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ワルキューレの降誕 [◆アニメ]

ワルキューレの降誕 (1)
作者: 冨士宏
出版社:マッグガーデン


6/10発売された単行本
「The Birth of Walkure ワルキューレの降誕」を購入しました。

「ナムコ×カプコン(PS2)」の発売にも合わせて、タイミングの良い発売です。
「コミックブレイドMASAMUNE」で連載しているのですが、
読んでいませんでした。やはり単行本で一気に読みたい、そんな作品です。


ネタバレはあまりせず、軽く内容を言えば…

まだまだ幼さ残る、女神としては未熟な頃のワルキューレの話。
大時計が建てられ、時の鍵を抜き取られるまでの間という位置づけです。

ワルキューレの住む天上界にヤリのような大きな幻影が現れ、
地上界ともども異変が起こり始めます。
その原因究明を託されたのが若きワルキューレ。
果たして何者の仕業なのか…

といった感じ。


まだ子供っぽいというか、元気に動きまわるワルキューレが印象的です。
サンドラ、ズール族の女の子、そしてヴィオレットなんかも出てきます。

 

---ワルキューレの歩み---

「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」

私が初めてワルキューレの作品に触れたのは
1986年に発売されたFCソフトの「ワルキューレの冒険 時の鍵伝説」。
RPGです。


パッケージの金髪美少女に心揺さぶられました。
とはいえファミコンソフト。
テレビ画面に映し出されるキャラクターは四角いドット絵。
「あの絵の美少女はどこ!?」
と、今の子供たちなら憤慨しそうな勢いですが、当時はそれが当たり前。
プレイしながら脳内で補正して遊んでいました。


主人公は美少女とはいえ、ゲームの難易度は高かったです。
むしろ理不尽(笑
ゲームの中断はパスワード方式
ただし記録されるのは重要なアイテムのみで、
せっかくお金を貯めて買った薬品などはすべて消失します。
加えてスタート位置はいつも同じ場所。
手に入れたアイテムも盗賊に盗まれることもしばしば。
今だったらとてもやってられないゲームですね(笑
それでも当時のプレイヤーはそういうゲームを存分に楽しんでいたものです。


何が惹きつけるのでしょうか、それでもワルキューレ人気は高いです。
当時は女性の主人公はタブーという流れがあったらしく、
そんな中で出てきた美少女が印象的だったのでしょうか。
未だ人気衰えずです。自分もそんなファンの1人。


ゲーム雑誌でワルキューレのイラストがあろうものなら
雑誌を即買いしたぐらいです。
ナムコ直営のゲームセンターで配布されていた「NG」も欠かさず見ていました。
ゲームショップの店員さんに無理を言って、
FC版のポップをもらった記憶があります。(たぶんまだ実家で眠っているかと)


「ワルキューレの伝説」
そんな人気から、1989年に続編となる「ワルキューレの伝説」が
ゲーセンで登場。こちらはアクションRPG。
ええ、つぎ込みましたとも。
さらにPCエンジンで出るというので、
本体を持っていないのにソフトも買いました(笑

 

「サンドラの大冒険」
ワルキューレシリーズの作品中に出てくる「サンドラ」と言われる種族。
そのサンドラが主人公の横スクロールアクションゲームがSFCで出ました。
ワルキューレと出会うまでの話ということで、ワルキューレ登場に期待して
買ったのですが、出てきたのはエンディングにちょこっと
ちゃぶ台があったらヒックリ返していましたね、ホント。

なぜなら、このゲームが超激ムズ
難易度はハンパじゃなかったです。
最終面(だったかな?)、見えない床を探しながら進むという場面に
何度コントローラを投げ出しそうになったか
これもすべてワルキューレ見たさの気力だけでクリアした作品でした。


「ワルキューレの伝説外伝 ローザの冒険」
PCソフトで出たアドベンチャーゲーム。
同人ソフトっぽい感じです(笑
新しい部類ですが、逆にあまり内容を覚えていません。
この作品で初めてヴィオレットが出てきたのかな。


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今回の「ワルキューレの降誕」は、
FC時代からイラストを手がけていた冨士宏氏が書いているということで、
それだけでとても価値を感じています。
巻末には、イラストボードとしてラフスケッチが23ページも掲載されています。


想いが多いだけに長々と語ってしまいましたが、
ファンなら買いの一冊ということは間違いありません。


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コメント 4

おーしゃん

お邪魔します。
自分もワルキューレはFCから入った一人です。
もちろん、ACの「伝説」にもつぎ込みまくったものです。

そして、現代によみがえった冨士宏版ワルキューレ。
青春時代、ワルキューレに触れた者には、まさに即買いの一品。
二十年近い時を経てなお、色あせぬ美しい姿はまさに女神ですね。
いやぁ、ホント罪な女(ひと)です。(笑)
by おーしゃん (2005-06-14 23:54) 

カルディア

>柾木神威さん
いらっしゃいませ! コメントありがとうございます(^^
おお、 同じようにFCからでしたか!
これだけの時を経ても人気の衰えない
女性ゲームキャラクターというのも珍しいです。
ホント、未だに私たちを魅了する、罪深き女神ですね(笑)
by カルディア (2005-06-15 21:35) 

岩宮

こんにちは。
『ワルキューレの歩み』楽しく拝見いたしました♪
私もファミコンでワルキューレやったことがある口です。
いやぁなつかしい~(^o^)
by 岩宮 (2005-06-16 18:20) 

カルディア

>岩宮さん
コメントありがとうございま~す(^^
おお、ここにもFC時代を知る方が!
時が経った今、こうしてゲーム以外で彼女の活躍を
見せてもらえるのって、嬉しいですよねー。
by カルディア (2005-06-17 11:57) 

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