見どころ満載だった第6話。
さすが6話あたりになると、大体の作品は盛り上がってくるところですが、
「マクロスF」の盛り上がり方は尋常じゃない。
次回最終回ですか!?w
ってぐらい、ちょいと鳥肌立ちました。
というわけで、今回もざっくりとコメントしていきます。
ランカがついに歌手としてスカウト!
「打倒シェリルです!」
ランカにとっては恋愛面のことでもあるかのようなセリフ。
否定したい気持ちをグッと堪えて
絞り出すようにOKを出すオズマが、なんだかいじらしかったw
ランカのスカウトに沸き立つ学友陣。
「やっぱこれくらいアピールが必要でしょ」
ええい、ランカは”無い”から逆に際立つんじゃないか。
てかナナセ、絵が上手いですよ? これは普段から描いてるw
前回、アルトとシェリルの一抹を見てしまっていたランカ。
1人でいたのかと、ちょっと遠巻きにアルトの反応を探ってみるものの、
その問いに肯定してしまうアルト。
ああ…、嘘を付きやがりましたよ、この色男。
アルト、それはかなりマイナス点だ。
まだ2人の仲がそこまで進展していないものの、これは痛い選択。
こうした展開を深読みすると、
とにかく今はシェリルとくっつくように盛り上げておき、
ランカとの間に障害をたくさん作っておこうとしているんじゃないかと。
後々はランカとくっつくための布石。
…そんな風にも考えてみたり。
ちょい余談ですが、今回も絵の崩れが少し気になりました。
このぐらいであればセーフですが、せっかく良い作品なので
クオリティは高く保ってもらえると嬉しいというのが心情。
スタートからキャラクターの顔のバランスに違和感がありました。
これはきっと後半部に力を注いだのだと思い、ドギマギしつつ視聴。
期待に応えて、後半部が凄かった。
個人的にはここから後半部。
「しっかり頼むぞ、モニカくん」 ぽんっ
…ちょw 頬赤らめたのは予想外w
オフィシャルのキャラ紹介では”真面目な委員長タイプ”と書かれている、
そんな真面目ちゃんがこのアクションにこういう反応を見せてくれるのは
なんかいいなぁ。
「はい、艦長!(頬染め)」
「セクハラだよねぇ、あれ」
「本人が喜んでいるからいいんじゃないんですかぁ」
ここ、なんか好きだなぁw
ミーナとラムの、ドライな反応がいい味出している。
ところでラムの頭に付いているのは、カタツムリ?
キャサリン(キャシー)が転属!?
管制官とは、まさに早瀬的な立ち位置。
初めて見たとき、髪の色だけで早瀬未沙を思い起こしたキャラだからなぁ。
アルトたちの恋愛面には参加してこないだろうけれど、
これはなんとなくOKな展開。
「さらに複数、まもなくデフォールドしてきます!」
うっわ~、バジュラの親玉か、敵の母船のようなものでも出てくるのかな?
「ギャラクシー所属……デネブ級、カイトスです!」
「どういうことだ、なんだこの有様は!?」
傷ついた巨船、張り付いたままのバジュラ。
手も足も出せずに、とにかく急いで助けを求め飛んできたことがわかる。
なんだか凄いドキドキするよ、この展開。
関係ないけど、このとき脳裏に「ナウシカ」の1シーンが過ぎった
(蟲に襲われたペジテの船のシーン)
シェリルのイヤリングを届けに来たアルト。
2人っきりでいい雰囲気の中、ミハエルから出動の催促。
「持っていて。言ったでしょそれ、幸運のお守りなの。だから…」
”死なずに戻ってきて”という意味なのは承知のとおり。
大切なものを託すということは、
シェリルにとってアルトはそれ相応の人になったのだとわかるシーン。
「身よりのない私が暮らすには、あの船は最低だった……」
うっわ……、孤児だったのか。
そういう過去を設定してありましたか。
「お前にそんなしおらしい顔されると反応に困る」
いや、ごもっともで。
普段は強気の振る舞いを見せるシェリルの弱気な言葉。
たしかに良い意味で困るなぁ、これ。
このときふと感じたのが、
シェリルが自分の過去を正直に話している点と、
アルトが正直に気持ちを伝えている点。
シェリルが心を開いているというのはわかるけれど、
アルトも(元々の性格かもしれないが)、素直な感想を述べている。
これはかなり2人の距離が近づいているなぁ…(ちきしょうw
「貸すだけだからね、ちゃんと返しに来るのよ!」
照れ隠しの基本w
そしてアルトは戦場へ。
シェリルは最終公演のステージへと立つ。
ここで「ダイアモンド クレバス」キター!
なんか、ぐんぐん盛り上がってきたぞ、おい!
「マクロスクォーター発進!」
クォーター? 1/4ってことか。
フロンティアから分離し、アルトやSMSの隊員らといった主要キャラを乗せ、
ギャラクシー船団がいるであろう空域へと飛び立つ。
やばい、なにやら徐々に鳥肌が立ってきた。
戦闘はまのがれない危険な区域への旅立ち。
12光年の先に待つのは、やはり地獄のような光景なのだろうか…。
このマクロスクォーターの発進時の映像に、
旅立ちへの心配と、宇宙への浪漫という、
色々と入り交じったゾクゾクする感覚に襲われました。
「絶対に死なないと約束した。だから万一のときはよろしく頼む」
それ、死亡フラグに取れますが? オズマ隊長。
”絶対に死なない”、”万一のときは”……やばいなぁ、これ。
心情としては無事でいてほしいけれど。
しかし”隊長”、”血の繋がらない兄”など、
死によってドラマとして活きてきてしまう素材を沢山持っているキャラだからなぁ。
不安と希望を乗せて飛び立つ船団。
「必ず生きて、フロンティアに戻ってくるぞ!」
まるで戦士を戦場に送るかのように、称えと悲しみを歌に乗せ
シェリルが「ダイアモンド クレバス」を熱唱し続ける。
フロンティアの上空でフォールドする船団を、ただ見つめることしかできないランカ。
くっぅ~~!
これなんて最終回前話だよ!!
第6話でここまで盛り上がりを見せますか。
もうね、ゾクゾクが止まりませんよ。
まさかランカとシェリルを置いて、アルトが別の場所へと飛び立っていく、
そんな展開になるとは思わなかった。
予想を裏切るな~。すげーいいよ、これ。
そしてそのままエンディングへとスライドしていく。
ええい、後半部だけで5回は見返したじゃないか!(誉
さらに次回予告。
唐突に映し出されたデストロイドモンスター。
まさかここで出してくるとは! うっひょ~、かっけぇ~! 初期ファン感涙w
えーと、シェリルだよね? なんかとても幼く見えるのですが……過去話?
なんだかもう予測が付かない。
早く次回が見てぇぇーー!
余談ですがTOP絵にシェリルの水着姿を描いてみました。
部分的に大きくしすぎたかもしれない(笑
このご時世、きっとあると思っている水着の回(コンテストは別)。
この感じだと、しばらくはお預けか。