以下、キョン声で変換。
人知れず始まった異変に気付いたものの、答えを見つけ出せずにまたループ。
これが制作の用意した「新アニメーション化」の演出なのだろうか。
だがもう大丈夫だ。
今日こそは解決の糸口を見つけ、1万何千回と続く夏休みともおさらばだ。
さぁ、ちゃっちゃと解決してもらおうじゃないか。さらば高一の夏休み、フォーエバ~。
…そう思っていた。
- 涼宮ハルヒの憂鬱
ご丁寧にも八月十七日から始まり、プール、夏祭り、セミ獲り…
いや、それはもうわかった。構図とセリフが違うだけで、やっていることは同じだ。
古泉の長話も2度目は辛い。
そろそろ時間も押し迫ってきているし、解決に進もうぜ。
全世界が停止したかと思われた。
彼らは再び八月三十一日を迎えてしまったからだ。
「なんだこれは?」
まるで我々の推測をあざ笑うかのように、制作サイドはもう一度ループを実行した。
Why? なぜ? ハルヒではなく京アニの暴走か!?
っていうのは嘘ぴょんで、話題づくりか、はたまた作戦があってのことなのだろうな。
ファンとしては後者を期待したいところだね。
今のところどんな仕掛けを用意しているのかは想像がつかない。
ま、素人の想像の上をいってくれるのもまたプロの仕事なんだけどな。
そんなプレッシャーを届かぬ場所から与えながら、
次回もまた同じ2週間を見せられるのだろうかといささか食傷気味な気分に陥る。
いくら女性陣の水着姿が拝めるとはいえ、夏休みばかりじゃ飽きるからな。
好きでもカレーが4日続くと嫌だろ?
しかし原作よりループ回数を多くしても見せたいものとは何なのだろうか。
俺たちにもエンドレスな感覚を味わってもらおうという趣向なのか。
学園祭前日がループするとはわけが違う。再四2週間分を見せるのはもういい。
次回は八月三十日から始めてくれてもいいさ。
そんなふうに半ば残念に思いながらも、結局は何かを期待してしまっているのもまた事実。
もしかして俺たちは京アニという大きな亀の上であがいているだけなのかもしれないな。