◆パッケージ
外見は簡素な印象。
8ページの薄い冊子入り、と。
重要なのは映像の中身なので問題無し。
◆BD感想
いきなり劇から始まってビックリw
スフィアのライブでは恒例となったコントなので
それをスタートに持ってくるのも新たな戦法だよね。
とまっちゃんのナギのカラオケ曲、
「ま~めは畑のお肉なり♪」が聞けるとは思わなかったw
ライブグッズ売り場でバイトする売り子さんたちという設定で、
スフィアを知らない4人の女子トークが爆走!
Sphereを「スフェレ」と読み違えながら、
なぜか部屋から出てこないスフィレを懸命に呼び起こそうと奮闘するお話。
かなり長い劇だったけど、スフィアには珍しく台本を持たずの演技。
すげー頑張ってる!
1曲目から「MOON SIGNAL」で飛ばす飛ばす!
まったり劇から雰囲気一転で会場いきなりハイテンション!
「MOON SIGNAL」は盛り上がるよね~。これは良い選曲だ。
ソロ曲へと流れ、トップバッターあやひ。
やっぱ歌上手いわー!
声が裏返るあたりの伸びがハンパない美声。
美菜ちゃんも持ち歌が増え、2曲披露。
それにしてもこの堂々たる振る舞いっぷり!
スフィアで何度も舞台に立ち、けいおんライブでも武道館入りしているとはいえ、
19歳で1万人超のギャラリーを1人で背負うとは凄まじい。
あっきょはふわふわなカワイイ服!
歌いながらサイドに設けられたステージの端へ行くなど、
会場をくまなく使い切ってのサービス。
ライブに慣れたあっきょならではの余裕だよね。
この落ち着きっぷりには安心して見入ることができる!
とまっちゃんがカワイイ服着て出てきたー!
なんだかちょっと声が震えてるんだけど、緊張しているようだねw
2曲披露かと思いきや、持ち歌が多いのでメドレーに!
これはファンにはたまらないぜ。
モニターに再びコントが流れ出す。
「戸松遥のひとりごと」には笑ったw
衣装替えのための時間をこうした映像で繋ぐのは楽しい試みだよね。
美菜ちゃんがドアを閉めに行ったところで、はたと気付く。
最初の劇が、
まさかこの映像とつながっていたとは!
これは構成が上手いな~。面白い!
ちなみに今回のBDでは「Picture in Picture」という機能があり、
ライブ中のモニター映像を別窓で表示することができる。
何気にメニューのカーソルがタマネギってのも可愛かったりw
DISC1と2(ライブ&メイキング)を合わせて3時間18分。
長いと思いきや、あっという間の時間でした。
ハッキリ言ってこれは凄い!
最初の劇、そこから一転して「MOON SIGNAL」で大盛り上がり。
その後に4人のソロ曲を披露。
さらに最初の劇を布石とした映像。
そこからグイグイ引きこむ4人の歌、トーク。
ラストに向けてどんどん加速するテンション!
テレビ越しに見ているだけなのにこの高鳴る気持ちは何!?って感じ。
とにかく全体の構成が良かったです。
スタッフも気合いが入るであろう武道館。
けれども遊び心を忘れない姿勢。
楽しんで作ってるステージだというのが伝わってくるのが良いです。
きっとこれまでのライブで培ってきた経験を活かし、
この武道館で1つの完成形としたかったんじゃないかなと。
それぐらいスフィアの魅力を存分に出し切れる全体の作りがとても良かったです。
あっきょのエンターテナーっぷりとさすがの安定感。
とまっちゃんの可愛く元気に飛び回る姿。
あやひの美声、笑いも本気の特攻隊長っぷり。
美菜ちゃんの初々しさも垣間見えるその堂々さ加減。
スフィアが成功しているのは声優としての実力もあるけれど、
それぞれに異なる魅力があるからなんだよね。
個々のポテンシャルもさることながら、
4人が揃ったときの抜群の魅力度!
このライブはそれが一気に爆発した形に仕上がっていると思えたよ。
以前発売されたライブBD
「rings live tour 2010」も良かったけれど、
その上を軽く飛び越えるほどこの武道館ライブは素晴らしい!良い物を買った。これはもう二度三度見る!