アルドノア・ゼロ 第2期 (◎)
三者三様の信念の衝突と成長劇
主役、ライバル、ヒロインの三人が戦場の肝としてしっかり機能し
物語を盛り上げていた作りが大変良かった。
最終的に伊奈帆とスレインのどちらを取るのかと思えたヒロインが、
和平を第一に考えた政略結婚という選択には驚かされたが、
単なるお飾りの姫ではない決意の現れには敬服する。
もともと大人びた伊奈帆、姫の成長。
遅れて最後にようやくスレインが心の成長を遂げたようにも感じられた。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・28DOG DAYS'' (○)
三期も安定の作品雰囲気
キャラクターが増えすぎたものの
各自の活躍はそれなりに用意してある作りだったと思える。
ただ領主の中でミルヒだけは歌うだけの人みたいな位置になった感w
毎回どこかで服が破けるというお約束も定着した三期。
私的にはパスティヤージュ過去回によるクー様ご先祖回がお気に入り。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・18クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 (○) [2クール]
シリアスで卑俗で先が読めない作品
作画はかなり不安定だったものの、物語の面白さで引きつけた作品。
面白さというよりおかしさかなw
それゆえに予期せぬ展開が魅力的で、次週への牽引力になっていた。
お色気面もあったが、はっちゃけていたので笑える下ネタ感。
解りやすい落としどころでハッピーエンドなのですっきり終われたのはグッド。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
総合点・・・20七つの大罪 (◎) [2クール]
王道でいて新鮮
キャラもストーリーも魅力溢れていて大変楽しめた作品。
中でもホークの存在はかなり大きく、これほど惹かれるマスコットは久々。
久野美咲ボイスもハマり役でラジオも楽しみになっていた。
巨人族の女の子は、たとえネタで浮かんでも作中で活かすのは難しいと思えるが、
ディアンヌの活躍とその魅力もいっぱいに感じられた作りも上手い。
全体的にキャラ良し、展開良しで飽きずに見られた作品。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・27夜ノヤッターマン (△)
展開が鈍行すぎて退屈
全編にわたってなかなか進行しない展開で退屈さを生んでいた。
ガリナとアルがヤッターマンに関わるキャラなのは見え透いていたので
中盤で最終回のような展開とし、そこからさらなる葛藤があれば
もっと注目される作品になっていたと思える。
夜=大人向け(深夜向け)と思えたが単に夜のシーンが多く、
独裁主義による民の暗さも相まって全体的に陰鬱さが感じられたのがマイナス要素に。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・14純潔のマリア (△)
マリアとは何だったのか
戦争を止める魔女という設定で1クール持つのかと心配だったけれど、
周囲のキャラでしっかり牽引していた印象。
結果的に何を訴えたかったのか見え辛く、見どころも浮かばないけれど
なんだかんだで最後まで見られた、という感じ。
私的にはエゼキエルとマリアの掛け合いが楽しめたし、
ラストのエゼキエルを受け入れるシーンはとても良かった。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・16ローリング☆ガールズ (△)
見る人を選ぶ作品
主人公の行動趣旨や、周囲で何が起きているのかさっぱり解らない。
世界観が独特とはいえ、完全に視聴者置いてけぼりの作りだった。
見た目や動きは良いけれど、私的には思っていたのと違った感。
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・2
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・2
総合的な評価・・・3
総合点・・・13聖剣使いの禁呪詠唱 (△)
シリアスがギャグに見える異色作
キャラもストーリーも世に溢れかえった凡作。
序盤は指で詠唱を描く様子に笑え、後半は「思い出した」がネタ化するという、
制作サイド的には本意じゃないにしろ真面目部分が一番笑えた作品。
本来なら切ってるところだがキャストで見ていた。
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・1
画・・・1
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・10ユリ熊嵐 (○)
百合とクマと謎解明劇
幾原監督の百合を描きたい気持ちがドンと伝わってきた作品。
謎めいた部分に視聴側は翻弄されまくるも、
ギリギリのところでついていけるバランス。
独特の単語、不思議な世界感とテンションはむしろ楽しい要素。
可愛さもあり優しさもあってじんわりとくるラストも良かった。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・23弱虫ペダル GRANDE ROAD (◎) [2クール]
緩急ある展開に飲まれる
インターハイ2日目の勝者が決まるまで待たされたが
それでも回想を入れて引き伸ばすあたりが焦れったくもある。
ただそこも面白さに変えるパワーのある作品。
回想シーンの多用に焦らされて後半は視聴意欲を落としかけたが、
毎回がドラマの連続で楽しめたなと。
最終日の決着劇で主人公が勝したラストも気持ちよく終えられた。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・25ガンダムビルドファイターズトライ (○) [2クール]
バトルに特化した続編
前作はギャグや遊び要素が多かったこともあり、
『トライ』はかなり真面目なバトル劇になってしまった印象が強い。
私的には美人ママというキャラクターは入れて欲しかった。
眼鏡委員長しかり、女子キャラの魅力は前作よりも落ちたところが残念。
バトル面に関してはさすが見応え多数。
わりと力業な部分もあったけれど総じて楽しめたなと。
最終回のお祭り的展開はすごく良かったので、
こうした発想を失っていないならば次回作も期待したくなる。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・24以上、11本。トータル23本!
一本増えてしまったうえに、
『デレマス』がまだ残っていたー!
ってことでもう1記事だけ続きます。
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