2011年7月 夏アニメ新作 全22本 第１話感想 まとめ(3) ついに来た注目作品、覇権の予感！

新作アニメの感想まとめ、その３！

夏の新作アニメ。
その第１話の感想を22本分、数回に分けて書いていきます。
今回はその３回目。

以下、個人的な評価も付けています。
◎…かなり良い（視聴継続・確定）
○…良い（ほぼ視聴継続）
△…まぁまぁ。（ひとまず様子見）
×…切り

評価は辛口なところもありますので、ファンの方はご注意ください。

◆バカとテストと召喚獣にっ！　（○）


初回からギャグ安定の２期

１期のノリを継続したままの楽しいＦクラスの日常。
初回から水着回を持ってきたのは、話題取りか自信の現れか。
なんにせよ面白さは損なわず、今後も期待できる内容。嫉妬劇は楽しいねｗ
→視聴継続









◆セイクリッドセブン　（◎）


演出カッコイイ！　物語にも期待！

不思議な力を持ち、突然現れた敵に対して暴走。
謎の少女により新たなる姿でヒーロー化。
と、流れは単純なようで、しっかりと惹き付けてくる仕上げ方が上手い。
分かりやすさも第１話では強味。
主人公の普段顔の作画がやや微妙だったけれど、全体的に高クオリティ。
それにしても謎の少女ルリはいかにも、いのまた画だなぁｗ
メイド隊という眼福要素もあって、ヒーローモノでガチガチに固めていないバランスも好印象だ。
→視聴確定









◆神様のメモ帳　（△）


物語の広がり次第かな

幼い美少女が部屋の中で事件を解決。
その頭脳と命令調子な曲者っぽさを見せつつ、
子供っぽい一面を持ち合わせている。そんなニート探偵が主役。
なんかヴィクトリカの日本版って感じも。
私的にはアリスにいまひとつ魅力を感じないかな。

すべてにラノベだと感じるネタ設定だけれど、第１話はそれほど悪くない。
ただ今後の展開次第で良くも悪くも変化する危うさがある作品だね。
→しばらく様子見









◆BLOOD-C　（◎）


すべてにプロ志向を感じる安定感！

ちょっとドジで心優しいヒロイン。
前半は日常の可愛らしい性格を見せ、後半は凜とした戦闘モード。
この緩急ある見せ方が上手い！

初回の敵は地蔵のような出で立ち。見た目とは裏腹に俊敏で狂暴。
ふと『GANTZ』の敵が過ぎった。こういうのが返って怖いんだよなぁ。
CLAMPキャラが可愛く、ヒロインの小夜には魅了される。制服デザインも良い。

見た目、演出、物語の流れ、１話分の構成がしっかりしていて、
これぞプロの仕業だと思わせられる初回の印象はとても良かった。
→視聴確定









◆輪るピングドラム　（◎）


不思議さと可愛さに魅了される！

他にはない独特なデザインと、見た目に不思議な世界観。
可愛さもあり、なんだその面白い演出！と見る者をグイグイ引きこむパワーがある。
これぞ幾原作品の世界観！
『ウテナ』に感じたそれが現代に蘇った印象だ。

３兄妹の妹が病死するものの、何者かの力によって突然の復活。
ペンギンの姿をしたソレは、神か悪魔か。
妹の命を長らえる代わりに「ピングドラム」を手に入れろ？
すべてにおいてまだ謎ばかりだけれど、
可愛さと不思議さとテンポの良さですべてを受け入れて見られるこの感覚。
すごい、これは凄いのが仕上がって来たね。
長年才能を眠らせていた幾原監督、ついに解放される日が来たということか！
→視聴確定







以上、５本。これで17/22本を消化。
前回までは今期の注目作が現れず内心焦っていたものの、
ここへきて３作品も現れたことに喜ばずにはいられない。
今のところ『輪るピングドラム』が一歩リードで、『セイクリッド』、『BLOOD-C』と続く順位。

さて、残りの５作品の中にさらなる注目作は出てくるのか！？
次回、いよいよラストー！
→　夏アニメ新作　全22本 第１話感想 まとめ(4)






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