■みなみけ~おかわり~ (◎)
制作スタジオが変わっての第二期スタート!
全体的に見て、ややリアル調というか、以前より描き込まれた感じになったものの、
そこはスタジオの色なので特に問題ないと思う。
気になったのは、たまに動きが細かい部分があるところかな。
”そこは別に無理に動かさなくても…”と思えるようなところで細かくアニメする。
やや無駄と思えながらも、こうしたスタッフのこだわりがあるのは良い思う。
オープニングは一期に比べてかなり動きがありますね。
春香の歩き方にちょい違和感を感じたり、夏奈が操り人形みたいなステップだったりと、
気になる部分は多々ありますがw
気にしていた
千秋の金髪。見ていくうちに慣れていったので問題ありませんでした。
第1話から温泉での
入浴シーン満載。
いかにもなチョイスなところに打算的な印象を受けましたが、ネタは悪くはなかった。
なんていうか…第一期と比べて何かこう、ギャグのテンポというか、
間の使い方が微妙に違うな~という印象が、個人的に大きく感じました。
どうにも間の使い方やツッコミ方がちょっと外れていて、
一期でのスタッフであればもっと良い感じにしてくれたかもな~と思える部分が多々あったわけです。
このあたりは一期との制作会社の違いで仕方の無いこと。
一期の印象が大きいためやたら厳しい目で見てしまうところですが、
これからの期待も入れつつの◎判定。
今回、
オープニングとエンディングで三姉妹が歌っているところが大きな魅力。
千秋演じるみのりんの歌声は聴きなれているので判別可能。春香も劇中と変わらず。
夏奈だけが単体で聞くと判別できないぐらい劇中との声に差があるけれど、
そこは消去法で、三人のパートを聞き分けています。いいね、女性コーラスは。
余談ですが、第2話を見て「!」がやたら出てくることに気づいてみたり。
■ARIA The ORIGINATION (◎)もうね、素晴らしいのひとこと。第三期もスタートは成功と言って良いでしょう。
もうこのクオリティは保障されたようなものでしょっ!
演出面、テンポ、風景の美麗さとキャラクターの活き活きしさ。
全編通してのゆったり感と微笑ましい様子に、見ているほうも和みます。
単なるお茶会なのにこの気持ちのいい見せ方は何なのだろう。
アリア社長の手形クッキー。
単なる可愛い模様として扱われるものかと思いきや、
塗ったジャムがそのくぼみに入るという仕組みに、思わずなるほど!
社長の手形が活かされている~(*´Д`*)
三人それぞれの先輩らの武勇伝に、まだまだ自分たちはそこに届かないと嘆く灯里たち。
「おまえたちが”まだまだ”なのは当然ってこと」
この言葉は深いですね~。
プリマとなって世間から認められる存在になっても、
そこで満足せずに常に自分を磨き上げる姿勢。三大妖精と謳われる先輩らが”自分たちもまだまだ”だと言い、
後輩たちを応援する姿は素敵でした。
第1話からプリマの話題が出たところを見ると、
今回はプリマ昇格の話になりそうですね。
■AYAKASHI (△)高校生が能力を使えるというお話。
よくある題材なので、この手の作品は逆に難しい。
なぜなら、能力の種類や主人公の使命と目的に新たな要素を生み出さなければ
おざなりな話になってしまうからです。
第1話ではまだそこまで明かされないため、今後の行方次第かな。
この作品はMX、tvkともに時間帯が危険。
MXではカイジ、tvkではみなみけと被る可能性が高いため、
場合によっては削ることにもなるかもしれない。
■GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- (△)期待はしていたものの、こんな明るい調子だったかな? というのが初回の印象。
数年前にやっていた一期は、もっと落ち着いた格好いいイメージだったけれど…。
それと特に男性キャラでの作画壊れの予兆が垣間見えた。
ストーリー展開は…まぁ、普通かな。
この作品は雰囲気を楽しむものだと思うので、
どうもそのあたりが大きく欠落してしまっている感がありました。
”義体が感情を持つ”という部分だけを意識して作ろうとしていないだろうか?
第一期との違和感を感じつつ、しばらく様子見です。
■墓場鬼太郎 (○)大人向けの鬼太郎。
ノイタミナ枠で合っているのか、これ?w
雰囲気は原作そのままの薄暗いもの。ちなみにポップな鬼太郎は子どもの頃に1度見ている(たぶん3作目)。
ポップ調は飽きているので最近の(5作目)は見ていません。
原作から入った自分としてはこの「墓場」のほうが肌に合いますね。
第1話は原作単行本で見た展開をほぼ踏襲していました。
読んだのは幼少の頃なので記憶をたどってのことですが、
良いですね、これが鬼太郎ですよ。
戦後の昭和を背景として、
人間の弱さや醜さをずっしりと見せる原作は、
むしろ今の時代にも合っていると思います。
■狼と香辛料 (○)思いのほか面白いと感じました。最近はラノベ作品も侮れないなぁ。
まったりとした調子ながらも、世界観に上手く引き込んでくれる感じ。
主人公の行商人と、神の化身とおぼしき狼っ娘の出会い。
唐突な出会いながらも、この世界観で特に違和感を感じませんでした。
これから2人がどんな物語を紡いでいくのか楽しみです。
■(再放送) フルメタル・パニック!
久しぶりに見るものの、やはり良作品。
まだまだ記憶に新しいとはいえ、改めて見ても面白い。
見ていた頃はすげーハマったからなぁ。
「このライトノベルがすごい! 2008」で1位になったこともあって、
人気再来を狙っての再放送かな。もしかしたら4期が来るとか?
このまま「ふもっふ」「Second Raid」までやってくれないだろうか。
以上、新規6作品(+1本)の感想。
前回分を合わせて計16本。取り立ててすごく悪いというものが初回ではないという印象。
何気に良い作品が多いし、見続けてみようと思えるものも結構あるため、
△評価をどの時点で削っていくか、という感じです。
継続作品もあるため、現時点でアニメ32本視聴中。おいおい…(゜д゜)