涼宮ハルヒの憂鬱 第19話「エンドレスエイト」感想

「私も行くからね！！」

第12話から始まった「エンドレスエイト」。
次の回もループというオチに、誰もが何かを期待した。
その後、ループが続くごとに落胆の声へと変わっていく中、
心のどこかでラストに驚くような展開を期待していた。

そして８回目にして、ついにエンドレスを抜け出した！


あっさり終わった…(゜д゜)＜ぽかーん

「なにがしたいんだろうな～、こいつは」

ほんと、京アニは何がしたかったんだろう…？
ほぼ同じ内容で８回放送って、なに？ｗ
予算があるうちにアニメ界に伝説でも作っておこうとしたのかね？

やはり長門の気分を視聴者にも味わってもらうという趣向だったのだろうか。
いつ終わるのか、今回もまた抜け出せないのか、
その不安は確かに十分に味わえたよ。
８回という極端に長いループだからこそ、
視聴側も本気で「早く終わってくれ！」という気持ちになれる。
とはいえ他にもっと効果的な演出はなかったのかと思うところもある。
京アニだからこそできたこと、か。



いずれアニメ雑誌などでインタビューがなされるであろうけれど、
視聴者が何となく納得されてしまう言い訳が用意されていて、
それで煙に巻かれて終了、な気がする。
アニメならアニメでケリを付けて、
ループの理由は作中で観せて欲しかったものです。
ま、考えろってことなんでしょうけれど。

てっきり最終日のキョン家での模様をガッツリ見せてくれると思いきや、
シーンを思い返すだけの演出でこの点も残念でした。

いや、そんなに落胆していないけどさ、
な～んか、こんなんでいいのかな～？って思うよ。
心の中ではそれなりにヨイショしていたつもりなんだけど、
律っちゃん風に言えば、
「励ましの言葉返せこのやろー」 ですよ。

キョンの課題は終わったけれど、京アニは課題を残したね。





かわいいハルヒは見ることができた。そこに尽きるか。




上級者用



ところで俺、夏休み無いんだけど、
俺のこのエンドレスワークをどうにかしてください。