◆パッケージ
左が外箱。
カトキハジメ氏による書き下ろし特製スリーブケース。
BD1枚。ピクチャーレーベル。
「BD-LIVE」ってのに対応しているディスクなんだけれど、
ウチのBDレコ(DIGA BW800)は対応していないんだよね~。
こういうときって新機能が常に更新されるPS3って優秀だな~って思う。
torneと合わせて買おうかと思うわw
小冊子。
インタビュー記事もあるのであとで読む。
◆感想
時は宇宙世紀0096年。「逆襲のシャア」から3年後の物語。
サブタイが「赤い彗星」ってズルイよw
しかも仮面の男、フロンタルの声優が池田秀一さんだし。
今作のヒロイン、オードリー・バーン。
一巻目を見るまでは有名女優の名を充てただけかよって思ったけれど、
それはオードリーが咄嗟についた嘘。
一巻では本性をハッキリとは言わないけれど、
もしかして!?と気付いた瞬間は思わず電撃が走りました。
情報収集していなくて本当に良かった。
二巻で答えは出ますが、あえて伏せておきましょう。
それにしてもこのキツめの性格というか、上から目線な冷たい眼差し・・・
ちょっと命令されてみたいw
CVは藤村歩さん。
多数の作品で声は聞いてきているので、その上手さは保証付き。
戸松っちゃんも出ているんだけど、ミコットってセリフ少ないからなぁw
MS戦は圧巻。
機体内部の繊細さを見せつつも、
外側では重量感が伝わってくるほどのこだわりある描き。
マジで作画は極上。
それにしてもカッコイイぜ、クシャトリア。
顔はゲルググ似かなぁ。
4枚の羽を使って移動する様はほんと惚れる。
こういうデザイン出来る人って感心するね。
第二巻で初登場となるシナンジュ。
軽やかにデブリ(宇宙に散乱するゴミや岩)をかいくぐってくる機動力。
「三倍の速度で接近中!」
そのセリフにゾクゾクするw
赤い機体に三倍の機動力、このフレーズで連想するのは1つしかない。
搭乗者はシャアの再来と呼ばれるフル・フロンタル。
「逆襲のシャア」のラストでその行方が分からなくなったシャア。
本作でも行方不明とされている状態。
けれど仮面姿、金髪、そして池田秀一ボイスともなれば、総帥かと思わずにいられないw
ちなみに劇中では大佐と呼ばれている。それもまた懐かしい響き。
さらに所々で有名なセリフを発するんだよね。
「見せてもらおうか、新しいガンダムの性能とやらを!」
「当たらなければどうということはない」
やはりシャアは生きていたのか?と。
長年の生死の謎が明かされるのかと期待してしまうところ。
仮面を外した素顔の先には・・・
主役機、ユニコーンガンダム。
一見してガンダムらしさがない通常時の顔。
しかしNT-Dというシステムが発動した際の真の姿は、まさに新時代のガンダム。
白のボディに赤い線が走ったその姿は、強さを極限まで出したかのよう。
またシリーズを純粋に継承した体のバランスが良いんですよ。
第二巻ではその姿で戦う様が見られるのだけれど、
機動力の良さ、動きの滑らかさ、それが映像から伝わってくる演出が素晴らしい。
ライフルから放たれたビームがかすめただけで一機落す。なにその破壊力w
ユニコーンに乗る主人公のバナージ。
今のところなんとも掴み所がない感じもするんだよね。
落ち着いているようで熱く行動的な面を持ち、肝も座っている。
それは子どもっぽさからくる無謀さなのか。
第二巻では、そのまま連邦軍のネェル・アーガマの搭乗員になるかと思いきや、
ネオジオン側に捕まり、フロンタルと対面。
もしかしてネオジオンにつくのか!? なんて思ってみたり。
だってネオジオン側のサブキャラのほうが味方っぽいんだものw
この両方の生活を主人公が体験するってところが面白い展開。
今までは主人公が最初についた側が正義、というパターンだったけれど、
結局どちら側につくのか見えなくなる運びは上手い揺さぶりだな~って思った。
とにかく映像美は抜群で、話の展開も惹き込まれる。
少なくとも初代、Z(ゼータ)、逆襲のシャアの3作品を見ている方なら
存分に楽しめる作品だと思います。
※「episode 3」の感想は下記より。
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