◆革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン (◎)[分割2クール]
キャラも戦闘も魅力的。物語にもドキワク!
多数のキャラクターが登場するにも関わらず、メインの一人一人を丁寧にピックアップしながら進行する流れが大変良かった。戦闘シーンも3Dメカが格好良く動きまわり、二転三転する物語にもわくわくさせられる。
敵(ドルシア)側もしっかり描かれてモジュール77側との掛け合いも密になっていく楽しさ。様々な謎を積み上げてきた前期から、2ndシーズンは怒涛のごとく崩して謎が明かされていく気持ち良さ。大変楽しく見せてもらえた作品だったなと。
欲を言えば、終盤がかなり急ぎ足だった感なのが勿体無い。また、マギウスの”罪を被せる作戦”は展開が見え見えだったのでもう少し知的で驚く手段を用意して欲しかった。
ラストの後日談も足らない感なので、あと半クールは欲しかったなと。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・4
総合的な評価・・・5
総合点・・・28◆<物語>シリーズ セカンドシーズン (○)[2クール]
語りは楽しく、飽きさせない演出も良い
いずれの話も途中まではわくわくさせられるものの、ラストがいまひとつ。
『傾物語』はあっさり終わるし、『囮物語』は中途半端に終わって憤りさえ覚えた。ほんと、途中まではすごく面白いんだけどなあ。期待していたほどのラストは拝めなかったなと。
そんな中で『恋物語』だけが群を抜いて面白かった。
結果的に『恋物語』で『囮物語』の結末を見られたため、5つの話をまとめて1つの大きな物語だったと考えれば納得もできるかも。ほとんど『恋物語』で評価が底上げされたと言っても良い。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・4
演出・・・5
音楽・・・3
総合的な評価・・・4
総合点・・・24◆夜桜四重奏 ~ハナノウタ~ (○)
以前よりも見やすくて分かりやすい作り
2008年版ははっきり言って記憶に薄いほどに心に残らなかった。今作は2008年版の作り直しながら、まるっきり印象が異なる感覚。
まず見た目が見やすくてアクションが気持ち良い。展開も分かりやすくキャラ一人一人が魅力的に映り込んだ出来栄えだったなと。
ストーリー・・・4
キャラクター性・・・4
画・・・3
演出・・・3
音楽・・・3
総合的な評価・・・3
総合点・・・20◆てーきゅう 第3期 (◎)
3期でも衰えないお馬鹿さに脱帽
毎度ながらよくそんなボケが生み出せるものだと思う。作者はアホか天才かと思ったけれど、ここまでくると天才と思わずにいられない。テンポに関しては制作の技術力だろうけれど。
ボケに対してすぱんっとツッコミが入り、すぐに次のボケで畳み掛けるスピード感。とにかく毎回面白くて、キャラクターも魅力的。実質2分半だけど中身は濃厚だ。
ストーリー・・・5
キャラクター性・・・5
画・・・3
演出・・・4
音楽・・・4
総合的な評価・・・4
総合点・・・25<アニメ以外>※アニメではないため本数にはカウントせず点数も付けません。
◇機動戦士ガンダム第07板倉小隊 第5期
『頂上決戦』という大会への目標があるためか、以前に比べてかなりバトルへの本気度が増した印象。
たしかに小隊全体の技術力は高まり、勝利する姿は見ていて楽しいけれど、バラエティ色が薄まった感。そんな中で愛生ちゃんの癒やしはとても重要な立ち位置に見えた。
ただ、愛生ちゃんと他メンバーとの実力差が大きく開いている印象も受けてしまい、二期、三期の頃は一緒に強くなっていく感じが楽しめたものの、今やお荷物的な扱いが否めずに少し悲しい。
ファンとしては愛生ちゃんの激務ぶりは良くわかっているので練習量に差が出るのは仕方ないと思っている。視聴者もそこを汲み取ってもらえているのかが心配。とはいえ、大会出場者のプレイヤー面々には愛生ちゃん人気が高いことが窺えたのはとても嬉しい。
大会メンバーとして板倉小隊から愛生ちゃんが選ばれなかったのはむしろ良かったかな。大会は小隊たちに本腰で挑んでもらうとして、番組自体はバラエティ色を残していてほしいと思う。という想いを込めて6期にも期待したい。
以上、アニメ4本! トータル17本!
期をまたぐ作品が多いので今回はこの数。
さて今回、◎評価を付けたのは3本。
アルペジオ、ヴァルヴレイヴ、てーきゅう3期。
17本中3本はちと少なめだけれど、
またいでる作品に◎の可能性が多いと感じるのでこんなところだろうね。
次の冬クールではどうなるか!
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