終了アニメの感想、2回目!
12月に終了したアニメの感想をまとめて書き連ねています。
以下、個人的にランク付け。
最終回までに変化した総評価です。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ
また、細かな点数付けも行なっています。
評価は辛口なところもありますのでファンの方はご注意ください。
◆伝説の勇者の伝説 (○) [2クール]
とても面白いが、謎を残して終わる
序盤で過去編が丁寧に描かれ、あっという間に惹き付けられた作品。
剣と魔法の正統ファンタジーモノというのは、
アニメになるとなかなか面白さが引き出せないジャンルだけれど、
この作品は人物、政治、世界観を、複雑ながらも丁寧に見せることで
2クールという長丁場でも飽きさせない作りでした。
何と言ってもライナとフェリスの関係が見ていて楽しい。
好きなシーンは、ライナがアルファ・スティグマ保持者側へと寝返った後、
フェリスが迎えに来たシーン。
ライナを足蹴にしながら「いたのか」と冷静につぶやいたときには、
なんとも言えない嬉しさがあった。
そんなキャラ心情を楽しめるほどの作品だったものの、
ラストが残念。
なぜシオンはライナを殺そうとして、何を企んでいたのか。
明確にならないまま次へと続くかのような尻切れ状態。
原作への配慮だとは思うものの、2期の予定がないのなら
アニメならではの結末を描いて欲しかったものだと思う。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・23
◆えむえむっ! (△)
竹達&早見ボイスを楽しむ作品
最初はドM表現が強烈な感じがしたものの、
ほどよいところでブレーキが掛かった演出で、最後まで見られた作品。
描き手の特徴なのか、やや薄っぺらさを感じた塗りだったものの、
キャラクターは可愛く描けていたなと。
終盤でのDBネタ回の崩れっぷりには落胆したけど。
私的には竹達&早見さんによる声優で持っていたと思う。
OP&EDは曲も絵も好み。
特にED曲『More-more LOVERS!!』は毎回見惚れつつ聞き入っていたよ。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・3
画・・・2
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・3
総合点・・・17
◆神のみぞ知るセカイ (○)
エルシィが可愛かった!
攻略対象となる4人のヒロインよりも、確実にエルシィが可愛かった作品。
原作ではエルシィの出番があまりないようなことを聞いていたため、
アニメ化でエルシィ増量補正が入ったんじゃないかと推測。
大正解ですね。
そんなエルシィで保っていたと言っても過言ではない作品。
何気に第8話のお母さん回も良かったw
と、攻略ヒロインよりも常駐キャラに目が行く仕上がり。
どうやら2期は確定のようで、楽しみです。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・3
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・23
◆アマガミSS (○) [2クール]
1キャラずつしっかりラストを描いた安定作
美少女ゲームが原作なので、プレイヤーによってヒロインが変化する点を、
1キャラ4話構成でリセットする作りは大変良かったと思う。
また、それぞれのキャラがとても魅力的。
膝裏キスやヘソキスなど、変な行為で食いつかせる点も上手かった。
自分が好みなのは絢辻詞かな。
普段はしっかり者を装うものの、裏側の顔を持っている点。
表裏ともに魅力的だったと思う。
最終回では隠しキャラ?的な女の子が登場し、
これまで不明瞭だった「2年前のクリスマスイブ」の真相が明かされ、
上手くまとめてラストを飾った展開。
総合して良いデキでした。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・24
◆ヨスガノソラ (○)
絵が綺麗でエロシーン満載だけど・・・
まず1キャラ目のラストを見せたのち、
次回は途中の分岐からリスタートするような流れ。
こうして複数の女性キャラと結ばれるシーンを描いていくという作り。
そのためか、主人公がすごく優柔不断に見えたんだよね。
優しさではなく自分に都合のいいように生きているように見えてしまった。
なので徐々に嫌さ加減が増してきてしまったな~と。
またヤンデレが苦手なので穹に可愛さを感じない。
と、個人的にキャラ萌えしなかったのが
大きなマイナスになってしまった作品。
その兄妹が最終的に結ばれて終わる・・・
結局この2人は田舎に戻ってきて周りを引っかき回し、勝手に出て行っただけ。
エロゲならではのご都合設定なのは承知だけれど、
なぜみんな主人公を好きになるのかが伝わってこない。
エロさでネット上では話題になったものの、
原作ファン向け作品だと思えました。
Cパートは面白かったけれどね。
ストーリー・・・2
キャラクター性・・・2
画・・・5
演出・・・4
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・19
◆それでも町は廻っている (◎)
日常と不可思議とノスタルジー
第1話での個人的な低評価はどこへやら、ぐんぐんと面白さが向上。
日常だけれどどこか不思議な要素もあり、
時折、昔を思い起こさせるようなノスタルジックさで惹き付ける。
徐々にシャフト制作の個性が出てきたアニメだったなと。
私的には辰野が好み。
しっかり屋で女の子らしさを1番感じるキャラで、
これをロリボイス主体の悠木碧ちゃんが演じていることに驚きつつ、
その色っぽい声をもっと聞いていたいと思わせられたなと。
ジョセフィーヌのひと言がまた面白かったポコ。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・26
以上、6本。
まだ続きます。
→ 2010年 12月 最終回を迎えたアニメの感想 まとめ (3)
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