悠木碧 Concert2015「プルミエ！」に行ってきたレポ！ もはやミュージカルだ！

碧ちゃんの1stワンマンライブ！

プチミレとしてのライブは済ませているけれど
個人名義のデビューから３年、ついにソロ初となるライブが開催！
これはファンとして赴かなければならない記念日だ。

◆公演名
悠木碧 Concert2015「プルミエ！」

●日時
2015年4月19日　開場：17:00 開演：18:00
・舞浜アンフィシアター
・チケット：6,800円（+手数料）




◆前振り


開場は17時からだけど物販が13時からなので少し早めに移動。
とはいえTwitter上の情報で移動途中にＴシャツのＭサイズが売り切れを知り
正直テンションはだだ下がりだった。
到着は14時過ぎぐらいで物販列は長蛇。
なかなか進まないうえに小雨という状況。
星形ペンライトが欠陥多数という情報を知ってスルーしてしまった。
（交換対応をすぐに実施されたようだけれど）


●メッセージボード
物販コーナーから出た先で、
メッセージボードを手にした方から碧ちゃんへ一言書いてほしいと頼まれました。
ボードはＡ３ほどの大きさ。
１枚ごとにディアンヌ、響、まどかなどが手書きされているこだわりようだ。
こうしたものをファン側で用意しているのっていいよね。
doyaラジイベントの時だったか以前からやっていた気がするけれど
乗っかってみたかったので勇んで書かせてもらいましたｗ


●旗？

入場時にスタッフから手渡された紙製の旗。
何に使うのか...


●フラワースタンド



有志や各関係者から多数。
中でも早見沙織さん個人からというのが目を引いた！
どやラジでライブに誘っていたけれど来てるのかな？




◆セットリスト＆感想
座席はKブロックの17列。中間やや左。
アンフィシアターであればこの位置からでも表情を視認できる。
出入口の真上なので前から二列目といっても良位置だ。
しかも前が空席になったのもラッキー。

01.ハコニワソレイユ
02.回転木馬としっぽのうた
03.ビジュメニア
04.Baby Dolly Alice
05.サンクチュアリ・アリス
06.アール デコーラジュ ラミラージュ
07.ソラミミ PiZZiCATO
08.SWEET HOME
09.twinkAtrick

15分ほど押しての開演。
ステージにはベッド、蓄音機、扉、
そして謎のお婆さんがロッキングチェアに座るという状況が作られる。
ベッドの中では誰かが眠っているようだけれど深々と布団を被っていて解らず。
そしてお婆さんは扉から退室。
...なんだこれは？
『ハコニワソレイユ』が流れて碧ちゃんの歌声が
...上か！
なんと吊らされた状態でステージ上空から登場するという驚きの演出！
奈落を使ってくるのは想定していたけれど、これはあまりに予想外だ。

碧ちゃんは白いドレス。所々が光を発している衣装だ。
ゆっくりと下降してきた碧ちゃんはベッドの上に着地。
ここでちょっとバランスを崩すハプニングｗ
とはいえ既に演者として没入しているのか
客席の動揺の声にも臆することなく演技を続ける姿は落ち着いたものだ。

ベッドの中から一匹のネコ娘が登場し、
その後に５人加わり６人の女性ダンサーが碧ちゃんの歌をバックに踊りだす。
客席は立ち上がるタイミングを失ったのかそのまま着席した状態だ。
まるでミュージカルを見ているようなのでそれも自然なスタイルかもしれない。
猫姿のダンサーと混じって踊る碧ちゃんの姿に、キャッツみたいだなとｗ

『サンクチュアリ・アリス』まで歌い終えたところでMC（だったかな）。
手にしたフランス人形をアリスと呼び、
ここまで歌ってきたのはその子の物語だと語る。
そして自分はみんなを夢の世界に連れて行く者と言う。
これまでアルバムで伝えてきた独自の世界観を今回のステージで表現するようだ。
なるほど、それこそ悠木碧ライブとして正しい演出かもしれない。

MCと言っても自分語りではなく、あくまでも演技が入る形。
客席からの現実的な言葉をさらりと受け流して対処する姿はあくまでも冷静で、
”夢の世界へ導く者”としてのスタイルが揺らぐことはない。
その後もダンサーと繰り広げるステージを見ていくとライブということを忘れてしまう。
これはもはやミュージカルだ。



10.迷宮舞踏会
11.ダスティー！ダスティーストマック
12.ロッキングチェアー揺れて
13.Angelique Sky
14.クピドゥレビュー
15.ポポン…ポン！

衣装を変えて奈落から登場。
アゲハ蝶のような模様をした赤色のドレス。
ダンサー６人はメイド姿。

ここで気づいたけれどダンサー全員が碧ちゃんのあの髪型だｗ
わりと可愛いのでそちらにも目がいって...いや、碧ちゃんだけ見てます。

「みんなのところに行くよー！」
そう言ってステージの端からダンサーたちと降りてくる碧ちゃん。
そのまま中央の通路を歌いながら歩いてくるじゃないか！
しかも観客とのハイタッチというサービス付き。
...おいおいなんだよ、それすげー羨ましいよ！

自分の知る範囲では、サイン会やお渡し会はあっても握手会は開催されていない。
触れる機会なんてこれまでなかったのに、なにこのサービス！
タッチできた方がマジ羨ましいんですけどーーーー！ああああああ！

ステージは『Angelique Sky』～『ポポン…ポン！』と
明るい系の曲でミュージカルは続き、そして終演となる。
ダンサーと魔女（？）的な役を演じてきた方を交えての挨拶。
アンコールを待ってることを暗に示しつつｗ


【アンコール】
01.ジェットコースターと空の色
02.時計観覧車
03.I Can Fly!

ライブＴシャツを着ての再登場。
ここからはノリノリで行くという言葉に、
ずっと着席状態だった客席からは「立っていい？」との言葉が飛び交う。
「大勢で言われると聞き取れないよ！ｗ」
そりゃそうだｗ
立って良いことを確認できたので、ここでようやく総立ちに。

２曲歌い終えると次が最後の曲と告げ、
「次は飛ぶのでちょっと準備が必要だから」
と残して碧ちゃんは一旦退場。
飛ぶってことは『I Can Fly!』しかないなと。
それにしても配られた旗を全然使ってないんだけどｗ

ワイヤーを装着して碧ちゃん準備OK。
ダンサーが大きな旗を持って登場したのでここで旗を使うと認識。
とはいえそれほど使うって感じでもしなかったけれどｗ




◆総括
正直言うとプチミレのライブを経験していた手前、
あの子どもじみた童謡っぽい演出で濁してくるのかと思っていた。
しかし実際は悠木碧の世界観を全面に出したステージであり、
ライブというよりもミュージカル！
私的にはこうした演出のライブは初めてで、とても斬新な印象を持ったよ。
その仕上がりは素晴らしく、見終えた後はとても満足感がある内容だったので、
また悠木碧のライブが見たい！と強く感じさせてくれるステージになった。
やってくれるぜ...。
これはライブの価値観を変えてくれたステージだ。
あえてライブではなくコンサートと名付けられていたことが納得できた感。
碧ちゃん、そしてスタッフの方々、
とても素晴らしく楽しいひとときをありがとう！




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