「キバオウ一派は権力を強め――」キリトの下へやってきた解放軍の女性。
情報や食料を多くのプレイヤーで分けることがモットーだった軍。
そこにあのキバオウがいたというのは頷ける。
大きくなりすぎて内部分裂。そしてキバオウはやりたい放題。
結局のところ初めは良いこと言ってたヤツってそうなるんだよね。
みんなで平等に分かち合おうなんてのは建前で、
自分だけウマーを望んでるタイプなのは見た時から感じていたよ。
「彼が今どうしているかと考えると――」キバオウによって迷宮に置き去りにされたシンカーという名のプレイヤー。
彼の救出を二人に願い出るものの、唐突すぎて信用し難いところ。
「その人、嘘ついてないよ」前回の推測のまま考えると、ユイってやっぱりシステム的な存在だろうなと。
だからプレイヤー全部の思惑が分かるような、たぶんそんな感じ。
「始まりの街の地下にこんなダンジョンがあるなんて」追加パケや更新で増えるってのが現状のネトゲだけど、
SAOはそれができないから時間開放型のダンジョンだろうね。
または誰かが何層かのボスを倒してフラグが立つとか。
60層クラスのモンス…あるあるw
街から近いのに極端に強いモンスが出るってのも追加エリアの特徴。
てかユイちゃん付いて来ちゃったー!
明らかにユイがキーになる展開が待っているんだろうけれど。
「この子と一緒に安全エリアに退避してください!」シンカーを見つけたものの、そこに現れたのは大鎌を持った死神タイプのモンスター。
ユイを託して立ち向かうものの、アンデッドは厄介だよなぁ。
これもキバオウの仕掛けた罠なのだろうか。
大鎌の一撃でアスナのHP、半分持っていかれた!キリトもあと2、3発食らったらアウトだね。
これは相当に強いぞ。
「破壊不能オブジェクト…!?」退避させたはずのユイが戻ってきてしまった!
モンスターの前に立ちはだかり二人を守ろうとするが…なにそのシールド!
ユイのマーカーが表示され、彼女が破壊不能の存在だと知るアスナ。
つまり攻撃が一切通らない無敵キャラか!
なんかすげー長い剣、出したー!円月殺法よろしく弧を描いてからの一閃!
そりゃアスナも目を丸くするわ。
一撃で消し去るほどの度を超えた強さだぜこれは…
「パパ、ママ、全部思い出したよ」二人の危機に記憶喪失から目覚めたのだろうね。
でもさ、思い出した=別れを感じるんだけど…
やめて、ユイちゃんはレギュラー化して!
「キリトさん、アスナさん」呼び方、変わったよ……
そう言われちゃうと距離を感じる。
アスナは少しショックを覚えただろうなぁ。
「メンタルヘルスカウンセリングプログラム試作一号、
コードネーム・ユイ」つまりユイはモンスやNPCを管理するシステムAI。
プレイヤーのメンタルケアも同時に担っていたが、
正式サービスが始まった際になぜかプレイヤーへの干渉が禁止され、
ただモニタリングするだけの日々。
恐怖や怒りなどの負の感情ばかりが渦巻く光景を見続けてきたユイが、
正の感情を持った二人に気付いたのが事の発端だった。
「私ずっと二人に会いたかった」きっと眩しく見えたんだろうね。
SAOの世界の中では異端なほどに幸せを発する
この二人の波長に吸い寄せられたのだと思う。
「ユイの望みはなんだい?」ユイの姿はプログラムが生み出した偽りの存在。
しかし感情を持っているユイには自らで判断した望みがあるはず。
それはもちろん…
「ずっと一緒にいたいです。パパ、ママ!」
泣けるよ!かな恵ボイスがずるいほどにユイの感情をぶつけてくる!
「命令に違反した私はシステムにとっての異物です」二人を助けるために使った力はバグのようなもの。
よってシステムによってユイというプログラムは消去されることに。
やはりそういう展開か…
「ユイ、行くな!」
「ユイちゃんがいないと私、笑えないよ!」キリトとアスナはみんなを笑顔にできる存在。
メンタルをフォローする存在だった自分の代わりに
みんなを助けてあげてほしいと願うユイ。
二人はそれを託せる人材だと判断したからこそ
こうなることが分かった上で力を使ったのだろうけれど、
これはあまりにも辛い別れだよ。
「ママ、笑って…」
ユイちゃん…
初見は食い入るようにただただ見入っていたけれど、
記事を書きながら改めて見返すとどうにも目頭が熱くなってくるわ。
「今ならまだここのGMアカウントでシステムに割り込めるかも!」そうだよ、ここで復活させて喜びで終わらせてくれよ!
って、なぜ一介のプレイヤーがGMアカウント持ってるんだよ…
いや、そんなことは今はいい。急げキリトォォ!
「ユイのプログラム本体を切り離してオブジェクト化したんだ」ユイという存在の復活は果たせなかったものの、
プログラムで構成されたユイを閉じ込めたアイテムを瞬時に創作。
つまりそれは「ユイの心」そのもの。
やってくれたぜキリト!
まさかこういう形でユイを残せる展開になるとは思わなかったよ。
うん、いいね。本人が先の姿で戻ってくるよりも感動する。
「向こうでまたユイちゃんに会えるんだね」ユイのデータはキリトのナーブギアのローカルメモリに保存される。
現実世界に戻ってから展開するには骨の折れる作業だろうけれど
おそらく再生できるのではないかと。
なんとも希望の持てるオチだ。
これまでの中で一番いい話だった!
アスナがペンダントにして身につけているから、
ふとしたことでまた声を聞くことができたりしないかなぁ。
かな恵ちゃんのユイもすごく良かった。
ナイスなキャスティングだったねこれは。
【過去ログ】●
第11話「朝露の少女」 イチャラブ全開じゃねーか! ユイちゃん可愛い!
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第10話「紅の殺意」 デュエル! 麻痺毒? 結婚しよう!…え?w●
第9話「青眼の悪魔」 ボス戦すげぇ! アスナかわえぇ!●
第8話「黒と白の剣舞」アスナの手料理、二人で仲良く迷宮プレイ●
第7話「心の温度」キリトはまた女を一人虜にした罪な男●
第6話「幻の復讐者」結婚システムの縛りが生んだ悲劇、キリトとアスナは名探偵!?●
第5話「圏内事件」久々にアスナに会ったら探偵ごっこが始まったぞ●第4話「黒の剣士」※未記事
●
第3話「赤鼻のトナカイ」 幸薄きサチに起こる悲劇●
第2話「ビーター」パーティ戦キタ! 第一層なのにボス強すぎw●
第1話 ※第1話感想まとめ 記事