「翼に風を、銀河に歌を！」
『サヨナラノツバサ』のBD Hybrid Pack 通常版を購入。
劇場版はTV版とは大きくシナリオが変化するので、
TV版を見た人でも楽しめるのが特徴だ。
映画館で見た感想はすでに書いているけれど、
今回はおもいっきりネタバレしつつ、各シーンでコメントなどを。
正直、このラストには放心した。
そしてフィルムよ、アタリ来てくれー！
というわけで以下感想。
「翼に風を、銀河に歌を！」
『サヨナラノツバサ』のBD Hybrid Pack 通常版を購入。
劇場版はTV版とは大きくシナリオが変化するので、
TV版を見た人でも楽しめるのが特徴だ。
映画館で見た感想はすでに書いているけれど、
今回はおもいっきりネタバレしつつ、各シーンでコメントなどを。
正直、このラストには放心した。
そしてフィルムよ、アタリ来てくれー！
というわけで以下感想。
◆パッケージ
◆ブックレット
48ページのフルカラー。
設定画もたくさん載っていて充実している！
◆フィルム
前回のフィルムは人は映っていたものの、おもいっきりモブ。
せめて、せめてメインキャラを！
もうバルキリーでもいいよ。クォーターとかさ。
さて、何がくるか！？
なんか爆発シーンぽい。やっちまったか？
と思ってよくよく見てみると、
シェリルか！？
どうやらこのシーンのようだ。
序盤のシェリルライブの１シーンだね。
これは・・・アタリかどうかの判別が難しい。
◆本編 解説＆感想
※完全にネタバレしていますのでご注意ください
もうね、序盤からシェリルライブに惹き付けられる！
前回は白黒うさぎコス、今回はナース服をメインとしているんだ。
シェリルに看病なんてしてもらったら逆に熱下がらないよ！
「こうしているとバジュラと戦っているのって嘘みたいだな」
アルトとランカが海でデート。
序盤は２人のサービスカットから食いつかせるつもりか！
「ランカの内蔵を全移植すれば助かる」
なんとシェリルは、対バジュラ作戦用の歌姫を見つけ出すまでの
代役に過ぎなかったことが明かされる。
しかもシェリルの声帯はV型感染症に冒されており、もう持たないところまで来ている。
（TV版では声帯ではなく脳だった）
生き延びるためには、抗体を持つランカの内蔵の移植が必要。
さすがのシェリルもそれには思い悩むわけで。
フォールドアウトしてきたドボルザー級要塞。
シリーズ初期を知っている人にはピンとくる名称だけど、
とにかくハンパなく大きいバジュラの要塞ってことですよ。
敵の数もこれまで以上。
歌に戦闘にと、見せ場を最初からガンガン投入してきているね。
そんな中、フロンティア内ではランカのソロライブが開催。
魔法少女をモチーフとした世界観。
これがまたカワイイんだ！
シェリルライブにも劣らない見応え。すごいよこれ。
要塞内の親玉を殲滅してバジュラたちを退かせたものの、
アルトは大きな負傷。
病院に駆けつけたシェリルがアルトといいムードへ。
でもランカも来てしまって修・羅・場ｗ
「銀河の妖精改め、偽りの歌姫」
グレイスがフロンティア乗っ取りを計画していることがレオンに知られ、
シェリルもその同胞としてスパイ容疑で捕まることに。
ここでようやく前回の『イツワリ』が明確なものになった気がするよ。
「彼女には裁判なしでの死刑を宣告いたします」
刑務所に送られてしまうシェリル。
大統領じきじきに死刑宣告。
これすべてレオンの計画どおり。
レオンはグレイスたちと似たように、フロンティアを手中にし、
さらにバジュラをも支配し、銀河のすべてを支配することを企んでいる。
そのために邪魔なグレイスとシェリルを黙らせたかったわけだね。
もう完全にTV版とは違うルートへ進み出したよ。
「抱きしめて！ 銀河の果てまで～！」
レオンの行動に違和感を感じたS.M.S。
皆の意見が合致し、監獄中のシェリルを助けるため刑務所で慰安ライブを決行。
クランやミシェルなどパイロットたちがバンドメンバーとして潜入する。
なぜかアルトは女装ｗ
無事に救出し、ライブのどさくさに紛れて脱出と。
しかしそこへ再びバジュラが攻め込んでくる。
なんとシェリルが宇宙空間へと投げ出され、消息不明に。
歌手生命が短い自分よりもランカを助けたシェリルの行動がまたキュっとくる。
なんかもうシェリルがいたたまれないよ。
「これは地球型惑星です！」
レオンらが進めていたインプラント攻撃がバジュラに作用し、
バジュラを強引に味方にすることに成功。
そのままバジュラの母星へ、フロンティア船団は強行突破。
女王バジュラを殲滅してこの星を我が物にせんと企てる。
しかしそのレオンの企みはグレイスの反撃によりご破算。
レオンは絶命し、フロンティアの上層部は壊滅。
再びギャラクシー首脳陣たちに乗っ取られてしまう。
形勢逆転だけれど、かといってS.M.Sらの敵には変わりない。
母星に到着したフロンティア船団はバジュラを操った状態。
別行動を取っていたクォーターにとって、すべてが敵になるわけだよね。
「私、アルトくんが、好きです！」
最終決戦の前に、ついにランカからの告白！
あまりの可愛さについ抱きしめたって感じだな、おい！ｗ
シェリルの消息が掴めないものだから、保険かけた印象もあるんだよなぁ。
この時点ではまだ気持ちが定まっていなかったのだろうか。
孤立したクォーターだけれど、対バジュラ戦の歌姫、ランカがいる。
ここで「放課後オーバーフロウ」とかステキすぎる！
「たとえ私が死んでも歌は死なない！」
母星に突入したクォーターとアルト機。
フロンティア内にシェリルの存在を確認。
宇宙空間に投げ出されたシェリルを助けたのは「あい君」。
バジュラは宇宙でも生きられるけれど、
自分以外の生命体を生かす手段を持っているようだね。
感染症で喉を痛めつつも、アルトのため、みんなのために歌うシェリル！
ランカの歌も勢いづく！
「S.M.Sと新統合軍の連合艦隊です！」
味方となる艦隊がフォールドアウトしてきたー！
なにこの救援、熱すぎる！
戦いも激しさを増してくるぜー！
シェリルとランカによるデュエット＆メドレー。
ＴＶ版のラストも凄かったけれど、劇場版の盛り上がりはハンパないぜ！
「バトルフロンティアと女王バジュラが融合しています！」
ギャラクシーが女王と融合し、巨大な敵へと変貌。
ＴＶ版ではグレイスが融合したけれど、
劇場版ではギャラクシーのバトル形態そのものが女王に無理やり融合。
洗脳を自ら解いたブレラと共に、アルトは攻撃をくぐり抜けて女王へ近づく。
ミシェルの「あいつ、歌舞（かぶ）いてやがる！」が笑えるｗ
ちなみにミシェルは死なない。そのほうがいいよね。
「信じてくれバジュラ、俺たちは敵じゃない！」
ブレラの働きにより、ギャラクシーから解放された女王。
果たして人類を受け入れてくれるのだろうか・・・
そこへSMS連合艦隊による一斉射撃。
女王バジュラとアルトに向かって、
避けきれない量のマクロスキャノンが飛んでくる！
「ランカ、お前の気持ちに応えられなくてごめんな」
ここでついに三角関係に決着が付く。
「シェリル、少し遅いかもしれないけれど、俺はお前のこと・・・」
アルトの言葉をかき消すかのように、女王バジュラがアルトと共にフォールドアウト。
おそらくマクロスキャノンからは逃げ延びたとは思うけれど、
どこへジャンプしたのかはわからない。
恋に片がついたものの、
当の本人がいないんじゃ、シェリルも素直に喜べないよねぇ。
「それからひと月、人類は新たなる母星での生活を開始する」
アルトは戻ってこない。
しかし悲劇はそれだけにとどまらなかった・・・
「命を燃やし尽くしたシェリルさんは今も眠っている」
Ｖ型感染症が進行してしまったのだろう。
なんとかランカの血液で生き長らえているものの、意識不明。
かなりショッキングなラストでした。
エンドロール後にフォローがあるかと思いきや、何もなし。
映画館では場内シーンとしたままだったことを思い出します。
これってどちらが幸せなのだろう？
心を射止めたものの、相手は消えて本人は眠り続けたままになるシェリル。
失恋はしたけれど平穏無事なランカ。
どう見ても後者優勢だよなぁ。
恋に決着はついたものの、恋愛面ではスカっとはしないラストだったと思う。
なんか終始シェリルが悲劇のヒロインなんだよね。
まぁこれもマクロスＦの１つのエンディングとして捉えておく感じかな。
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