◆メディカルパビリオンどうにか一区画目は乗り切った俺。
次は「MEDICAL PAVILION」という施設。
医療施設というのは分かるが、病院と聞くだけで身の毛がよだつのはなぜなのか。
そらもう、白衣着た人にたくさん襲われた。
そしてこの施設での後半。
初めてリトルシスターが単独でいるところに遭遇。俺を見て恐れをなしてか後ずさり。
生かすか殺すか……。その判断は俺の手にゆだねられることになった。
見た目に騙されてはいけない。
小さな女の子とはいえ、遺伝子操作ゆえの産物か、残虐性を持ち合わせた子供だ。
HARVEST(搾取)かRESCUE(救出)か……。このゲーム最大の趣向ともいえるイベントがここでやってきた。
HARVESTすれば、ライフ増加や各種能力をパワーアップさせるアイテム、
それを手に入れるための「ADAM(アダム)」が大量に手に入る。
しかし「ADAM」を吸い取られたリトルシスターには死が待っている。
RESCUEでは「ADAM」は微量しか入らない。
果たして助ける意味があるのだろうか。
この生きた心地のしない殺伐とした場所で、何をためらう必要がある。
襲い、襲われるだけの世界。
すべては力だ。
自分が生き抜くためには手段を選ばない。それが人としての本能だ。
ここは心を鬼にするべきではないだろうか。
だから俺は選んだ。
少女を救う道を。
抱え上げた少女は俺の手を払い、激しく抵抗する。
その頭を優しく撫でてやると、落ち着き払ったまなざしへと変わり、
「ありがとう、ありがとう」と言って足早にその場を立ち去っていった。
これで……良かったのだろうか?
手に入れたADAMは80。
HARVESTを選んでいれば倍を手に入れていたようだ。
「ギャザラーガーデン」という、ADAMを通貨として新たな能力と引き替えられる装置。
ここで少なからず能力を手に入れ、これより先の旅への準備を整える。
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