レイトン教授というシルクハットを被った
考古学者と、その弟子のルーク少年が
閉鎖された不思議な町へとたどりつき、ナゾを解いていくというもの。
大富豪の家宝を見つけるという目的があるのですが、そこから事件が起こり、
あたかも探偵のように教授と少年が町の中を探索することになるのです。
画像[ITmediaより]こういうストーリーがあると、ついつい先に進みたくなります。
町の人たちがナゾ好きという設定なため、聞き込みを進めるうえで、
たくさんのナゾが出題されるわけです。
グラフィックが良いですね。キャラクターや風景などが優しい絵柄。
出題されるナゾは、
クイズというよりも、なぞなぞ系が主。
まともに計算などすると逆に痛い目を見ることになります。
そこが、これまでの脳トレ系ソフトと違う点であり、楽しく悩ませてくれるのです。
ナゾは、暗号解読や図形など。
例えば”マッチ棒を1つ動かして~”といった類。
漢字だの計算だのといった学力的なトレーニングではないところがポイント。
いわゆる「IQサプリ」系かな。
”2匹乗れるイカダを使って、左の岸から右の岸へ~”とか、
”8つの重りの中に1つだけ軽い重りがあり、天秤を2回使って~”
といった、「平成教育委員会」等で見たことのある問題も出てきます。
こうした問題って、脳トレで使う頭脳とはまた違う部分が刺激される感じ。
問題を解けば、問題のレベルに応じて点数がもらえ、
どんどん加算していく形になります。
答えを間違えるともらえる点数が少なくなるため、
時間をかけてでも解こうという気になります。
町の中の背景をタッチペンで突付いていると、
”ヒントメダル”というものが頻繁に見つかり、
これを所持している分だけ、1問につき3つまでのヒントが聞けるというフォローもあり。
解けない問題の場合、間違いを覚悟のうえで答えてみるか、
それともメダルを使ってヒントを聞きだすか……
これが凄く悩みどころだったり。
問題のレベルは最初に表示されますが、低いからといっても思考を間違えればドツボ。
かといってレベルが高くても、閃きさえすればサクっと解ける。
自分の得意分野や苦手な思考が如実にわかります。
レベルの低い問題に30分悩んだあげく、ヒント3つ聞いてもわからず、
単なる思考の凡ミスだったことに気付いて落ち込んだり、
レベルの高い問題をすぐに解いて「俺ってスゲー!」な気分になれたり。
とにかく楽しいです。
ナゾはナンバリングされたものが順番に出題されていきますが、
”隠されたナゾ”というものもあり、
そのナンバーが100以上なため
相当数のナゾが用意されていることがわかります。
さらに
Wi-Fi通信で、週に1回ダウンロードできるナゾもあって、
その配信が1年間続くというから凄い。
ところどころで
アニメーションムービーが入り、飽きさせない作りも良いです。
レイトン教授とルーク少年は、それぞれ大泉洋、掘北真希が声を担当しています。
レベルファイブといえば「ローグギャラクシー(PS2)」で
上戸彩を起用したこともあるので、声の担当に俳優を持ってくるのは承知の上。
個人的には声優さんを使って欲しかったところですけどね。
と、流れが声優さんの話になったところで……
能登さん、キタコレ!(;゚∀゚)=3
能登さんの起用は以前から知っていたので、これも購入した理由!
でもまだ出てきてないんですよ…。
この記事を書くまでにはネタとして登場させておきたかったのですが、
とりあえず出てくるのを楽しみながら進めることにします。
途中経過の成績ですが、
解けたナゾ:69
トータルひらめき指数:1942
ヒントメダル:85枚という、おそらくオーソドックスな数値かと。
これまでの脳トレ系ソフトに飽きてきた人はもとより、
この手の問題に興味がある人ならば、ぜひともプレイしてみる価値ありです。
レイトン教授と不思議な町 [あみあみ] / [ゲームラボ]