◆まさに痒いところに手が届いたアップデート
これまでは仕様だからと諦めていた部分が満遍なく対応され、
まさに痒みが止まるほどの心地よい内容でした。
1)ホーム画面に壁紙が設定できる「ロック中の画面」には壁紙を設定できたのですが、
アプリがズラリと並ぶ「ホーム画面」のバックは黒単色でした。
そこに壁紙が配置できるようになっただけ、なのですが、
アプリとの兼ね合いも含め、より華やかになるのがイイ!
2)フォルダが作れる
これまで1つのアプリを並べていくだけのホーム画面。
1ページ16個のアプリまでしか置けないため、
アプリが増えればおのずとページが増える。
増えすぎたページ間の移動はかなり面倒でした。
そこで今回、フォルダが作れる機能が追加!
フォルダにアプリをまとめられるというのは、
iPhoneにとってはかなり素晴らしい部類の仕様なのです。
同じフォルダに入れたいアプリ同士のアイコンを重ねるだけ。
フォルダから出したいときはフォルダの外に出すだけ。
すげー簡単! なにこの直感的な操作w
これまで7ページあって大変だったのを3ページまで減らせて嬉しい!
下1段を空けて気分的にスクロールしやすくしてみたり。贅沢だw
整頓好きな自分としては、何をどのフォルダにまとめるかで悩み、
この作業だけでかなりの時間を費やしてしまいましたw
ページ数が多い方はiTunes上でやると楽かもしれませんね。
・フォルダ名について
フォルダ名は自動で付きますが、自分のわかりやすい名前にしたほうが良いですね。
全角なら6文字まで?が画面上で全部見え、それ以上は中央が「...」になるっぽい。
たとえば「シューティング」は「シュー...ング」に。
なので長くなりそうなら英語にしてみるのもありかと。
3)ユーザー辞書の登録
これ、今までできなかったんですよ。
自分は「連絡先」に登録する裏技的な方法を使ってました。
また、それ専用のアプリなんかもいくつか出ていましたが、
これでもう必要ありません。
特に自分が使いたい顔文字をさっそく登録しておきました。
設定から「一般」→「キーボード」→「ユーザー辞書を編集」で登録。
4)画面を縦方向にロック
寝っ転がりながらサイト閲覧をしたい場合、
自動で画面が横になってしまい見えづらかったんです。
それを縦方向のままロックする機能。
微々たる調整ですが、望まれていた機能なのでこの対応は喜ばしいです。
5)iPhone向けのiBooks
iPadではすでに公開されている電子書籍の公式ビュアー。
サンプルがいくつかDLできますが、まだ日本語の書籍は見当たらないので
これからどんどん企業側に対応していってもらいたいですね。
ちなみに電子書籍のビュアーは
各社がこぞって独自のアプリを作っており、すでにいくつかあったりします。
正直言ってビュアーに力入れるよりもコンテンツに力入れてくれよって思う。
これからはすべてiBooksに統一してほしいなぁ(面倒なので)。
6)マルチタスク
iOS4の目玉の1つでもある、アプリを同時に複数立ち上げておける機能。
今のところアプリ側で対応されているものが少ないこともあり、
ちょっと恩恵が見え辛かったです。
対応アプリが出てきてからの、これからの機能ですね。
その他にも、
・カメラ:5倍デジタルズーム機能と位置情報の追加
・Bluetoothキーボードへの対応
・iPhone上でもiPodのプレイリストが作成可能(これまではiTunesで作っていた)
・お好みのアプリを友人に贈れる機能
・ミスタイプにおけるスペルチェック(英語のみ)
などがあり、iPhone4上ではさらに多くの機能が使えるようです。
下位機種を持っている人からすれば喜ばしい内容ですが、
iPhone4から初めて手にする方にとっては
これが通常になるので喜びは伝わり辛いかも知れませんが。
◆気になった点
・カメラのシャッター音がかなり大きくなった。
盗撮防止でしょうから良いと思います。
・自分で用意した画像を壁紙に使っていましたが、
アップデート後にそれら写真がぼやけて見えるようになってしまった。
しかしそれはiOS4に最適化されていないことが原因のようなので、再同期で直りました。
「フォトライブラリ」に真っ黒になった画像などが出てきて
レイアウト自体がおかしくなった場合、
一度iTunesからライブラリ内の画像をすべて削除した状態で同期させ、
改めて画像を指定して同期したことで直りました。
◆総括
正直このアップデートだけで、欲しかった機能が手に入った感じです。
とにかく満足感が高い。
3GsならiPhone4への買い換えはいらないとさえ思えました。
ますます普通の携帯には戻れなくなったな~。
ジョブス、よくやってくれた(゚∀゚)!