2023年 冬アニメ 最終回まとめ評価 総評12本 『呪術廻戦』『SPY×FAMILY』『Dr.STONE』が安定の高評価！

終了したアニメの評価まとめ！

12月末前後に最終回を迎えたアニメを
点数とコメントを付けて評価しています。

以下、個人的にランク付け。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。

※評価は辛口なところもあるためファンの方はご注意ください。
※自分が見ていた作品のみです。
※ 2cours＝2クール目

カミエラビ（◯）

バトルロワイヤルはすでに出来上がったジャンルとはいえ、不思議さいっぱいの第一話でしっかり掴んできたのは大きい。特に佐和さんの「謝肉祭！」は個人的にフックした。
ちゃんと窮地に追い込まれるし、そこからの大逆転も楽しい。全員敵なのに徐々に仲間になっていくため戦いの中で芽生える仲間関係というその流れに、ただの殺し合いにならず救いがある点は心を傷めず見られる要素となってとても見やすかった。二奈の正体がわかりつつもやっぱり可愛いと感じられる演出も良し。
平行世界を出してきたことで何となくラストが今ひとつになってしまったうえにバッドエンド感がすごい。どうやら続くようなので忘れないうちに続きが見たい。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・20



魔法使いの嫁 SEASON2 第2クール（△）

一期がとても面白かったので二期の学院篇に大きな期待を寄せていたものの、第1クールで残念な印象に。振り返ってみればやっぱり展開が鈍行だったと思う。コアなファンには色んなところが見えてどれも大事な回かもしれないけれど、正直フィロメラを救う話だけなら数話で済んだような気がしてならない。個人的には思っていた学院篇と違うなあという結果に。最終的に何を見せたかったのか趣旨もよく分からなかった。続きがあったとしてももう見ないかもなあ。
ストーリー・・・1
キャラクター性・・・3
画・・・3
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・2
総合点・・・14



Dr.STONE NEW WORLD 第2クール（◎）

第三期も無事に終了。これだけ続いても面白さが減退しない作品もすごい。展開については今更言うこともないレベルで先が見たくなる面白さ。
唯一女子キャラの魅力がそれほど高くないのが弱点だったが、アマリリスという美女の登場と変身したコハクが可愛かったので視聴意欲も高まった。
終盤のイバラ戦では互いの駆け引きが極まってどうなるのかと手に汗握る展開に。本当に面白かった。それにしてもまさか月まで行くことになるとは。続きも楽しみだ！
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・5
総合点・・・25



ゴブリンスレイヤーⅡ（◯）

一期の仕上がりが素晴らしかったので楽しみにしていた二期だがそこまで盛り上がらず。新キャラの少年魔術師とは何だったのか。そこのエピソードいらなかったんじゃないかレベル。
牛飼娘と受付嬢が加わってのバカンス的な展開は目の保養にもなって楽しめたし、死の迷宮へ行く流れもワクワクさせられた。けれど魔神の手との戦闘については今ひとつで締めくくりも普通。一期のような楽しさはもう求められないのかと少し残念になった二期。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・18



カノジョも彼女 Season 2（◯）

そのテンションの高さに高カロリーさを感じられて見るのが少し辛い感じになってきた作品ながら、二期では紫乃の参加がとても大きかった。ツンデレがとても良いし、あくまでも媚びないが不意に恋心を見せるバランスがとても良く、明らかに視聴意欲に繋がったキャラだ。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・20



SPY×FAMILY Season 2（◎）

安定した面白さ、そして待っていた豪華客船編への突入。子供ウケのためにアーニャ主軸の展開にしたいだろうけれど個人的にはヨルさんにスポットを当ててほしいので大変楽しめました。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・26



地球外少年少女（◯）

Netflixが配信されていた作品がついに地上波にきた！って感じで楽しみにしていた作品。
キャラクター良し、掛け合いや演出も素晴らしくグイグイ引き込まれる展開に期待が高まる。前半３話ぐらいまではね。
終盤はちょっと視聴意欲がダウンしたかな。主犯の意外性は良かったがそのラストは残念というかできれば退場させてほしくなかった。美笹はうるさい女子という印象だったがラストで本当にアイドル活動してしまう流れはとても良かった。ダッキーとブライトとの戦いも本来は目には見えないデジタルな攻防なところを演出で上手く見せていた点はとても評価したい。
全体的にはクオリティも高く非常に楽しめたが、あともう一歩何か欲しかったかもなと。
「電脳コイル」から15年ってマジかー
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・24



アイドルマスター ミリオンライブ！（△）

個人的に３DCGへの嫌悪感はなくむしろ好きなぐらいだが、ことアイドル作品においては手書き系のほうが良いなと思えた。というかこの作品のCG技術が低いのかもしれない。そう感じるぐらい女子の可愛さに引き込まれなかった。あくまでもビジュアル面においてだけど、でもそれって大事だよねアイドル作品なら特に。
正直そこまでキャラを１人１人把握していなかった点もあるが、やはり登場キャラが多すぎるなと。スポットを当てるキャラはもっと絞るべきだと思う。なんだか全員に気を配らねばという雰囲気があって焦点が合ってないというか全てがボケて見えてしまったんだよね。
ビジュアル面が最も指摘すべき点になったが、展開やストーリー面もいまひとつで正直見なくても良かったかなと思える仕上がり。アイマスコンテンツ大丈夫かと心配になった作品。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・2
演出・・・2
音楽・・・4
総合的な評価・・・2
総合点・・・14



星屑テレパス（◯）

優しい雰囲気と作画クオリティの高さで牽引した作品。ストーリーに関しては平坦だしガツンとは来ないうえに主人公がコミュ障なのでテンションが上がらない。それでも見られたのは感じの良さだと思う。それだけに終盤のギスギスは欲しくなかったと思えるが雷門さんの心をしっかり開かせるには一度ぶつからないとダメだったのかもなと。
この作品を見て思ったよ、やっぱり作画クオリティの高さは視聴意欲につながる。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19



鴨乃橋ロンの禁断推理（△）

個人的にミステリー作品（推理モノ）には厳しい目を向けてしまうこともあってか、推理モノとして見ればパンチが足らなかったなと。終盤になるにつれギミックも複雑になり面白さが出てきた感じはある。
個人的には魅力ある女子キャラの導入を望みたいところだが、おそらく女子向け作品だろうと思えるため雨宮さん以上の定番キャラは出てこなさそうな点はマイナス。よって続編は見ないかも。
ストーリー・・・3
キャラクター性・・・3
画・・・2
演出・・・2
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・16



ウマ娘 プリティーダービー Season 3（◯）

挫折からの快勝という展開に前２作品と似かよった感じで鉄板展開が仕上がった感はあるが、逆にまた同じかというマンネリ感も。とはいえキャラクターは可愛いし作画も安定し、何よりレース演出は最高にワクワクさせられた。
終盤でピークが過ぎるという悲しい展開になるが有馬記念で勝利する最高の終わり方。Ｇ１で７勝とかすごすぎるでしょ。なによりキタサンブラックは良い子だし可愛かった！ あとおっぱいデカくてGOOD！
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・24



呪術廻戦 第2期 (2cours)（◎）

もうね、作画すごいですよ。演出面も目を見張るばかりで毎回１話があっという間に終わる。
まずは五条と夏油の高専時代という、劇場版を見た人には気になって仕方ないエピソードからのスタートで掴んでくる。夏油の高専追放になる流れを知るのも大きかったし、伏黒甚爾のとてつもない強さを見せつけながらもそれを超える五条の強さを見せつけた凄い始まりだった。
そしてメインの渋谷事変がスタート。特に38話で宿儺が起きてしまったあたりからもう目が話せない。「頭が高い」からの緊張感、漏瑚との戦闘。特に目を見張ったのが41話の魔虚羅との対戦。とにかく戦闘シーンのクオリティが高すぎてこれほどのものを見せてくれることに感謝とともに制作サイドが心配になるレベル。
どう収まるかと思えば渋谷以上に範囲が広まってしまったうえに閉門とはこれいかに。乙骨が出てきて続編になる展開も震えが止まらなかった。ほんと凄いな、痺れたわ
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・5
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・29




以上12本！
今回、◎評価を付けたのは3本

Dr.STONE NEW WORLD 第2クール
SPY×FAMILY Season 2
呪術廻戦 第2期

今回は特に変化球もなく人気作がしっかりと点数を稼いだ形に落ち着いた。
12本中3本はまずまずの結果かな。
もしや自分が面白い作品を０話切りしている可能性もあるかもしれないけれど、人気作でなくても自分にとって面白い作品というものにめぐり逢いたいなと。
冬クールでそうした作品に出会えることを期待したい！

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