2012年08月30日 - 氷菓 「これは千反田とのゲームだ」校内放送から二人で始まる推理ゲーム。前向きに取り組む奉太郎。えるはどこか意識的。何このラブラブモードはw第19話「心あたりのある者は」 「控えめなんですね、折木さん」今日はのっけから部室で二人っきりの夫婦モードか!叔父の葬式に来て欲しい、折木はすごいと褒めるえるちゃんは、モジモジしたりとなんだか片思いのような態度だ。「推論を立ててください!」10月31日 駅前の功文堂で買い物をした心あたりのある者は至急、職員室柴崎のところまで来なさい。よほど暇だったのか、それともえるの自分への期待を下げるための思惑なのか、省エネの奉太郎がまたしても自ら推理に乗り出すとはね。このシーン。奉太郎は前から顔を赤くしていたけれど、以前のえるなら気にせずグイグイ寄ってきていたところ。それがなんすか、えるちゃん意識しまくりじゃないかー!そこが以前と違う大きな点。「きな臭いの”きな”って何でしょうね?」真顔で聞いたら「知らん」と一蹴されて「んー!」と膨れるところが可愛かったw深読みするとこれ、「きな臭いですね」と聞いたところからここまで予測しての行動にも見えた。好きな男子に対して可愛さを出す戦法の1つとしてね。そこから推測すると、やはり最近のえるはかなり奉太郎を男として意識していると。「Xは犯罪に関わっている」万引きという線が最初に上がりそうだけれど、「買い物をした」と言っているから買い物はしたんだよなぁ。えるちゃん迫る!迫る!迫っ……もう一押しだった。「ゲーム終了だ」生徒Xは偽造一万円札を使って買い物した。アバンで見せた張り紙が振りになっていたか。謝罪文を書いたであろうと推測した上で、偽札とわかって使ったのは明白。偽札を公的機関から入手することは不可能。となれば人づて。人づてでもらっても偽札だと拒否できなかった状況とは、立場が上の相手から貸した金が返ってきた場合。これですべて決着と。なるほどお見事だね。前回といい、奉太郎はどこか前向きに。えるとの出会い、古典部との出会いで少しずつ心に変化が訪れてきている。奉太郎に対して異性という意識が欠けていたえるも、なんだかとても意識的な振る舞い。二人の変化もこの作品の見どころなのだろうね。【過去ログ】●第18話「連峰は晴れているか」●第17話「クドリャフカの順番」●第16話「最後の標的」●第15話「十文字事件」●第14話「ワイルド・ファイア」●第13話「夕べには骸に」●第12話「限りなく積まれた例のあれ」●第11.5話「持つべきものは」●第11話「愚者のエンドロール」●第10話「万人の死角」●第9話「古丘廃村殺人事件」●第8話「試写会に行こう!」●第7話「正体見たり」●第6話「大罪を犯す」●第5話「歴史ある古典部の真実」●第4話「栄光ある古典部の昔日」●第3話「事情ある古典部の末裔」●第2話「名誉ある古典部の活動」●第1話「伝統ある古典部の再生」ツイート