アニメガタリズ (○)パロ作品として上物いわゆるパロディ満載な作品だけれど、その使い方や展開で楽しく見せてくれた。アニオタなら随所で笑える細かいネタ、あえて触れなくても分かるネタなどが散りばめられており、それでいて1つの作品として上手く馴染ませ楽しく見せていたところに作りの上手さが感じられた。
終盤、アニメの世界に行ってしまう展開はやりすぎ感はあったけれど、アイキャッチが襲ってくるなどメタネタが豊富で全体的には上手く作られていた感じ。
ストーリー・・・4キャラクター性・・・3画・・・3演出・・・4音楽・・・3総合的な評価・・・4総合点・・・21干物妹!うまるちゃんR (△)ネタ切れ感もある二期良くも悪くも一期同様で、全体的には特徴の少ない退屈さがある。私的にはうまる、海老名、切絵の3人が集まった時の雰囲気は好き。新キャラのヒカリはいまひとつ存在感を見い出せてなかったかな。もう一歩踏み込んで全体を揺るがしてほしかった。
ストーリー・・・2キャラクター性・・・2画・・・3演出・・・3音楽・・・3総合的な評価・・・3総合点・・・16血界戦線 & BEYOND (◎)個別キャラ回が楽しい二期全ての回が面白く、まったく飽きさせない二期だった。特にライブラ面々を個々に取り上げていた回には興味もそそられ、またその内容も存分に楽しめる内容だったのが凄い。私的には3話のスティーブン、4話のチェイン、10話のK・Kの回が特に好き。謎めいていた日常を掘り下げて、各自の個性を存分に楽しめる仕上がりになっていたなと。そしてレオ兄妹回でラストをシメる、この構成も素敵だった。最後には待ってました!と言わんばかりの格好良さでキメてくれて、本当に気持ちの良いシメになっていた。
ストーリー・・・5キャラクター性・・・5画・・・4演出・・・4音楽・・・4総合的な評価・・・5総合点・・・27アイドルマスター
シンデレラガールズ劇場 第2期 (○)キャラの魅力が出ていた二期一期よりは肌色回が少なめなだったのはむしろ良し。キャラ自体の個性で可愛さを見せてほしいからね。ショートアニメなので中身は薄いもののファンの視聴意欲はしっかり掴んでくれた二期だったなと。最終回にロリキャラ5人のお泊まり会を持ってくるあたりはグッド!
ストーリー・・・2キャラクター性・・・4画・・・3演出・・・3音楽・・・3総合的な評価・・・3総合点・・・18ラブライブ!サンシャイン!! 第2期 (○)曲は素晴らしいが楽しさはいまひとつ作品に対しての贔屓目があるのでそれなりに楽しんだものの、期待に応えた面白さとは言い難い。序盤のギャグ回は楽しめたんだけどね。第3話でみかん畑を滑走するシーンとか、第5話の犬を拾う回とか。そのあたりのノリは良かった。私的にはSaint Snowとの関わりをそこまで描く必要はなかったなと。最終回は不意に優勝したことが明らかになって盛り上がり不足。決勝戦まわりは(推測だけど)劇場版でガッツリやるから外しました的な。何にせよキャラや設定を存分に活かしきれていないと感じられた二期。
曲はいずれも素敵で、CG技術は一期よりも上がっていたところは良かった。
ストーリー・・・3キャラクター性・・・4画・・・4演出・・・3音楽・・・5総合的な評価・・・4総合点・・・23Fate/Apocrypha [2クール] (○)2クール目から本番一話一話は面白いけれど、全体的にどう楽しめば良いのか分かりづらかった1クール目。赤と黒のどちらを主に見れば良いのか戸惑いつつの視聴だったが、2クール目で敵味方が混在する様子に納得。この展開は読めなかったので、正直2クール目から格段に面白くなった。終わってみればルーラーを中心に見れば良しな作品だったなと。
戦闘シーンはまばたきを忘れるほど見惚れる動きと演出。特に22話は表現力が凄すぎて震えるほど。
最終的にどうまとめてくるか心配したけれど、落とし所としては納得。個人的には人類が救済された世界を見たかったところもあるんだよなあ。にしても、ジャンヌに裸を見られるまで俺もアストルフォを女の子だと思ってたよ...
ストーリー・・・3キャラクター性・・・4画・・・4演出・・・5音楽・・・3総合的な評価・・・4総合点・・・23鬼灯の冷徹 第弐期 (◎)一期以上に幅広いネタ一期よりも楽しめた感が強く、むしろ全話見どころというレベルだった。地獄知識のネタも多かったのでその多様性を学びつつ楽しんだ感じ。ギャグのセンスも良く、笑える部分も多かった。春からの新クールも楽しみにしたい。
ストーリー・・・5キャラクター性・・・4画・・・4演出・・・4音楽・・・3総合的な評価・・・5総合点・・・25結城友奈は勇者である
-鷲尾須美の章-/-勇者の章- (◎)怒涛の前日譚と後日談『鷲尾須美の章』が『ゆゆゆ』の前日譚だと理解していただけに、待ち受ける悲劇には常にドキドキさせられた。そんな中で園子の明るさは十分な清涼剤になっていたし、単発ギャグ回ではとても楽しませてくれたなと。その反動か、最終話での怒涛の展開に心を掻き乱されることに。作りとしてはとても上手かった。
『勇者の章』では散華の影響を受けない件については安堵して見られたものの、友奈のみ大事に至るという展開にはいたたまれない気持ちも多かった。ラストはかなり力業で、一度見ただけでは100%理解が及ばなかったものの、ハッピーエンドを迎えられたことにはとにかく安心した。
前日譚と後日談、双方ともに刺激ある流れで大変楽しめた作品。
ストーリー・・・4キャラクター性・・・4画・・・4演出・・・5音楽・・・4総合的な評価・・・5総合点・・・26以上、8本! トータル18本!『魔法使いの嫁』が2クールとは思わなかったので-1本になったのはご愛嬌。
今回、◎評価を付けたのは7本。
『食戟のソーマ 餐の皿』、『宝石の国』、『血界戦線 & BEYOND』、『鬼灯の冷徹 第弐期』、『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』。
18本中、5本。まずまずの本数だ。
続編が4本と、新作を上回ってしまったので続編強しのクールになってしまったかな。そんな中で健闘した『宝石の国』はやはり素晴らしいものがある。
実のところ『クジラの子らは砂上に歌う』は9話まで見ていたけれど、どうにも面白さを見い出せず後半ながら挫折してしまった。そこは感性の違いというか、肌に合わなかったと言ってしまえばそれだけだけど、なぜ面白さを見い出せなかったのかなと。
「独自の世界観」という一点だけで見れば『宝石の国』も「独自」なんだけれど、そちらは極上の面白さを見い出せただけに、どうしてこれだけ差が生まれてしまったのかなと思えてしまう。『クジラの子らは~』の映像クオリティは素敵なので「いつかは面白くなるんじゃないか」と見続けてはいたけれどやはり期待値を上回らず、中盤からはわりと苦痛だった。人がたくさん死ぬからというわけではなく、単に退屈さゆえの苦痛。それなりに盛り上がりは見せていたはずなのになぜだろうと思う。ストーリー展開のせいなのか、どこが肌に合わない部分だったのか自分でも理解に悩むところだ。
ちなみに『妹さえいればいい』、『つうかあ』、『しょびっち』は5~6話切り。
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