■第1話(第11話)「朝比奈ミクルの冒険 EPISODE.00」以前にも書いたとおり、「なんですかこれ?」な初回。
劇中劇というノリについていけず、?マークを頭に浮かべながら観たわけで。
この第1話が終わった翌日、ネットを散策していると
あの劇中劇がどれほど凄いものだったかを知ることになる。
う~ん、けれど正直自分にはサッパリです。
…が、しかし! 全話を見終わった後、改めて観る。
登場人物が分かって見るとこれほど違うものなのかと痛感。
まぁ、当たり前なんだけど。
初めて見たときは「また萌えキャラか」と思ったが、
みくるちゃんのキャラが分かっている今は、
そのときとは違う角度から見られる楽しさがある。
本来11話にあたることを考えれば、納得のいく1話だ。
■第2話(第1話)「涼宮ハルヒの憂鬱I」前回の第1話がアレだったためか、この2話のギャップは凄かった。
原作を知らなくても、面白い! と言わしめる力がある。
自分が好きなシーンは2つ。
授業中、思い立ったハルヒが後ろからガツンとキョンを引っ張るところ。
キョンのヘタれるところから、「今は授業中だ」までのあたり。
もう1つは、ハルヒがみくるちゃんを連れてきた理由を述べるところ。
「~ここに連れてきたのか?」
「そうよ!」
「(真性のアホだコイツ)」
流れるようなテンポでキョンのツッコミが入った瞬間、クスっと。
■第3話(第2話)「涼宮ハルヒの憂鬱II」コンピ研へPCをもらいにいく、
長門さんが何か電波めいたことを言い出す。
これらの展開に「強引に何か変な話にしようとしているな」と
ちょっと残念に思ってしまった。
単なる学園生活をオモシロ可笑しく映し出してくれればいいのにな~と。
しかしそれは間違いだったと気付く。
ここからが「涼宮ハルヒの憂鬱」の真価の始まりだったわけですな。
■第4話(第7話)「涼宮ハルヒの退屈」まず古泉が突然登場していたので「だれだこいつ?」なスタート。
なんだか妙に馴染んでるな~と。
「閉鎖空間」という聞きなれない単語の登場。
これが後にこの物語に欠かせないキーワードになる…というか
なりそうだなとは感じた。
実際にそれがどんなものかがわかるのが後半だとは思わなかったけれど。
「あなたが前回涼宮さんとともにあちらの世界に行ったとき、
どうやって戻ってきました?」
「それを思い出させるな」小泉とキョンとのやり取りで、なんとなくだけれど
にわかに、こうなるのかな? ということは感じた。
確かにキョンにすれば思い出したくはない…のかな?
みくるちゃんをポニーテールにしようとしたとき
キョンの視線にムっとするハルヒ。
このときは、嫉妬しているのかな? ぐらいにしか思わなかったけれど、
なるほど”ポニーテール”か。
放映順シャッフルがここでいい伏線を張ったんだな~。
「あんたがそれでいいなら、まぁいいわ」この瞬間、ああハルヒはキョンに向くんだなと。
実際にはこのとき既にその行為は済んでいることになるわけだが。
鶴屋さんの画像は自分の趣味です(笑
■第5話(第3話)「涼宮ハルヒの憂鬱III」「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶことよ!」
「全世界は停止したかに思われた…」いや、改めて見ると停止するぐらいのピンポイント発言。
少なくとも、この場にいた3人は停止したに違いない。
「キョンわかってる? デートじゃないのよ!」
「マジ、デートじゃないのよ! 遊んでたらコロスわよ! ふんっ!」この最後の「ふんっ」が実に可愛いらしい。
実際は第3話だとすると、すでにこの時点でハルヒは
キョンに気があることになるのか…。
やっぱりハルヒはキョンと2人っきりになりたかったのかな?
■第6話(第9話)「孤島症候群(前編)」特筆すべきはキョン妹の1シーン!
「てへっ!」そしてハルヒたち女性陣の水着姿!
キョンでなくても鼻の下伸びまくりです。
■第7話(第8話)「ミステリックサイン」何度か見返したほど、この時点ではこの第7話が好きでした。
「ワラビモチはっけーーん!」この子供のようなハルヒの言動にちょっと揺れた(笑
異空間のような場所での戦いがまた魅力的。
”なんだろうここは? 閉鎖空間ではないとのことだけど…”
”じゃあ閉鎖空間って何よ!?”
そんな疑問でいっぱいでした。
「ふもっふ!」そう聞こえたのですが、どうやらそれっぽい。
さすが京アニ、遊んでくれますな。
■第8話(第10話)「孤島症候群(後編)」キョンに持ち上げられるキョン妹が可愛らしい(*´Д`*)
ハルヒと一緒に雨の中、外に出たキョン。
2人がぎゅっと手を握るシーンは、仲間意識以上のものを感じた。
各方面で取り上げられていた、ナルホド君なシーン。
わかる人にはブふぉッな遊び心でした。
■第9話(第14話)「サムデイ イン ザ レイン」鶴屋さんの一瞬のステキさが光った回だった。
「どうりで…」このセリフは、おそらくみくるちゃんがハルヒに好き放題やられていて
止める役がいないから、だと思う。
気になったのは、キョンが部室に帰ってきたシーン。
長門さんは、その前にやってきた鶴屋さんにはみくるちゃんたちの場所を
答えたのに、キョンが聞いたときには答えなかった。
「あなたと一緒にいたい」という気持ちの表れなのか? 考え過ぎ?
その後、カーディガンが2枚かけられてあったところを見ると、
1つ目は長門。
全話観てから観ると、長門もキョンに引かれているのかな~と。
■第10話(第4話)「涼宮ハルヒの憂鬱IV」朝倉さんと長門さんの戦闘シーンに引き込まれた回。
「死になさい(ニッコリ」そういえば、ここで朝倉さんが言っていた
”長門の操り主”ってのは
結局のところ分からなかったけれど、
第1話「朝比奈ミクルの冒険 EPISODE.00」で出てきた
長門さんの肩に乗っていたネコが怪しい?
ネコがしゃべったとき、キョンが知っているかのような様子だったし。
原作読んでないから憶測です。結局あのネコは何だったのだろうか。
大人みくるちゃんが登場したのも衝撃。
このときようやくオープニングで出てくるお姉さんが
みくるちゃんだと判明し、スッキリしたわけです。
■第11話 (13話)「射手座の日」「とりゃーーー!」
凄すぎ(笑
この回で長門さんにクラっときたことは、
すでにお伝え済み。
■第12話(第12話)「ライブアライブ」鶴屋さんのメイド姿にズキューン!
その焼きソバ、食いてぇー!
なんだかいいよね~、文化祭って。
そしてハルヒの歌。京アニの凄さが素人目にもわかる回でした。
平野綾はかわいいだけじゃなく、歌も上手い。
というのは、オープニングで分かっていたことだけれど、
こうして別の曲を聴かせてもらうと、改めてスゲーなと。
■第13話(第5話)「涼宮ハルヒの憂鬱V」ようやく閉鎖空間が説明された回。
いよいよクライマックスですか~!
■第14話(第6話)「涼宮ハルヒの憂鬱VI」これを最後に持ってきたのは、結果的に良かったと思う。
まずはキョンを起こすキョン妹がカワイイw
みくるちゃんの胸がぁぁぁ~の、「当ててんのよ」状態。
それを見ている長門さん。随分気になっているご様子?
つーかキョン、つくづく可愛い子に囲まれていやがるな!
着替えるから出て行けと怒るハルヒ。
キョンを特別な男として受け入れていることが伺えました。
怒るときに髪がグワっと立つシーンは、ジブリっぽい演出。
「眠れる森の美女」。
これを以前の回で聞いたとき、キスでもするのかな? と、
にわかに感じていたわけで。
では7人の小人は?
と思っていたら、デカイのが7体いるじゃないか。
キョンの行動に、これから起こることを感じたハルヒ。
でも抵抗はしない。
あの騒がしいハルヒがちょっと可愛らしく見えました。
「似合ってるぞ」キョン、そのひと言こそイイ男のセリフなのだ。よくぞ言った。
そしてここでオープニングを流してくる演出がまたイイ!
閉鎖空間からの脱出のときに行なわれた行為。
そのことが自信の表れなのか、キョンと仲良くするみくるちゃんを
余裕で一蹴。
最後は気持ちのいいラストでした。
ぜひ2部もやってほしい!
というわけで、今度はハルヒの告知通りの順序で見直してみようと思う。
いやはや、久々にハマりにハマったアニメでした。