「ラストは派手に決めたいじゃない?」もう最後の1隻になったのか!
ここまで順調に進んできたことが伺えるものの、
そのおごりが不運を招かなければいいけれど・・・最後だからこそ何かあると思えてしまって心配だ。
「でっけぇ獲物がもうすぐここに来るの」久々にカルタッファルの面々と対面。
空族総出の狩りならば易々と成功しちゃうね!
いや、なんだろ、嫌な予感がするんだけど。
「アデス第三艦隊!?」空族たちを一網打尽か!
空での戦いで上を取られてしまうのはかなり痛い。
やはりこうなったか・・・
ファムのおごりが生んだわけではないけれど、かなりまずい状況。
この危機をどう切り抜けるか、2人の活躍を考えるとワクワクする!
「気付くべきだった、私が・・・」なんでジゼルが責任感じてるんだよ~。ジゼルは悪くない!
上空へ退避しようとしても風の壁がある?
なにこの袋の鼠状態・・・
けれど状況が危機的なほど切り抜けたときが気持ちいい。
さぁ、どうする!?
「全艦、長距離型戦列艦。
艦隊同士の正面決戦が主任務・・・だったら!」この状況下でも冷静な分析、痺れるぜ!
このときの冷静ながらも時おり少し震え声という、碧ちゃんの演技が素晴らしい。
「艦隊の下をくぐって、水面スレスレに峡谷を抜けて!」正面決戦型ゆえに、下方への攻撃手段を持たないというジゼルの判断。
だがすでに対処済みだった模様。
下へ向けての砲撃により、完全に逃げ道を塞がれてしまう。
ジゼルの推測は間違ってはいなかったけれど、先手を打たれていたか。
もうこれ手立て無しじゃないか。
「父さんが、父さんが! いやぁぁ~!」
おいおい、ジゼルが平静を失ったらそれこそ助かる術が無くなっちゃうよ!
氷塊が海に落ち、その水蒸気によって雲の合間に穴が空く。
そこを通り抜ける鳥(グランバード)たちの群れ。
なるほど、これを利用するんだね。
だが氷塊はそうそう都合良く狙った場所に落ちてはくれない。
しかも仲間も助けなければならない。
「ファム機から信号を確認!」敵を引き付けつつ、自分の機体に従って飛べという、見方によってはなんとも勝手な指示だ。
しかしファムが何かを狙っていて、全員を助ける妙案があることは伺い知れる。
我が子のように育てたファム、頼りになるジゼルもいる。
父親という近しい間柄だからこそわかる明るい兆し。
操縦者もファムの案に乗りたいという目。
この一幕で仲間からのファムの信頼の厚さがよくわかる。
「手伝ってやれ」
「追い風を祈る!」この流れ好きだ。テンション上がってくる~!
敵の砲撃を誘い、大きな氷河をひっぺ返す。
でっかい氷塊が海に落ち、大きな上昇気流を生み出す、か。
味方を一箇所に集めているから全員同じタイミングで気流に乗れる。
地の利を活かした大胆な戦略だ。
私的にはこれをジゼルに発見してほしかったなぁ。ファムが困惑し、それでもジゼルを道連れにはできないと、
敵の砲火を必死にくぐりぬけてる操縦技術を見せつける。
そこへジゼルが気流の仕組みに気付くと。
ファムは無理だと一度は否定するも、ジゼルが考えたことならばと信用して作戦遂行。
こうすることで2人の信頼関係がより強くなったと思うんだよね。
ただ、今は2人の心を一度遠ざける流れがあるようだから、
そうしなかったのも何かしらの意図なのだろう。
「また新しい獲物を探せばいいんだしさ」そういうことじゃないんだ。
父に宛てた手紙に「ミリアが」と書いたことでジゼルが心配しているんだよ!
ジゼルが手を堅く握りしめたのは爆発の前兆だよきっと。
「ジゼがいてくれたおかげだよ」あ、ちゃんとフォロー入ったw
まずはひと安心・・・って思ったらつけられていた!
この数を相手に、逃げることも勝つことも無理。
助かる条件はミリアを引き渡すこと。
うわ~、なにこれ、すごいところで終わった!推測だけど、ミリア自ら捕虜になると言い出しそう。
そしてミリア救出が次なるファムの目的になる。
OPでミリアを助けるファムのシーンがずっと気になっていたんだよね。
やはりあれを使うには一度ミリアが連邦に捕まる展開が必要。
落下する2人をジゼルが受け止めるんだよ。
かどうかはわからないけれど、あのシーンを終盤に持ってこられたら、
やっぱり感動しちゃうだろうなぁ。
【過去ログ】 ※リンクなしは未記事
●
第6話「Over step」●
第5話「Touch and move」●第4話「Dubious move」
●
第3話「Light square」●第2話「Fool's mate」
●
第1話「Open file」(※まとめ記事)