SSブログ

マッタリとDVD鑑賞 [映画]

本当は遊びに行く計画のあった3連休。
足を怪我してしまったためにキャンセルですよ…トホホ。
この連休でしっかり治したいと考えつつも、スッポリと穴の空いたスケジュール。
そんなわけで、土曜日はDVDでもレンタルしてマッタリしようと考えました。

新作はそれなりにコンスタントに借りるので、今回は今まで見逃してしまった
新作ではないタイトルを基本的に選ぶことに。

借りたのは
「スチームボーイ」
「イノセンス」
「ワンピース オマツリ男爵と秘密の島」
「バイオハザード2 アポカリプス」

の4点。
うはは、アニメに偏ってしまった(笑

これを1日で見る計画です。

 

以下、感想

【スチームボーイ】
今回の大友監督作品の見所は蒸気なのだろうか?
とにかく蒸気というか、煙の流れるような描き込みが凄かったです。
人に吹きかかる蒸気、街を埋め尽くす蒸気、小さなものから大きなものまで
とにかくそこに空気を感じるようです。

家の中を映しながらググーっと外へとカメラが引いていく演出や、
高い所で風が吹き抜ける演出、何も無い空間なのにそこに空間があるということを
わざわざ描いているわけです。この手抜きの無い演出が気持ちよかったです。
屋根の瓦が一枚一枚崩れ落ちる様や、ガラスの破片がパラパラと落ちる様、
ほんと細かいです。監督のオハコだとは思いますが、こだわっています。

対立する父と祖父の間で、どちらが正義なのかと揺れ動く少年の姿が
また良かったです。
既存の作品で良く見かけるパターンとしては、初めに悪い方に付いていて、
そこが悪だと認識した主人公が次は善の方へと寝返り、そこでヒーローとなる。
でもこの作品では、どちらが善でどちらが悪なのか、見ている方もなかなか
検討がつきません。
そうした部分で揺れ動く少年が、初々しかったです。
お話は難しくなく、素直に見ることができました。


【イノセンス】
「GHOST IN THE SHELL」に続く、「攻殻機動隊」の映画版第2弾です。
「GHOST IN THE SHELL」を「パトレイバー 劇場版」だとすれば、
「イノセンス」は「パトレイバー2 the Movie」みたいだと感じました。
要するに前作ほどストレートで分かりやすい話ではなく、心理的描写が多い作品で、
激しい戦闘はさほどなく、地道に謎を解いていく感じでした。
押井監督はこういう描写の方が好きなのかな? と、ライトユーザー的には
そう思いました。
まぁ、テレビ版を見ている方なら問題無く受け入れられた作品ではありますが。

キャラクターの絵柄はテレビ版の方が好きです。
現在放映中のものも質がとても高いのですが、「イノセンス」での背景描写は
異常なぐらいステキです。
ストーリーの方は、私のコンニャク頭では一度見ただけでは把握し辛い部分も
ありましたので、できれば次は大きな画面で改めて見てみたいものです。


【ワンピース オマツリ男爵と秘密の島】
これは新作ですね。
…って、オフィシャルでは7月21日発売になってるんですが…

それはさておき、今回は絵柄がなんか違います。
CMでも感じていたのですが、なんか「サムライチャンプルー」っぽい。
スタッフかぶっているのかな? ライトヲタクなのでわかりません(笑
なんて言うか、とてもシュールな絵です。
キャラクターに影が描かれていないというのも理由ですが、
見やすくなっていて、その分よく動き回ります。
テレビ版は原作に忠実な絵柄ですが、こっちの方が好きだったりします。

子供向けなのでストーリーは難しくありません。
男爵のいる島へ行って、最終的には悪いやつを倒すだけ。
今回は「仲間」という部分を今まで以上に色濃く伝えようとした作品。
ただ、ちょっと長い気がしました。中だるみがあるというか、
90分も使う必要はなく、60分にまとめても良かったような気がします。
「ねじまき島の冒険」の方が面白かったかも。
キャラクターの服装が普段と違うので、ファンなら一見の価値ありかもしれません。


【バイオハザード2 アポカリプス】
有名ゲームの映画版、第二段です。
「バイオハザード(ゲーム)」は1~3までが好きです。
「2」は10回以上プレイした記憶があります。
でも一番は「1」ですね。初プレイほど衝撃的なものはありませんから。
「ベロニカ」は1プレイでお腹いっぱい。
「0」は拾ったアイテムを床に置かなければいけないというシステムが
好きになれませんでした。そこは別にリアルを追求せず、ゲームとして
楽に遊ばせて欲しかったです。
「アウトブレイク(ネットワーク)」は少しやりました。
マラソンプレイになってからはやる気が失せてしまいましたが。
「4」はやっていません。
もういい加減、アンブレラ壊滅させてくださいよ(笑

映画の方は前作がとても面白かったので、今回も期待して見ました。
基本的には「2(ゲーム)」の映像化です。
前作同様にアリスが主人公で、今回はジルも出てきます。
ジルは「3(ゲーム)」の格好です。
序盤でアリスが着替えるシーンがあるのですが、これは「3」でジルが
着替えられた店のように感じました。1週目をクリアしなければ
その店で着替えはできないのですが、ゲームファンならニヤリですね。

前作もそうでしたが、出てくるモンスターがゾンビ(人&犬)とリッカーだけです。
個人的にはハンターを出して欲しいと願っていたのですが…。
映画としての演出では不要なのかもしれませんが、キメラ、巨大プラント、蜘蛛、
サメ、大蛇、ワニなどを、ちょっとだけでもいいから出して欲しいものです。

今回は新キャラとしてネメシス(追跡者)が出てきます。
「STARS…」と発してくれたのは嬉しかったですね。
ゲームではあの声に何度恐怖したことか。
行き止まりで出てきたときには、画面に向かって謝りましたよ、ホント…。
けれど映画の中でのネメシスはそこまで凶悪ではありませんでした。
何かちょっと悲し気な目をしています。理由は明らかになります。

前作同様、主人公のアリスが激強です。
ジルも強いのですが、アリスは次元の違う強さを持っています。
弾が無くても格闘でゾンビを倒せるんですから。
これ、隠しキャラでゲームに出してくれないかなぁ。

そして、明らかに次回作がある感じの終わり方。
次こそはハンターを出して~。

 

というわけで、1日で見終わり「DVDでマッタリ」な日は終了。
捻挫はだいぶ良くなり、多少歩き方はぎこちないのですが、
近場なら散歩できるぐらいまで回復しました。
頑張れ、自分!


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0