解放全開! 100パー全開!
『戦姫絶唱シンフォギア』は歌いながら戦う女の子がヒロイン。
その劇中にて、立花響が歌う2曲がついにCD化!
戦士としても歌い手としてもまだまだ未熟ながらも
懸命に発するその歌声はどこか惹き付けられてしまう。
悠木碧ソングとしても、これは後世に残る名曲だ。
<収録曲>
●撃槍・ガングニール
●私ト云ウ 音響キ ソノ先ニどちらもスピード感のあるハイテンションソング!
劇中だと聞き取りづらいけれど、かなりノリノリで聴き応えのある歌ですね。
アニメの中で初めて流れたときは、翼との歌声の差にずっこけそうになった人も多いと思う。
戦う者には似つかわないあまりにも可愛らしい歌声。
しかしそこにこそ響らしさが出ていると思えるんだよね。
ツヴァイウィングとして歌手活動をしてきた翼とは違い、
戦士として唐突に覚醒することになった普通の女子高生の響。
戦い方と同じように、歌にも未熟さが残るところもまた味。
なので翼の歌声と同列に比べるのではなく、
これから成長していく荒削りな部分を感じるのも1つの楽しみ方。
そもそも翼役の水樹奈々さんは歌手として大成している方であり、
人を酔わせる完成されたプロの歌声。
対して響役の碧ちゃんはソロデビューを控えており、歌手としては新人。
よって未熟なところは多いにある。
けれどその成長途中こそが今の悠木碧の魅力でもあると言える。
彼女の凄いところは決して無難に歌いこなそうとはしていない点。
自分というものを精一杯ぶつけてきており、包み隠さず歌いきっている。
これは碧ちゃんの声の特徴をよく引き出している歌になっているよ。
特徴が剥き出しで伝わってくるからこそ、とてつもなく魅力的に聞ける。
この歌声はファンならずともきっと癖になる!