「時かけ」でその名を知らしめた細田監督の最新作!
今夏の期待作の1つとして気になっていました。
なので片っ端から試写会に応募したんですよ。
なんとか1ヶ所当選したので、観てきた感想などを。
多くの方は「気になるけれど面白いのだろうか?」というのが
この作品に抱いている気持ちなんじゃないかな。
というわけで、まだ公開前ということもあり、
ネタバレ無しで感想を述べてみようと思います。
率直に言えば、
大勢で観て一体になって楽しむ作品!
だと感じましたね。
そう言ってしまうと、インパクトの薄そうな作品だと感じるかもしれません。
確かに「時かけ」のようなドカンとくる驚きはないです。
でもね、ストレートに楽しめる作品なんですよ。
恋愛要素は0ではないものの、そこはやんわりした感じ。
テーマは”家族”だと思えるアットホームさがウリかな。
最近のジブリ作品は子供が観ても分かり辛いから…と感じている方、
お子さんと観る映画として、この作品は超お勧め!
貞本画ということもあって家族向けとは思いづらいものの、
そこは安心してお勧めしますね。
じゃあ大人が観ても楽しめないのか、というとそうではない。
なにより大人が観ても随所で笑えるのが大きいです。
大家族の見せ方が上手く、
とにかくキャラクターが活き活きしているんだよね。
そこで1人1人のリアクションに思わずクスリとしてしまうところ多数。
会場では何度も笑いが起きていました。
そして何と言っても
作品を観終わった後が清々しい(゚∀゚)!
メッセージ性を推測するならば、
1つは ”デジタルとリアルの繋がり” かな。全世界の人が利用しているネット上のポータルサイト。
1つの巨大サイトがリアル生活に密着しているという近い未来な設定。
メインの舞台は田舎なんだけどねw
そこで”リアルの繋がり”ってのも大事なんだよと、ストレートに見せてくる。
この点もまた、子供達に見せたくなる要素かもしれませんね。
ただね、これはまだ中盤。
その後に展開が一変するわけですよ…
おそらく「時かけ」のようなものを期待する方も多いはず。でもこれは「時かけ」とは違います。
なので公開後は批判的な意見も出てくる可能性は高いです。
そういう期待の仕方はせず、
肩の力を抜いて作品世界にどっぷり浸かって観ると良いですね。
もちろんドキワクな面もあって飽きさせない作りは言うまでもない。
素直に楽しい!と思った作品でした。
公開は8/1(土)。
初日なら1日のサービスデーで1000円ですね。
気になる方はご覧あれ~。
◆サマーウォーズ公式サイト
http://s-wars.jp/