■導入部
少女をかかえて馬に乗ってきた青年。
その少女は…魂を失っている状態。
彼女を救うには、
この地に生息する巨人を倒せばいい。
少女を運び込んだ建物の中には、巨像がたくさんある。
この巨像に対応した巨人が、この地にいるということを、
天からの声で知る。
巨像…たくさんあるんですけど……( ̄ω ̄;)
数えていませんが、10体以上はある。
…ってことはそれだけたくさんの巨人がいるとか。
■1体目の巨人
剣を掲げると、光の収束する方向が! そこに巨人がいる!
高いところへは登っていけばいい。
ちょっとした、登山アクションゲーム。
「パターン青! 巨人と確認!!」
ドシーン、ドシーン!
てか、いきなり相手に気づかれているんすけどーー!Σ(`□´/)/
怖いので岩陰にて退避。
意外とやりすごせる。…ほっ
なに…このドキドキ感は!
後ろから近づいて、巨人の身体をよじ登っていけばいいんだけど…
大きすぎて距離感がなかなかつかめません!!(> <)
なんとか巨人につかまって身体を登っていくけれど、
ブンブン振られて落とされそう~~!
あうあう!
プレイに必死で写真なんて撮ってられませんよっ!ヽ(`Д´)ノ
なんとか殲滅に成功するけれど…
1体目は練習なんだろうなぁ。
■2体目の巨人
「巨人を肉眼で確認!」
なんか4本足で歩く物体が…。
ええ! 弱点は足の裏!?Σ(`□´/)/
2体目からいきなり悩まされます。
アグロ(馬)が自分の元から離れないということは、
馬に乗ったまま倒すのだろうか?
でも、どうやって足の裏なんか…
色々チャレンジしてみると、巨人の動きに、あるパターンを見つけ出す。
こうすればいいのか…な?
でもその行為はとても危険で恐ろしい。
ええい! 男は度胸! がんばれ俺!!
そんなこんなで身体に登ることろまで来た。
やり方は合っていたようだ。
暴れる背中を体毛につかまりながら移動。
「暴れるなぁぁ~~!」
なんとか殲滅。
2体目でこれか…
でも、達成感はすごくある。
■3体目の巨人
「なんか…これまで以上にデカいんですけど…」
剣をかかげることで、巨人の弱点が光る。
示された先は…腹。
どうするのよ、俺!?
今度の巨人は、その大きく長い右手をドーンと振り落として攻撃をしてくる。
かなり遠方からでも届く。…近づくのは危険だ。
腹に矢を撃つも、ちびちびとしか削れない。
「やっぱ…登るんだよなぁ。でもどうやって??」
かれこれ30分ぐらい戦い続けるも、
まったく攻略法が見えてこない。
できればこの作品は攻略方法を得ずに自分の力で解きたい!
じっくりやろう、俺!
なんか天の声(ヒント)が聞こえてくるんだけど、
あまり直接的ではないので、かなり悩まされる。
ひーひー!
やっぱり、巨人の行動に何かヒントがあるに違いない。
でも怖くて近づけねーーー!(д≦ノ)ノ
そんなとき、おかしな現象を目にした。
なるほど!
ようやく天の声の意味を理解。
しかしその行為を続けていても何もなさなかった。
「やっぱり、登らなくちゃね…」
でもどうやって?
巨人の行動を注意深く見つつ、色々考えてみる。
ダメだ、頭が固くなっている! 一度、思考をリセットしよう!!
そう思った途端、1つの大胆な行動が思いついてしまった。
ええ…マジで?
自分の考えに首をかしげる。
ええぃ! やってみるさ!!
…どうやらアタリだったようで。
先ほどの”おかしな現象”は布石だったんだと理解。
必死にしがみつきながらも、巨人の身体を移動する。
…殲滅。
いやはや…なかなか充実感のあるゲームです。
どこかの記事でこの作品の開発者の方が、
「RPGだとザコを倒してレベルを上げて、ボスに挑むことを繰り返します。
このゲームはすべてボスなんです」
…みたいなことを言っていた。
確かにボス。
1体1体に攻略法があり、とても倒し甲斐がある。
風貌も存在も巨大で、威圧感もある。
でも…
CMで言われている
「最後の一撃は、せつない…」
たしかに何か切ないです。
それというのも、巨人が物言わぬ存在だから。
ゲームだから退治する相手は敵。
そう認識してしまいますが、
よくよく考えると、巨人に対して何も怨みがない。
少女を助けるためという、すごく自分勝手な目的のため、
そこに住んでいる巨人たちを倒してしまうのです。
考え方によっては、すごく横暴です。
巨大だから、異形な存在だからといって、
それがすべて悪者だと決めてしまうのは、
ちょっとやりきれない気分です。
”ゲームだから”
そう言われてしまえばそうなんだけど、
そのあたり、ラストでどんなふうに説明つけるのかが
気になります。
ある意味、大人向けなゲームですね。
色々、ゲームに関係ないことまで考えさせられます。
以上が、自分の1stインプレッションでした。