「俺はお前と付き合えない、好きなやつがいるんだ!」黒猫と付き合ってらぶらぶしていた京介だが、ついに本音をぶちまけた。
あやせの告白を断り、さらに黒猫まで切り捨てるとは・・・
二期になって黒猫はだいぶマシになったし、
一番まともに付き合えそうな相手だと思っていたけれど、
京介も普通じゃないってことなんだろうなあ。
「俺はお前が好きだ!」クリスマス・イブに秋葉原でエロゲを買い、
夜のスカイツリーを見るためにホテルイン!
そこで買ったゲームをプレイって、どんなデートだw
街なかで自分には好きな人がいると言い出した途端、逃げる桐乃。
追いついては桐乃が好きだと告白する・・・ってマジ!?
そりゃあ、キモいを連呼されるよw
「俺と結婚してくれえええ!」桐乃の前でも大っぴらにシスコンをアピールするようになったけど、
結婚とまで言うようになったのかw
これはもう最上級のキモいが待っているに違いない。
「・・・はい」ええええええええー!?潤んだ瞳で受け取っちゃったよ! なにこの展開!
桐乃も京介のこと好きだろうけれどさ・・・驚いたw
「これって婚約指輪ってわけ!?」京介が差し出したのは、一年前に桐乃が欲した指輪。
ホテルに戻った二人がやることと言えば・・・
エロゲの続きかよ!w
この作品がエロゲだったらベッドの上で抱き合ってるところだ。
「私から告白するつもりだったんだよね」そうか、桐乃は京介からの告白をされまいと逃げたんだね。
「隣で私が寝ていたらどうするかなって」そりゃ驚くし、おっぱい触っちゃうっしょ!
京介は黒猫の胸を触らずじまいだったのを後悔しているからw
桐乃とは恋人になれたわけだし、胸ぐらい揉ませてあげてはどうですかね?w
そういえば一期で転んだ拍子に揉んでなかったっけ?
「約束通り、喧嘩しにきたよ」卒業式を終え、二人は麻奈実を前にする。笑顔だけどそれが逆に怖い。
まさか二人の付き合いを麻奈実にもしっかり報告すると?
13話の桐乃の過去回で、麻奈実から兄を好きになるのは「だーめ」と
たしなめられる1シーンがあったけれど、それを思い起こすと麻奈実はかなり強敵に思える。
果たしてどうやって認めてもらうのか・・・
「私に京介取られちゃって、今どんな気持ちー?」子供の頃、兄への想いを麻奈実に止められたことがずっと気に入らなかった桐乃。
顔を歪ませる麻奈実を見て「ずーっとその顔が見たかった!」と煽りまくる。
麻奈実は自分も京介が好きだからという気持ちもあるだろうけれど、
それ以前に兄妹で付き合うなんて受け入れがたいだろうね。
てか、さっきから麻奈実の顔が怖いんですけど!
「こんな気持ち」・・・な!?
麻奈実が桐乃にボディーブローをかましてきた!ちょ、なにこの戦闘力!?
おっとり地味子が鬼神のごとく勢いだぞ!
「桐乃ちゃんさえいなければ全部上手くいってたんだよ?」ぽかーん。
なんだろう、本来暴力など振るわない子がここまでする姿に、
これも愛情なんだろうな、とさえ思えてくる。
「夢から醒めて普通の兄妹になりなさい」誰しもが恋人になったことを認める中、冷静な目線ではっきりと言ってくる。
普通じゃない、異常、両親も反対するに決まっている。
実に一般的な言葉で正しさに溢れている。
だが京介は「一つを守るために多くを失う覚悟ができている」と反論。
実際、色々な人の告白を蹴って桐乃を選んできたうえに、
今まさに目の前でその一人の想いも断ち切ろうとしているからね。
「おう、近親相姦上等だぜ!」土下座でも何でもすると言ってきた京介に、
「私が土下座してやめてと言ったらどうする?」と逆に問いかける。
それでも京介は考えを改める様子はない。
そこまで見せられたら怒りよりも悲しみが沸き上がるよね。
麻奈実にはかなり痛い告白だったに違いない。
「桐乃、結婚すっか」本当に式場に来るとか!
麻奈実というラスボスを乗り越えた二人が次に成すのは結婚。
ああ、フリか。そりゃそうだ。
「私さ、あんたの妹で良かった」おいまさか・・・
おおおお・・・
「あーあ、やっちゃった」 「やっちまったな」キスぐらいしてもいいんじゃないかな。
今までの苦労とギクシャクとしてきた歩みを見ていると、ようやく二人の気持ちが実ったと思える。
現実には妹萌えなど存在しないし、そもそも恋愛感情なんて浮かばないものだけれど、
この二人の気持ちは確かなんだなって思えてくるほどのものを見せられたからかも。
来るべくしてきたようにも見えるけれど、このラストは結構意外。
ストレートに桐乃を選択できるものではなかったし、
様々な想いを乗り越えた長き苦労の末に到達した無謀で大胆な結末。
それゆえに最高のラストだと思う。
「切りもいいところだし、ここで終わっとく?」恋人ごっこはここでおしまい。
どうやらクリスマスイブの時、
「卒業まで私たち期間限定の恋人になる。で、おもいっきり楽しんで、卒業したら普通の兄妹に戻る」
ということを取り決めたとのこと。
結婚式は形だけのものだけど、そこまでしないと気持ちの区切りが付けられなかったのだろうね。
エロゲやその類のものであれば、それこそエッチという形で愛情の結末を見せてしまうところ。
こちらはラノベなのでそこまでできないとはいえ、結婚式という形で区切りを付けたのは上手いと思う。
エッチまでしたら後には引けなくなるし、以前の状態まで戻ることはできない。
二人の本気度が窺えるとともに、一線を越えてはまずいという良識も垣間見える。
キスだけってのはモヤモヤするけれど、この作品はこれでいいと思う。
作者は他キャラに逃げずによくこんな面倒なラストを用意したなあ。いやはや、凄い。
3話分だったけれど結構駆け足気味な感じはしたので、
今回の部分だけでも原作読んでみたいな。14話からって何巻にあたるんだろ?
再び二人は元の兄妹に戻った姿を見せてのエンド。
軽い頬キスぐらいはご愛嬌ってことで。
これまで二人を取り巻いてきたキャラとの今後を考えると色々大変だよなあ。
原作は完結しているし、そもそもフィクションに今後なんてないだろうけれど。
さすがにこの内容ではテレビ放映できないってことは納得w
ニコ生でのアンケ結果は『とても良かった』が低かったものの、
恋愛対象キャラ多数の作品で一人に絞ったラストなので賛否が分かれるのは仕方ない。
私的にはここまで明確に答えを出した作品は凄いと感じるし、二人の仲を称えたいと思う。
<ニコ動>※期間限定
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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 TV未放送 第14話●
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 TV未放送 第15話●
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 TV未放送 第16話