・
って、何か出てきた!?
勝利で気を抜いていた隙に、一気に間を詰めてきやがった!
ちょ・・・ マミさん!?
逃げてぇー!
なに? なにが起こってるの!?
首から下をぶらんとさせながら、頭だけを掴まれたような揺れ方・・・
画面中央下部、マミ(の体だったもの)が落下。
その影には、頭らしきものが見えない。これはすなわち・・・
食っとる・・・
これは何か悪い夢だろ?
マミが魔女の体を突き破って出てくるとかだろ!?
マミでも勝てなかった相手に勝算はあるのか、ほむら!
いや、冷静な彼女なら大丈夫かもしれない。
浮かれていたマミは冷静ではなかったわけだし・・・
魔女、殲滅!
ほむらの右側にべちょっと落下してきたものは、
敵の内蔵なのか、はたまたマミの・・・
うわぁぁぁぁぁ!
「魔法少女になるって、そういうことよ」
危険と隣り合わせだからこそ、ほむらはキツくあたっていたわけだ。
何かをするときに優しく促してくれる人と、
危険性を理解したうえで厳しく教えてくれる人、
果たしてどちらが親切なんだろうね。
そんなことを気づかせてくれる一幕でもあるな。
こいつ、シレっとしてやがる!
魔法少女が1人消滅したというのに・・・
この作品、可愛いく見えるものが
実は怖い存在という作りなんじゃないかと思えてきたわ。
あんなものを目の前で見た日にはトラウマだろうに。
もしやマミの仇を討つために魔法少女になるなんて言うんじゃないだろうな?
「魔法少女」というタイトルに、早朝アニメの定石をあてはめてはいけない作品だぜこれは。
3話でまだ主役が魔法少女になっていないうえに、グロな悲劇展開。
ふんわりメルヘンチックな印象を見事にぶち壊してくれたよ。
刺激があるという、良い意味でだけどね。
こいつは大人向けの魔法少女アニメだ。
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