「「カエル君 東京を救う」って本、どこにありますか?」これは第1話で陽毬が意識を無くしてから復活するまでに見た物語なのだろうか?
なんかこう、いつもと雰囲気が違うというか、
やや『ウテナ』っぽさを感じる演出がいいね。
最近で言うところのシャフト的な空気を感じる見せ方でもあるなぁ。
「ようこそ、中央図書館そらの孔(あな)分室へ」OPに出ていたピンク髪の男、渡瀬。
優しく語りかけてくるけれど、逆にそこが怪しさ爆発。
彼は意識下の世界の住人なのか、それとも現実に登場するのか。
ペンギンが案内したところを見ると、
プリンセスと何らかの関わりがあるのは確かだよね。
「トリプルHってどうかな?」小学生の頃、友達と3人でアイドルオーディションに応募する陽毬。
過去話って何か謎が解けたりするのでワクワクする!
渡瀬によって少しずつ陽毬の過去が明らかになるものの、
母を傷つけてしまったこと、アイドルの夢を諦めてしまった事、
陽毬にとっては思い出したくない過去を突いてくる感じだ。
なぜ渡瀬にとってそれを知ることが必要だったのか。
それとも陽毬に対して思い出させることが必要だったのかな。
「ヒバリちゃん、光莉(ひかり)ちゃん、ありがとう」人気アイドル「ダブルH」が、実は陽毬と縁のある2人だったことが判明!
これは予想していなかった繋がりだ。
するとエンディングで描かれているのは、叶うことのなかったトリプルHの姿か。
髪の色からしてそうだろう。
兄貴2人も赤と青だから、そっちばかり意識していたよ。
ここで気になるのは、ダブルHもプリンセスと同じ服を着ているという点。
エンディングでは最後に陽毬のウェディング姿を祝福しているかのような演出になる。
これが「運命の人」と結ばれるってことを意味しているのかな?
「これは運命の花嫁に捧げる花冠」陽毬が運命の人と結ばれるためにはピングドラムが必要で、
結ばれた結果、プリンセスが望む何かが手に入る、ってことだろうか。
ここで渡瀬が「元の世界に戻って僕を必要とした時に」と言っていることから、
陽毬が図書館の出来事を思い出したときに渡瀬が現れるのだろう。
そのタイミングが晶馬の事故なのかも。
陽毬の言う「運命の人」とは、冠葉、晶馬のどちらかなのだろうか?
ペンギン帽子を買ってくれたのって晶馬だったよね。
そういえば序盤に出てきた別のプリンセスっぽいキャラ。
デザインが少し陽毬のものと違ううえに、良く見ると頭に王冠が乗っている。
ボスなのか? それともこいつが「運命の人」で、「プリンス」なのか?
ぐあ~、謎がさらに増えたじゃん!
【過去ログ】●
輪るピングドラム 第8話 「君の恋が嘘でも僕は」 感想●
輪るピングドラム 第7話 「タマホマレする女」 感想●
輪るピングドラム 第6話 「Mでつながる私とあなた」 感想●
輪るピングドラム 第5話 「だから僕はそれをするのさ」 感想●
輪るピングドラム 第4話 「舞い落ちる姫君」 感想●輪るピングドラム 第3話 「そして華麗に私を食べて・・・」※欠番
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輪るピングドラム 第2話 「危険な生存戦略」 感想●
輪るピングドラム 第1話 「運命のベルが鳴る」 感想