「45年前に古典部で起きた事件について考えたいと思います」えるの叔父、関谷純が学生時代に関わった事件について、
過去の文献からヒントを得て、各自が仮説を立てて紐解いていく会合。
これまでのライトな謎解きとは趣がだいぶ違うね。
古典部らしい展開だけれど、なんだか難しい話になりそうだなぁ。
と思ったら、結構1つ1つ咀嚼しながらじゃないと途中で振り落とされる話だったw
それにしても千反田邸はデカイ!
こういう家に1度はお呼ばれされてみたいものだよ。
「ちーちゃん何か手伝おうか?」えるがポニテにエプロンで手作りオニギリとか、もうね、後ろから抱きしめたくなる!
アニメの調理シーンって目を引くよね。
ジブリアニメでも食事シーンよりも作ってるとこが好き。
本編に関係ない部分でもこうして丁寧に描かれると見入っちゃうよ。
「忘れていました、椎茸を干していたんです」なんという変化球!
洗濯物と思いきや、しいたけw
「少しは頭を使ってみるか」ひとまず奉太郎の仮説で決まりって感じだね。
・5日間の文化祭を縮小したい学校側との抗争が事件の発端。
・関谷純はその首謀者だった。
・話し合い(またはボイコット)は6月。責任を負われた関谷純は10月の文化祭後に退学。
・4ヶ月のズレは余計な暴動を起こさせないための時間差。
3人の仮説を経ていくことで、ゆっくりと物事を理解させていく流れは良かった。
見る人を選びそうな回だったけれど、緩急付けて上手く最後まで引っ張っていたなと。これでえるが何を聞いて、なぜ泣いたのか。その謎に一歩近づいた感じだろうか。
【過去ログ】●
第3話「事情ある古典部の末裔」●
第2話「名誉ある古典部の活動」●
第1話「伝統ある古典部の再生」