◆スペック
公式でも確認できるので、気になるところだけ簡素にしてみた。
名称: NGP(Next Generation Portable)※開発コード名
CPU: 4 core
GPU: SGX543MP4+
スクリーン: 5インチ(16:9)、有機EL、マルチタッチ可能
背面: タッチパッド有
カメラ: 前面と背面に1つずつ
サウンド: スピーカー、マイク内蔵
センサー: ジャイロ、加速度センサーなど
通信: 3G通信、Wi-Fi、Bluetooth
ボタン類: 2スティック
今やタッチパネルは当たり前のようだけれど、
マルチタッチができるようにしてきたか!
(現行のDSでは同時にタッチできるのは1箇所のみ)
そして映像で目を引いたのは背面タッチパッド。
iPhoneで経験したことがある人もいるだろうけれど、
画面タッチで主人公を動かすと指で見えなくなるんですよね。
それを背面タッチで操作すれば画面を覆うことなく操作できるってわけです。
考えたな~これ。
操作している指がとてもエロティックだったけれどw
ちょっと想像して、ゲーム機持った状態で背面を指でなぞってみてくださいな。
中指の動きがエロいでしょ。
それと待望の2スティック。
据え置き機では当たり前になったけれど、現行PSPでは1スティック。
たとえば主人公の移動とカメラ操作を2つのスティックに分けることで、
動かしながら周囲をぐりぐり見渡せる。
これは3Dグラフィックのゲームには親しみやすい操作なんだよね。
美麗な3Dグラフィック作品が主体なPSPだけに、これはよくぞ実現したなと思う。
ジャイロセンサーや加速度センサーは、iPhoneや3DSを意識して付けてきたと思う。
通信面では、iPhoneのように屋内ではWifi、移動中は3Gで通信させる試みでしょう。
その際の通信費がどうなるのかが気になるところ。
◆価格未定。果たしていくらになる?
素人目だけれど、6~7万してもおかしくない性能だと思える。
ある程度のお客が手にできる値段まで下げたとして、初回は3~4万。
でもそれだと売れば売るほど赤字でしょうね。
小型化するのってそれだけ大変でお金もかかるわけで、
現在のPS3より高くなったとしてもおかしくはないんです。
PS3の発売当初の値段は、確か6万2790円だったと思う(うる覚え)。
当時はスロースタートだったものの、徐々に価格を下げ、
今や2万9980円で良い売れ行きになってきている。(※HDD容量については割愛)
これと同じように、最初はすごい高値にしてくるかもしれない。
けれど初めから価格を下げて勝負に出てくることもあり、
その場合は2万円台にしてくるのかなと。
いくらなんでもサービスしすぎな価格だけれど、
3DSが2万5000円なので、もしかしてそこまで下げてくるかも?と思ってみたり。
正直、現行PS3と同価格であってもかなり売れると思う。
もし安い値段で勝負してくるのであれば、
PS3の2万9980円を天井、3DSの2万5000円を最安ラインとして考えると、
2万9800円になるかもしれないと推測。
最初は高値でいくという姿勢ならば4万9800円ぐらいかな。
もしそうだとしても頷けるスペックです。
◆年末発売。その狙いは!?
比較するのも何ですが、けれど確実に意識している3DSの動向。
実のところ3DSはロンチタイトルから見て、しばらくは伸び悩むと思う。
年内中盤で魅力的な任天堂タイトルが発売され、おそらく大勝負に出るのは年末。
3DS本体が昨年の年末商戦から外れたこともあって、
今年は自信を持って年末に挑んでくると推測しています。
その勢いを失速させる作戦として、NGPを年末にぶつけて来る可能性は非常に高い。
もちろん魅力的なタイトルをドーンと引っさげてきます。
1年後ならば機材も多少は安くなり、量産化もある程度は整うと考えると、
値段も魅力的になる可能性がある。
3DSの後発だからこそ、相手の動きを見ながらじっくりと戦略を練られる強みがある。
これまではDSが強かったものの、
ここへきてPS(PSP)の勢いが増してきているという背景。
過去、任天堂とソニーがTOPの座を入れ替えながら歩んできたことを考えると、
そろそろまたPS勢の時代がやってきそうな気もするんですよね。
あくまでも歴史を振り返っての憶測ですけれど。
値段とロンチタイトルが見えてくるまではまだなんとも言えませんが、
発表を見て、本体スペックとインターフェイスに大いに期待が持てると感じました。