88の奇跡から始まる物語
歌手志望のアリサを起点に魔術と科学サイドが入り乱れる。
宇宙エレベーター「エンデュミオン」の真相とは。
奇跡から始まり、奇跡の重なる物語。
88の奇跡から始まる物語
歌手志望のアリサを起点に魔術と科学サイドが入り乱れる。
宇宙エレベーター「エンデュミオン」の真相とは。
奇跡から始まり、奇跡の重なる物語。
◆概要
歌手を目指す劇場版のヒロイン、鳴護アリサ。
路上ライブをきっかけに当麻と知り合いになるものの、
なぜか彼女は科学と魔術の両サイドから狙われる存在であり、
当麻たちはその戦いに巻き込まれてしまう。
レベル０である普通の女の子がなぜそれほどの存在なのか。
宇宙エレベーター「エンデュミオン」の真の建設目的が明かされる時、
彼女の正体も徐々に明らかになっていく――。
◆感想
とにかく話のテンポが良い。
戦いもあり笑いもありで、緩急のある見せ方に終始飽きずに見られました。
登場人物が多いものの、ＴＶ版を観ている人なら問題なし。
ちなみに自分は一期と二期を一度だけ視聴。
正直、二期は難しくてわからない部分が多かったけれど、
そんな自分でもすんなり把握できた今作。
人物が複雑に絡み合っているものの、状況がはっきりとわかる。
劇場版ならではの迫力ある見せ方に戦闘シーンは惹き付けられます。
ドーンと感動して泣くような話ではないものの、
よくまとまった優等生な作品だと思えました。
アリサの謎についても良く出来ていたと思う。
それをありがちと取るか新鮮と取るかは見る人次第。
仮にありがちとはいえ、段階を踏んで丁寧に見せていたと思う。
それを取り巻く新キャラたちもなかなかにクセがあったのもGOOD。
アリサの歌うシーンは一見の価値あり。
戦いをバックに歌う様は、まるで『マクロス』を彷彿させられてみたり。
黒子はおもしろ要員で、美琴はカッコ良く決めてくれる。
一通さんやラストオーダーもしっかりおいしいところを持っていく。
まさか神裂で笑いを取ってくるとは思わなかった。
ちなみに初春＆佐天さんはモブ程度の出演かと思いきや、
予想していたよりも十分に活躍していて嬉しかったなと。
また制服だけではなく、ちょっぴり刺激的な可愛いコスプレもあって目の保養。
◆総括
科学サイドと魔術サイド、当麻たちと超電磁砲組、アンチスキルなどが入り乱れてのお祭り状態。
あっちこっちで様々な事柄が同時進行しつつも、分かりやすさで作品に没入しやすい。
構成力の高さが伺える作品。
一言で言えば、
凝った仕掛けだが、難しさを取り払って間口の広い作品。
コアファンにどう映るかはわかりませんが、ＴＶ版を観ていた方にならお勧めです。
入場者先着特典10万3千冊限定の文庫、
「とある魔術の禁書目録 ―ロード トゥ エンデュミオン―」もゲット。
挿絵含む220ページもあるちゃんとした文庫で驚いた。
ポラリス (劇場版「とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟 」劇中歌 )
- アーティスト: 三澤紗千香
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: CD
CD収録曲は６曲。劇中で歌っていた全てを収めた一枚。
つまりそれだけ劇中歌はあるってことです。
劇場版「とある魔術の禁書目録―エンデュミオンの奇蹟―」 (特装版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: Blu-ray
劇場版「とある魔術の禁書目録―エンデュミオンの奇蹟―」 (通常版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: Blu-ray