６月末（または同時期）に終了したアニメの感想です。
ランク付けは難しいので個々にコメントしていこうと思います。
■シュガシュガルーン
１年間やっていたアニメです。まさかこれほど長くやるとは…
このような絵柄で、低学年の女の子向けアニメですが、
あなどるなかれ、話の展開がとても面白かったです。
正直、１本で２～３回記事にできるほどの作品です。
ただ土曜朝の低学年向けのアニメなので、ここで扱うかどうか迷い、
結果、こういう形でコメントを残すことにしました。
というわけで、１年間の想いをちょっと熱く語ってみます。
まず興味を引いたのは、主役のショコラ役の声優、「松本まりか」。
デビュー当時の深夜番組（ドラマ）からその声が気に入っていたのですが、
「FF-X」で声優起用されてから、いくつかのアニメ番組でも
その名を見るようになりました。
今回は主役ということでとりあえず観てみようと観始めたのですが
見事にハマりました。
簡単に言えば、魔界から来た魔法少女２人が、次期女王候補のための
試験ということで、人間界でハートを集める物語。
このハートを集めるシステムが、低学年の女の子にウケる感じです。
主人公のショコラは騒がしく、「ぶっとばす！」が口癖なため、
いわゆる”大きなお友達”に向けた萌え要素はありません。
ただ、自分にとってはそんなことは関係なく、たとえ萌え的要素があっても
好みの声優がいても、話がつまらなければ観続けません。
それだけストーリーが素晴らしかったということです。
何がそれほど引きつけたのか。
初めはハートをピックアップするというシステムのオモシロさ。
同じハートでも色があり、それによって相手の気持ちが伺える。
心温まるストーリーもあり、ありきたりな話ばかりではないため、
序盤は和みながら観れました。
そもそも２人の女王候補は幼馴染で仲がよく、いがみ合う形で競争する
ことがないのが微笑ましい。
お互いがお互いを認めつつ競うというのが平和的で良かったです。
途中からは、魔界での別勢力である、敵対する男の子が登場。
ここからググっとストーリーに引きつけられます。
女王候補の２人とその男の子との微妙な関係と心の葛藤が面白かったです。
最初はハートを手に入れるシステムの話、そして敵対者の登場、
友の裏切り、少しずつ変化していく心情…
作品として基本的な展開かもしれませんが、それはとても重要です。
基本を踏まえたうえで、まさかな状況もあり。
視聴者の誘導が上手い、丁寧な作りでした。
ゲーム化もされているところを見ると、それなりにウケてはいたのかな？
とにかく１年間、観て良かったと思える作品でした。
■獣王星
あまり期待していなかったものの、面白かったです。
「ノイタミナ」枠は女性向けという点と、
声優に堂本光一を起用するという点で、どんなものかと思いましたが、
そういう点は関係なく、楽しめました。
植物が支配する星に落とされて、少しずつ成長していく少年の成長記。
人を襲う巨大植物、力が支配する集落。
そんな野蛮な土地で、どんどんとのし上がっていく姿が
観ていてドキドキさせられました。
この星の存在理由、星に落とされた理由、それらがキチンと明かされて
整理は付けられた感じです。ただし心残りはありますけど。
ちなみに途中からの起用ですが、堂本光一の声優はなかなか良かったです。
■吉永さん家のガーゴイル
ハートフルアニメという名が示すように、ほのぼのとして暖かな物語でした。
ガーゴイルの声はアタリですね。よく起用したものです。
原作１冊分がアニメ２話分なため、１クールで終わってしまうのも
勿体無いところですが、仕方なしというところでしょうか。
また原作が貯まったら、復活してほしいものです。
■錬金３級まじかる？ぽか～ん
なかなかのおばかな話で、頭を真っ白にして気楽に観るには楽しかったです。
個人的にはゆうま役の斉藤桃子の声だけ聞いていた感じ。
加えてパキラ役の平野綾。
毎回絵の質は良かった気がします。
ギャグがしつこかったりしますが、クスっと笑わせてもらえるシーンもあったりと
全編ハイテンションで楽しめた感じです。
■BLACK LAGOON
とにかく銃激戦が凄かった。カッコイイ演出が多かったです。
ロックを見ていると、色々なものを失った途端、
人間は何でもできるものなのだなと。
もちろん彼にはその質があったと言えますが。
12話で終わるには勿体無いかな。劇中で使われていた曲も良かったです。
■女子高生 GIRLS-HIGH
エロさの無いパンチラが多い作品でした（なんだそりゃ
女子高生が女同士で盛り上がる姿、いわゆる男性が理想とする姿ではなく、
本来の姿を見せることで、ギャグでハイテンションな内容にした作品かなと。
香田のバカっぷりが面白かったです。
綾乃役の能登さんのエロヴォイスが聞ける貴重な作品。
■Fate/stay night
原作を知らないため、アニメスタート時期はそれほどハマりませんでした。
主人公の立ち位置が不安定で、なんとなく受け入れ辛かったのだと思います。
ただ、周りのキャラクターが上手く引っ張っていってくれて、
結果的に面白いなと感じられました。
少しずつセイバーの良さも分かり、全体図が見えてきた中盤以降は
楽しく観れました。
■RAY THE ANIMATION
毎回異型な病気へ挑戦する医者の話だと思いましたが、
後半はレイの過去話となり、いまひとつな内容でした。
とりあえず＠１回。一応最後まで見ます。
■プリンセス・プリンセス
正直、女装する男ってのがちょっとなぁ～と思っていましたが、
結局のところポイントはそこではなく、
特殊な家庭事情についてのお話が多く、
人間的な内面部分の話が楽しめた感があります。
新たに「～D」というのが始まったのですが、実写でした。
ちょっと観ましたが、さすがに無理でした。きっついです。
■ひまわりっ！
３話ぐらいで観るのを止めました。
新しさが無く、平凡な内容。
■夢使い
２話で観るのを止めました。
絵柄がまず受け入れられなかったのと、
あまりにも出来すぎた話でつまらなかったです。
戦いに対して苦悩もなく、簡単にやっつけてしまうのはどうなのかと。
初回の２話は、小学生でも作れるお話です。
いくら能登さんが起用されようが、観続けるのは無理でした。
追記（7/5）
■西の善き魔女
全12話と思えないぐらい濃い内容でした。
というか、前週の話を忘れてしまうくらいハイスピード展開。
もう少しじっくりやっても良かったかな～と。
ファンタジックで独特な世界観は、それなりに楽しめました。
主人公が女性ということもあって、全体的に女性が見て楽しめる
内容なんじゃないかな。
絵が綺麗。個人的にはアデイルが好み。
以上ですが、自分が楽しんで見ていた作品の評価が低いと
お怒りにならないように。あくまでも私個人の主観ですので。
多少でも観たことがあって、６月期に終わったのはこのぐらいかな？
もしかしたら漏れもあるので、後ほどまたコメントするかもしれません。
ちなみに、残すところ＠１回のアレは、まだコメントしません。
アレは別枠。