2009年6月 終了アニメ 感想 まとめ (3) 「けいおん！」

恒例の終了アニメの感想、３回目！

６月末に最終回を迎えた作品を、数回にわけてその感想を書いていきます。
７月開始アニメが続々スタートするので巻きでいかないと！

今回は「けいおん！」だけに絞っての感想です。

いつもどおり個人的にランク付けをしています。
◎…かなり良い
○…良い
△…まぁまぁ

加えて細かな点数付けも行なっています。
評価は辛口なところもありますので、ファンの方はご注意ください。

◆けいおん！　（◎）

前半は新鮮さもあってすげー面白かった！

でも後半、特に２年生になったあたりからのネタのループにゲンナリ。
作者の引き出しの少なさにツッコミ入れたほどでした。

気になったのは、メンバーが４人いるのに、
スポットが当たっていたのは唯と澪だけ。
やっぱり律や紬の回は入れるべきだったと思う。
個々のキャラをピックアップしていくことで全メンバーへの感情移入が高まり、
作品全体の面白さに対する底上げにつながる。これ基本。
果たして原作にそれだけのネタが無かったのか、
それとも京アニが削ったのかはわからないけれど。

この作品、かなり京アニ補正が効いているんだと思う。
さすがなのは、絵、構図、テンポ、そこに計算された上手さがあるところ。
絵柄はふわっとしていて柔らかそうなキャラ、
動きも滑らかで京アニ特有のこだわりを感じるなと。
アニメの相乗効果で原作も売れるとは思うけれど、
ほんと京アニあってこそだと思うよ。

さらにそこへ声優の力が加わったところがまたポイント。
４人とも聞いたことの無い名前だったので初めは心配したものの、
みなさんスタートから上手かったです。

特に豊崎愛生さんは、唯に100％リンクしていたと思えるほどの良さ。
キャラの魅力を最大限に引き出してくれていたと感じるよ。
この人は次クールで引っ張りだこになるんだろうな～と思っていたら
本当に名前が激増していてビックリｗ

これで毎回１つはドカーンとくるネタが仕込まれていれば
もっと評価が高かったと思う。
ちょっとまったり面が多く、私的には物足りなさを感じるんだよね。
あと、ワイドかつHD放送だったらな～。
TBSの4:3放送、どうにかならんものかと小一時間…

とはいえ、全体を通せば観返したいと思える良い作品です。


ストーリー・・・4
キャラクター性・・・5
画・・・4
演出・・・4
音楽・・・5
総合的な評価・・・4

総合点・・・26





◆「けいおん！」各話感想



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